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2004/08/27(金)
命日
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今日は、以前付き合っていた彼の命日。
若くで、病気で亡くなった彼が残して行ったものは、私にとって素敵な想い出だった。
普通に車で、出かけて、途中、泡を吹き、意識を失った。
その日を境に、身体がどんどん、悪化していく。
友人の面会も断り続けた彼。。。
最後の知らせを聞き、病院に行ってみた彼は、別人だった。
私よりも大きかった彼は、小さく見えた。
自慢だった顎のひげは、長さがまばら。
少し腫れぼったかった唇は、かさかさ。
頬はこけ、顔色も黒っぽい。
カラオケ熱唱のかすれた声も、もう聞けない。
笑うと、目がなくなるほどの笑顔も見れない。
おそろいで買った指輪も、ぶかぶか。
そのとき、私は、泣かなかった。 彼の「死」を受け入れることが出来なかった。
・・・時間が掛かった。 空気のように、一緒に居た人が居ない。 数ヶ月、私は家族とも対話できなかった。
ある日、部屋で寝転んでいてキラっと光るものが見えた。 ・・・ビー玉? 彼と一緒に行った海で見つけたガラスの玉。
瓶が割れて、破片が波で、海水で・・・周りが削られて丸くなったもの、ブルー系の玉。
「割れたときは、角がとがって人を傷つけてきた。 でも、こうして、世間の波にもまれて、人も出来てくると、角が取れて、丸くなる」
彼が、ひとり言のように言ってた。
その玉を手にとって、私は、がんばろう!と思った。
いつまでも、こんなんじゃ駄目だ!
今の私は、その玉がなかったら、居なかったかも知れない。
この日。。。書くことで、彼に「ありがとう」の気持ちを送りたい。
暗い話で、ごめんなさい(*UU*)
またしても、台風が来ておりますね・・・ 今年は、「当たり年」だね。
台風情報・・・こちら↓
http://newsflash.nifty.com/news/topics/disaster/1.htm
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