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2003/11/21(金)
ごめんね
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今日はレッスンをしていてまた一人泣かせてしまった。 年長さんのはなちゃん。 ピアノ弾くのは大好きさん。でも楽譜を読んだり音の勉強になると 拒否反応が出て聞きたくなくなっちゃう。 しばらくは我慢をしていたが今日は、我慢できなくなってしまった。 こうしよう!あーしよう!といっても自分勝手に好きなことばかり するはなちゃんに・・・「いやならもうピアノやめて帰ろう!」 当分いやいやしていた花ちゃんだったが ある意味大人の態度を見ているんだろうな−とも思ったので 本気で「もうーいやだ!こんなピアノしたくない!」っていった。 はなちゃんに背を向けてみた。 ふと振り返ると、はなちゃんは泣いていた。 「どうして泣くの?」我ながらむごい質問やナーと思いつつ聞く。 ぽろぽろと涙がこぼれているはなちゃん。 何をどういったか私自身も覚えていない。 だけど一生懸命言葉を選んで、伝わる言葉で大事な言葉を選んだ。 いつの間にやらはなちゃんには笑顔が戻っていた。 お母さんとの連絡帳にそのことをきちんと報告した。 いつもは気にしないはなちゃんがしきりにその連絡帳の メッセージを読みたがる。自分でも泣いてしまったこと、 先生に怒られた事・・・多分・・いやきっとすごくわかっているのだ と思う。いいのか悪いのか・・はなちゃんが読めない漢字で書いて いたのでひらがなしか理解できなかったらしい。 ごめんね。 ピアノが弾けるようになることってもしかしたら大人のエゴかなー 楽しく自分の弾きたい曲いっぱい弾けるだけでいいのにね。 でも先生はもっともっとはなちゃんが楽しく色んな曲に挑戦して もらいたいと思っているから 音符が読めるようになってほしいんだ− ちょっとずつ先生と一緒に音符読んでいこうね。
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