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2003/11/10(月)
中古
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高校生の生徒が、学校のフルートは古いので自分の楽器を買いたいという。 寮にすんでいるので親に迷惑はかけられないから小遣いを少しづつ貯めて買いたいので いくら貯めたらいいか・・との問いに迷った。 新品でも7万くらいはする。では中古は? 某有名フルートメーカーでは中古を販売すると宣伝すると 朝一番から行列ができるほど・・ 少しでも安く・・とほしい人はいるらしい。(ただそれは東京情報) 今まで調べたことも聞いたこともなかったのだが、 教室の近所にたまたま中古専門の楽器屋があり初めて足を踏み入れた。
せまーい店内に所狭しと並べられた楽器の数々。 ものすごくたくさんのフルート♪無造作に積み重ねてある。20本以上あるだろうか。 多分いいものも悪いものも知らないメーカーのものも。 きちんとメンテナンスはされているんですか? と尋ねると悪びれもせずに フルートは吹けないけれど専門の技術を持った人がチェックしています。 とまったく意味の通らない説明を。なんじゃそりゃ? そういうともなしに言うと、吹いてみてもいいですよ(吹けるもんならって感じの言い方だったの) それでは・・といって何本か出してもらい吹いてみた。 すぐにお店の人の対応が変わったようだった。 何本か吹いた。日本のメーカーを吹いただけで終わったのだが 当たりはずれはあるが、お得なものはあった。スカスカの物ももちろんある。 だが、30万近い定価の笛が10万切るんだからやっぱ買いでしょう? 貴重な経験をした。生徒が言い出さなければ行くこともなかったから 楽しい経験はできてハッピーだ。 お店の人は私が帰る際、ホンと、もみ手をしながら(すりすり) 「何卒よろしくお願いしまーす」・・だって。(笑)
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