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2006/05/16(火)
妄想疲れ
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大絢爛祭66回読んでから、補完妄想が止まりません・・・ いや、でもさすがに落ち着いてきたけど・・・読んでから1,2日は次の本のネタにしてまいそうな勢いでした〜 というわけで、以下妄想補完話です。っていうか、完全捏造なので「ああ、夕梛さん2日も3日もこんなことしか考えてなかったのね、相変わらず幸せな頭だわ」と笑って流していただければ幸いかと・・・
「ばれた」 書類を優雅に片付けていた遠坂は、いつもの余裕を微塵も見せない緊迫した瀬戸口の言葉を理解できなかった。 「なにがですか?」 次の書類に手を伸ばし、膨大な書類の上に乗せようとした瞬間、唐突に瀬戸口の言葉を理解した。 動揺のあまり芸術的に積み上げた書類が一瞬にして崩れる。 「なぜです?!我々のルートは完璧だったはず・・・」 そこまで言って、ただの人間の完璧など青の前では何の意味もなさないことを思い出した。
しかし納得がいかない。 速水から預かる手紙は遠坂の用意した特殊なルートを使って確実かつ迅速に舞の元に届けられた。 いったいいつそんな時間がるのかと思うような日々を送りながらも青は毎日手紙を送っていた。 舞からも短いながらも同じルートで返事といえるものが届く。 「芝村さんが自分から居場所を言うとは思えませんし、一体どうして・・・」 全く分からないといった顔の遠坂に瀬戸口は苦笑した。 「雨だった・・・」 「は?」 「大将がさ、言ったんだよ。芝村のお姫様の手紙に今日は天気が悪くて・・って書いてあったんだと」 「・・・はあ・・」 「で、その日たまたま熊本は快晴だった。」 「え・・・?だって・・・熊本といっても山間部なら天気は変わりやすいだろうし・・・」 「愛だろう」 瀬戸口としてはもう笑うしかない、一言といってもいいような短い、しかも差しさわりのない文章から敏感に感じ取る違和感。 その感覚を放っておくわけもなく、青の厚志はあっさりと舞の場所を突き止めた。 熊本にいるなら、まだ安全だ。 そう思っていた舞が、まさかまた戦場に、しかも苦戦していると知った青の行動は早かった。異常なほどに・・・ バンとドアが開き、そこに立っていたのは予想通り青の厚志だった。 二人は言葉も出ない。 「りんごを送った。」 それを聞いた時遠坂と瀬戸口の運命は決まった。 見れば、どうやって持ってきたのかというほどの「おみやげ」を抱えている。甘いものやふわふわなもの・・・誰のためなのかは一目瞭然だ。 「行く。」 たった一言だった。 頼みでもなければ、命令でもない。 しかし青の厚志が「行く」といったのだ。 遠坂と瀬戸口は空を仰いだ。 数時間後・・・・ どこか幸せそうに空港にいる青の背後には、やつれきった遠坂と瀬戸口の姿があった。
<了>
すみません〜すみません〜 なんか、もっとだらだら書けたら熊本にいないと知ったときの暴れっぷりとか書いてみたかったんですけどね(苦笑) でもまだ、白の章に青あっちゃん出せてないし、緑はやってないし・・・ホントに完全妄想捏造補完話でした。ははは・・・ >今日までのGPO白プレイ 現在12周目・・・勝利勲章狙うもやはりダメっぽい。 さ〜13周目に突入だ〜!!(←ちょっとヤケ)
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