来るなら来てみろ もっきりや
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2013年2月
前の月 次の月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28    
最新の絵日記ダイジェスト
2013/08/09 予定の作業をこなす
2013/08/08 最後の焼畑のころ
2013/08/07 他人の力で生きてゆく
2013/08/05 貧すりゃ鈍する
2013/08/04 僕はツールド栄村でいいと思う

直接移動: 20138 7 6 5 4 3 2 1 月  201212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200811 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200711 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200611 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200411 10 月 

2013/02/05(火) いろいろあるが
 このところ順調で水も凍結もなく良いあんばいだった。
 今朝は仕事なので5時50分に起きだしてまず弁当とタミコへの線香を準備する。ところがガスが変なのだ。火力がない。そのうちに消えてしまう。初めてのことで面食らった。外に出てボンベを予備に切替えてみても同じなのだ。今までのボンベのガスの残量は充分に残っているのにさてどうしようということだ。どうしようもないので担当の人に連絡を入れてみるのだが要領を得ない。しょうがないから仕事に出た。
 帰って再度挑戦の前にガスを使ってみると今度は何の問題もなく火力もある。キツネにつままれたようだが、よく見るとボンベの接続ホースのコックに不具合があるようだ。担当者はそれでは春になったらホースのジョイントを替えましょうと呑気だった。でもしょうがない。こんなこともある。水や電気が切れたとしても薪さえあれば水を作れるし電気が切れれば早く寝てしまえば良い。ここはまだいい方だ。

2013/02/04(月) 2月の雨の雨だれの
 北極海の氷が少なくなるほど気候の変化は激しいと勉強した。東京も暖かいと報道されたがここも例外ではない。少し内陸に入っているせいか今年の積雪は2mには達していない。このところの気温の上昇や南風で1mほどに減ったようだ。暮らしている人間には上等なのだがまだ2月のはじめ、これから大雪になっても少しもおかしくはない。雪も面倒だが雨に濡れるのも大変だ。
 申告はどうにか目途がついた。明日は仕事だというので明後日辺りに申告用紙を貰ってきて、サッサと提出しよう。そして大掃除をして包丁を研いで障子を張り替えて煙突を掃除して一杯飲んでゆっくり出来る時間を作ろう。ツイッター小説なるもののポルノ版を書いてみようかとも…

2013/02/03(日) イノシシはそれでも頑張る
 昼までは雪でその後うす曇といったところだ。気温は3度結構いい気分だ。書くことはないけれど先日もっきりやの前に変った跡があった。カモシカが潜り込むような雪でもなし、はてこの跡はと考えているとイノシシの動いた跡のようだ。そこで元猟師の初雄さんに見せた所この近くでイノシシが出ていたという。そいつがどうも川を渡ったのだろうといった。「あれはここのものではないが」という初雄さんの言い方にここで長く暮らした人の的確な冬の見方を感じた。そう云えば昭和40年台に冬の鳥甲山に入って帰ってこない早稲田の学生の捜索をしたことも聞いた。彼らは日帰りのつもりが二日しても帰らない。当時消防団の初雄さんたちが2時間で雪の万仏岩まで登ると2日ビバークして下山してきた早稲田のパーテーに出あった。学生の冬山と猟師の冬山。何となくイノシシとカモシカのようだと思った。

2013/02/02(土) 雨がそらから降れば思いでは地面にしみこむ
 夜からズーッと南風強く雨になっていた。気温も高く屋根の感じを見ようとウロウロしていた。雪の少ない所はトタンが出て前回の雪下ろしの効果を実感した。だけれどもすぐまた大雪になるのだろう。暫しの快感のようだ。
 TVも面白くはないし外の仕事もやることがないので申告の準備を始める。3000円の商売では儲けはないけれどアルバイトの収入やちょっぴりの年金もあるのでこの時期は気を使って帳簿を整理する。宿で使うものと自分の買い物とが小さなレシートに混在しているので面倒なのである。使う電気もガスも電話も3分の1を経費として計上したりとやることはやっておかなければ来年の健康保険や県村民税に影響するのだから。そうしないと3000円の宿は継続していけないのだから。何も書くことはないのだ。書くことがないということを書けばいいと思った。

2013/02/01(金) 明日はあめだべ
 気温は5度。快晴。夕より南風。福一さんから「良い天気だのし〜明日は雨だべ」とメールが来た。確かに明日は雨になると思う。雪下ろしをしていて良かった。降って凍ると大変に疲れるし危ないのだ。シメシメ。
 天気がいいので和山で初雄さんのところに寄せてもらった。越後ゴゼの話を聞いてみた。戦争前までは来ていたという。3人組で若い人がうっすらと見えるようでその人が先頭に立って杖を握って来た。コウモリ傘は値の張るものだから。新潟の人で今の津南から少しづつ泊まりながら和山の集落まで来て、また3人繋がって泊まりを重ねて帰って行ったという。一日二里ほどの行程で集落の中心の大きな家を定宿にしていたという。初雄さんの話す越後ゴゼはほんの少しだがお金をもらっていたようだ。ほとんど民謡が多かったという。別の人からの話だと目の不自由な女性をからかう者もいたようだとも。
 僕も聞いてみたいと思っている。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.