来るなら来てみろ もっきりや
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2005年10月
前の月 次の月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
最新の絵日記ダイジェスト
2013/08/09 予定の作業をこなす
2013/08/08 最後の焼畑のころ
2013/08/07 他人の力で生きてゆく
2013/08/05 貧すりゃ鈍する
2013/08/04 僕はツールド栄村でいいと思う

直接移動: 20138 7 6 5 4 3 2 1 月  201212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200811 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200711 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200611 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200411 10 月 

2005/10/28(金) カモシカ
 今日の水道工事を終えて旧電車道を荷を担いで帰って来ると、まだ若いカモシカが草を食んでいる姿を見た。
 カモシカは自分のテリトリーを持った動物で、このカモシカは去年までいたそれと比べるとずいぶん若い固体のように感じた。およそ50メーターの距離で対峙して見ているとしばらく草を食べながらこちらを伺いつつ、やがて斜面を登っていった。
 その場に立つと所々奴さんの食べた草が見えた。その草の名前を私は知らないが口に入れてみると少し苦味がかった味がした。

2005/10/26(水) 回復傾向
 早朝、湯に手伝いに行って少し自分の溜まっていた仕事に取り掛かります。ゴミを始末して部屋を片付けます。そばの茎を燃やして焼き物を趣味にしている友人に釉薬用の灰を作ります。勿論洗濯は当然のことです。水場に黒パイプを180M運び入れてもう一箇所の水を引く段取りをつけます。すると秋の陽はすっかり消えて一日の仕事は終わるのです。溜まっていた仕事が片がつくとナンだか気分が晴れて気持ちよく酒が飲めます。
 稼ぎ仕事の大事さはわかるのですが、自分の予定をこなして行くこともまた大切です。

2005/10/23(日) 車来たりて、雪も来る
 昨日2年行っていた年末の出稼ぎが怪しくなってきたという連絡があって、さて困ったと感じながらその夜はラテンギターで浮かれておりました。まー進化する機会を与えられたのだと考えてその夜は眠りました。
 朝起きてみて驚いてしまうのです。雪が、雪が、雪が積もっているのです。これにはまいったなー。何しろ2台の非四駆の車がここにあるのです。一瞬8月の災害時の状況が思い浮かぶのです。ただ雪は止んで晴れつつある空が一抹の救いでした。昼前に雪は殆んど消えたのを幸いに車を脱出させます。大家さんのN1さんがやって来て不整脈がでたというので少し休んでもらって送っていきます。元気でも年齢には勝てません。とにかく無理はしないでと強くお願いするものです。
 その後湯に手伝いに出て今日の一日は終わりましたが、夕方から降り出した雨が明日の雪を呼び込まないように念じながら、「思う無かれ心外無窮のこと」です。

2005/10/21(金) 「私の明日はどこにある〜」
 昨日の走り書き。
 あすは湯もお休みということで手伝いには行かなくても良いようなので、今夜は夜更かしします。蕎麦はちゃんと打つつもりです。でも心が空っぽです。秋、夜がふけて行くなか周りを見ないようにして孤独を打ち消しながら都はるみを見ました。冬に見るそれと違って慰撫されるというよりそこに流れる歌の意味に泣きます。考えてみればここに座して10年、年を取ったわけです。何時事故に逢おうが、終わろうが致し方ない歳に近ずいて居るわけです。何だか全てをひっくり返して自分だけの我がままで生きてやろうかと考えます。画面に向かって正座して泣きそうな都はるみを見ていると昔、彼女を嫌っていた女がいて「バカ者」と一喝したこと思い出します。ビートルズもいい。JAZZもいい。でもオレは「女の海峡」に泣いていました。
 と書かれていました。酔っていたので口からでまかせのようですが、日記の千日手を打ち破るべく載せてしまいました。
 風が強かったけれどそば打ちは終了。そば灰は風の無い日に燃やします。そば釉薬はほぼ出来上がったも同然です。

2005/10/20(木) きれいな夜明けだった!
 手伝い仕事に向かう途中朝焼けの鳥甲を見ました。パチリと写してみました。案外良かったので今日の写真に使いました。
 仕事の合間に蕎麦を打ってみます。時間が無いので差して出来ませんでしたが、この調子なら明日一杯で終えることが出来そうです。天気は明日までは大丈夫のようです。明日明後日と久しぶりのお客さんが来てくれますのでそれまでには終えたいと考えます。
 手伝いに行かなければなりませんが、自分の仕事を畑の中にシートを敷いてJAZZでも聞きながらやっているのは結構安心できる仕事です。それにしても晴れ間は有難いと感じます。

2005/10/18(火) 今日はお休み
 予定どうりには行きません。昨夜からのシトシト雨に蕎麦も濡れていて蕎麦打ちは出来ません。台風20号の動き方にもよりますが晴れるのは21日以後ということになるようです。
そんな訳で今日はソファーに横になって毛布を被って本を読んでいました。最上徳内、林子平、大黒屋光太夫、高山彦九郎。寛政の頃の日本の人物史です。田沼時代の開かれた政策から以前の堅苦しい時代錯誤に戻ってしまった頃の知識人たちの苦悩は今の人から見ればそんなバカなと思われるでしょうが何時も生き死にのことがそばにあって、尚且つ自身の意見、主張、意志を激甚な努力で真っ当して行く力には圧倒されます。ところが彼らは一方で普通の庶民でもあって、いたって呑気にやり通して行くのです。マッそんなふうに一日を過ごすのもいいものでした。
4時から湯へ手伝いに行ってお風呂に浸かって帰ってきたらまだまだ体が温かいのです。やっぱ温泉だね。

2005/10/15(土) 貧乏暇なし
 今日は土曜というのにお客さんは現れません。まっツ人生そんなものです。
 昨夜援軍要請のあったみずとやさんに出かけて8種類の天然きのこの食事サービス業務をこなしてから湯のお手伝いです。サラ金に追われているということはないのですが、二つのアルバイトの掛け持ち(なかなか持てます)で一日が終わります。
 ようやく色づき始めた紅葉のせいか何処も少しづつお客さんが増えているようです。昼の援軍仕事をこなしながら聞くと志賀高原あたりは見ごろということで道の混雑を計算に入れても是非志賀高原経由できてみたらいいのではと考えます。
 刈り終えて干している蕎麦に無常の雨が降るのはしょうがないとして、昨日薪の始末をしておけたのはlucky〜、そのうち雨も上がるでしょうし、乾いたら蕎麦打ちをしましょう。

2005/10/14(金) 陽のあるうちに馬草は干せ
 天気予報がいいように外れて予定の仕事を終えました。
 朝、湯にお手伝いに行くも番頭さんの活躍で出る間もなくお湯とご飯を頂いて帰ります。天気が良いので洗濯をして、干してから薪と格闘を始めました。「陽のあるうちに馬草は干せ、思う無かれ心外無窮のこと」でありまして頑張ります。JYAZZを大音量で流しながらマル・ワルドロン、デクスター・ゴードンに助けられながら5時半に総てお仕舞。
 千住でもっきりやをやっていた時、市場に小島青果という八百屋があってそこのオヤジさんが縮じれっ毛の大男で、あの時もう70歳近かったんじゃないかな。デクスター・ゴードンに似ていて、好きだったなー。
 このところどうにか山は色づいて来たようでどうにか秋らしくなってきました。「掲示板」に今日の紅葉を載せておきますので、見てみれば。

2005/10/13(木) 汗を掻いて労働に勤しむ
 今日は良く働いた。
 朝の5時に穏やかな登山家を登り口まで送っていってから、湯に手伝いに行ったもののこれは僕の勘違いでお客少なく帰還。洗濯をして干して食事の後、蕎麦刈り。ひとりでやるとしたら腰が痛くてきっと今頃は寝ているのは必定。でも今日はN1さんが手伝いに来てくれて午後の2時ごろには終えることが出来ました。これは嬉しくて83歳になるN1さんの後姿に何回も頭を下げるしかありませんでした。N1さんはなめこを見て帰られました。
 残った私は薪を家の中に積み上げます。まず、EBちゃんのご指示を守るべく火付きの悪い杉を外に積み上げます。玄関を掃除して2列、天井まで積み上げるのです。薪ストック場所をきれいに掃いて、畑脇の薪を軽トラに積んで玄関まで2往復。これで6時になりまして作業を終えました。
 天気が良ければ作業は進みます。予報は明日は良くないようですが降らなければ後5回玄関内に入れて、薪ストックに5回。2日の仕事でしょう。そういえば4時ごろバイクの青年がふらっとやって来て帰っていきました。泊まってもらいたかったなー。

2005/10/12(水) 今年の新米を食べました。うまい!
 毎年津南相吉のKのおじさんの稲架架け米を友人に頼まれて送っています。これがなかなか面倒な作業で昨日のような疲れる仕事の後では尚のことです。しかしやってしまわなければ先へは進めず頑張って今日友人の所を借りてやり終えました。ホットしました。帰りながら妙法牧場を通ると呑気に牛乳石鹸が草を食んでいます。牛も大変ですがその大変さを忘れて牛になりたいと思ったりする瞬間です。
 今日は鳥甲に上るお客さんがいまして、縦走するため屋敷の登山口で待ち合わせ彼の車を置いて軽トラで共に帰ってきました。とても穏やかな初老の登山者で明日は5時に起きて和山の登山口まで送っていきます。無事の下山を祈りつつ、明日早いので寝ます。

10月絵日記の続き


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.