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2005/01/12(水)
帰ってみれば、この始末
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帰りました。 どうにか伊達巻戦争を無傷で終えて、退却中に流れ弾に当たって年末年始、野戦病院で治療。どうにか風邪も治ったかと思う暇なく部隊は雪中行軍。野沢スキー錬兵場にて給仕兵として勤務。しかしながら条件の変更でやむなく不名誉除隊。これで一般人として秋山に帰り着きました。シメシメ。 帰ってみるとあまりの雪の多さに心胆が凍りつくのでした。その日は仁成館に泊めてもらい、翌11日昼前から夕方まで屋根の上でした。私の背丈ほどの雪は中々のものでして、一人で屋根にいる孤独感に痺れるのです。その間も雪降り止まず。今年の冬将軍の正規部隊の攻撃は容赦なく、怒涛の進軍です。 翌日は晴れましたが、家の中は玄関でマイナス4度、その寒さったらありません。件の薪ストーブにどんどん薪をくべて降ろした雪の片付けをします。お風呂をもらいに仁成館に行くとご主人が広い屋根の上で一人で雪を降ろしているのです。もう暗くなる時分までもくもくとした作業が続きます。その夜一人で「さらば我が愛」を見るのでした。 昨日も気が付くと屋根の上でした。11日、あまりきれいに落とせなかったとこをと思って上がると、また50センチ積もっていて、予報もずーっと雪だるま。しょうがないと諦めました。 今日の降りは中々で、雪はどんどん降るのです。屋根を見上げるとまた60センチ。何ということでありましょう。スノーダンプをにぎったまま天を仰ぐのです。指は痛いし、体は冷えるし玄関と明り取りの除雪を終えて早々に家へ入るのです。
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