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2005/05/23(月)
ワシントンの話
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最近読んで好きだな−と感じた話.
みんなが知っている偉人の中に「ジョージ・ワシントン」がいますね 有名で有名で話にならないくらいです.ワシントンは非常に正直な子供で、小さいときに桜の木を切って「私です」と名乗り出たという話は大変に有名です. ですから知らない人はないと思います。 ワシントンの家はあまり裕福な家ではなかったようです.そのキッチンには大きな柱があったそうです. ワシントンは桜の木の話でもわかる通り、いたずらをいっぱいする子だったようです. 悪いことをすると、お父さんは叱らなかったけれど、その大きな柱に大きな釘を1本打ち込むのです. それで何もいわない.もしいいことをすると、前から刺さっている釘を1本抜きます. そんな日が幾日か続きました. ワシントンもすこしはいい子になったのでしょう。 とうとう柱の釘がみんな抜けました. そうしたらお父さんはワシントンを呼んで 「このごろお前はいい子だから、ごらん、この柱、何も釘がなくなったじゃないか.よかったね」 ワシントンはにこにこしたんですが、その次にお父さんは 「だけど、この釘の穴がある.神様以外に、これを埋めることはできないんだよ」といったそうです。
引用「大村はま96歳の仕事より」
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