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2003/11/24(月)
ありがとう
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今日また新しい出会いがいくつかあった。 初対面でお互いのことを語る。自分の経験や悩みなどを話すのだ。 人の話を聞くよりも、自分が話すことによっていろいろな発見がありまた時には大きな開放が起こったりもするようで。
交代で『個人的なことをお互いに話す』(ダイアードという)の効果は、今まで知らない人に自分のことを話す、ということでまず、知らない人ゆえに、自分のことを素直に話せる、と言うことがある。また、自分のことを話しなさい、と言われても、言いたくないことまで言う必要はなく、自分が話したいことだけでいいのだから、安全。
そして、ダイアードとは、自分のことを相手に話す、と言うよりは、 知らない人を聞き手にして、自分のことを客観的に語ろうとすることによって、実は自分に自分のことを話し聞かせている、と言うことではないかと思われる。自分に話しているのだから、言いたくないことを言わないでいる自分もわかる。話しているうちに、今まで思ってもいなかったことを話していることもある。本当のことを話していない自分にも気がつく。自分を美化していたり、逆に卑下したり、または自己憐憫や人のせいにしている自分にも、気がつくかも知れないと。
ちょっと自分を客観的に見て、人にわかるように話してみるだけで、 今まで見ようとしなかった自分や、自分の行動や性格の原因などが突然わかってくるのだ。もちろん、短い時間にそのすべては無理だけど。 自分について書く、自分のことを人に話す、そんなことが自分について知る良いきっかけになるとのこと。 本を読む、人の話を聞く、と言うのも大切だが、結局は自分自身とどのように向き合うか、それが一番の私達の課題なのかもしれない。
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