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2004/12/29(水)
ちょっとイイ話。
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今日アタシは焦っていた。
焦って、駅前の郵便局に残りの年賀状を出しに行き、
焦ってスーパーにチャリを飛ばしていた。
、、と、その時、駅前の自転車預かり店の横で
ノーリードの一匹のゴールデンが目に入った。
それは一瞬の出来事だったが自転車を走らせながら
「アノ子は迷子かも、、」と思った。
中学生くらいの女の子が撫でていたから飼い主かもしれない。
でもどんどん気になって帰りにもう一度同じ道を帰る事にした。
帰りながら「アノ子が迷子だったら保護しよう。お正月帰省する
けどお正月だけ友達に預かってもらおう、、」なんて
一人で想像しながらチャリを飛ばした。
居た。
一時間前に見た場所とほぼ同じ所にその子は居た。
今度はリードに繋がれ、フードと水が置いてある。
すぐそばでビラ配りをしてる茶髪のお姉ちゃんに聞いた。
「この子、どこの子か知ってはる？」
「いいえ。でも昼過ぎからずっとさまよってるから
飼い主さんが見つかるまでアタシの家で保護します。」
「ええ〜！大丈夫なん？」
「ハイ、この子おとなしいですし、可愛いもん」
雨に打たれて被毛はしょぼくなってるけど
確かに可愛い。顔は真っ白、目も見えにくそう。
推定年齢１０歳。男の子。
首にはまだ綺麗なチェーンが着いていた。
これに迷子札が付いてたらすぐ家に帰れるのに、、、。
フードと水、リードは近所のお店の人がもって来てくれたらし
い。
保護を即決してくれたお姉ちゃん本当にありがとう。
飼い主さんは今頃必死で探してるはず。
少しの間お願いしますね。
師走の慌ただしい街角で出会ったちょっとイイ話でした。
狭いベットに寝る我が家のお嬢様とお坊ちゃま。
あんたたち、どこにも行かないでね。
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