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2006/10/22(日)
もっと投げて〜もっと跳んで〜
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箱根駅伝の予選会の模様、みましたか? 毎年お正月にテレビ中継する、あの箱根駅伝の予選です。
朝、テレビでやってたんですが、箱根駅伝って、本選で10位までに入ったところは来年も本選に行けるシード権を獲得できて、11位以下は予選を勝ち抜かないと出れないようになっているそう。
その予選というのが、昨日行われたんですが、予選参加44校の内、本選に行けるのはわずか9校。 で、各校12人ほどが20キロのコースを走って、その各校の上位10人の合計タイムで争われるのですが、ちょっとおかしなルールで1位〜6位まではその合計タイムのみで決まり、7〜9位は5月に行われた「関東インカレ」のポイントをタイム換算して当日の合計タイムから差し引いてタイムを出すのです。
で、カメラは拓殖大学の選手を練習から追っていました。 そして予選会当日、思うような走りができなかったと悔しがる拓大の選手たち。 それでもタイムでは9位以内に必ず入っているはず。 しかし、当落線上にいるいくつかの大学に比べ「関東インカレ」の結果があまりよくないので、9位以内に入れるかは微妙なところ。。 そして結果は…
拓殖大学、 …10位。
しかも、9位国士舘大学と、その差、1秒…。
その日走ったタイムでは拓大は7位で、国士大を3分以上も上回っていたにもかかわらず、「インカレポイント」が低かったため10位へ転落、インカレの成績がよかった国士大は合計タイムから3分50秒も差し引かれて9位に浮上。 しかも、その差は1秒。。。 泣き崩れる拓大の選手たち。
実は、この悪夢のような結果は今年だけではなく、拓大はなんと去年の予選会でもインカレポイントによって逆転され、10位で箱根の切符を逃していたのです! しかも逆転で本選に行ったのは去年も国士大。。 「もうこんな思いばっかりやだよ〜」と、子供のように泣く選手達。。。 ほんまに見ているこっちまで悔しくなりました。
で、その「インカレ」ってなんやねん!?というと、5月に行われた陸上競技全般の大会だそうなんですが、 なんとびっくりすることに、その「ポイント」の対象になるのは、長距離の成績だけでなく、「やり投げ」やら「高跳び」やら、そういう種目もぜーんぶ含めたその大学の成績がポイント化されるとのこと。 そんなん、長距離の選手にはどうしようもないやん。。。 これはもう、自分達がやり投げも練習していい結果出すしかない! あ、そんな時間あったら、もっと走って、予選6位以上を狙う方が早いか。。
で、その番組のあと新聞を見たらちょうどその箱根駅伝予選会のことが載ってて、やっぱり拓大が1秒差で負けた事が書かれていて、喜ぶ国士大と悔し泣きする拓大の対照的な写真がありました。 で、その端に走った44校すべての順位が書いてあったのですが、43位まであって、最後に…
「東京経大は完走者が10人に達せず、順位なし。」
えーーーーっ!?
せめて10人が20キロ走れるようになってから参加しましょう。。
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