おはなの日記
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2005/12/30(金) 今年1年ありがとうございました^^
ちょっとPCから遠ざかっていました。

実は12月14日に退院してきたおはな母が
12月23日に再びICUに入院しまして。。。

原因は、手術して戻した骨が化膿してきて顔が腫れてきて再入院。そんで年末再手術の予定だったんだけども、抗生物質の点滴が効いてすんでのところで手術せずにすみました^^;

もう完治して退院してきたと、本人もおはなもおはなの家族も信じていたので、まさかまた入院→手術になるなんて。。。
と、おはな家はまたもや大変でした。

入院する時、先生から
「手術する確率は90%以上で、手術はしないといけないと思うので、そのつもりでいてください。その場合、完治するまで半年はかかる」と言われて。。。くらくらしたんだけど
今回は点滴で、化膿を抑える事ができました。
なので、ぎりぎり年末おはな母は退院する事ができました。

ちょっとドキドキした年末を過ごしてしまったのだけれど、
来年こそは、まったり過ごせたらな〜と思います。

今年は母の入院、こちびの誕生、おっさんとの戦い等々いろいろな出来事がありましたが
今年は本当に素敵な出会いがいっぱいあって、おはなにとって忘れられない年となりました。

HPを通じてつながったこの素敵な出会いを大切に、また来年も頑張っていこうと思います。

お友達のHPやブログを読み逃げしまくっていますが、また落ち着いたらゆっくり遊びに行かせてもらいますね。

今年1年本当にありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。
皆様よいお年をお迎えくださいね〜

2005/12/22(木) 出産レポート^^;こちびの誕生
11月9日夜9時半頃

分娩台に上ってから、もうすでに1時間半ほど経過していた。
いきみたい感じもわからないぐらい、ぐったり疲れたおはなに、先生達はいきめ!の指示を出さない。

「自分でいけると思った陣痛の時だけいきんで」っておはなに言う。

陣痛があるのかないのかさえ意識が朦朧としていてわからないのに、いきむよりも逃す方がよっぽど楽なぐらいぐでんぐでん状態のおはななのに。。
自分でいきむタイミングをはかるなんて!!そんな殺生な〜〜

おはな心の中で「もう切って(手術してくれ)・・・いやいや、ここまで頑張ったのだから、最後まで頑張る。。でも、もうあかんやっぱり切って〜〜〜」という思いがいったりきたり。。。

そんな中、夕方の陣痛室からずっと励ましてくれてた看護師さんが、おはなに「おはなさん、もう自力で出産できるから、少し水を飲みましょう!」と言ってくれた。

これがおはなに最後の力を与えてくれたのだ。
陣痛の痛みはもう覚えてないけど、この時飲んだ10時間ぶりのお水はなんとも表現できないくらいおいしかった!!

そんでこの時だけ、意識がはっきりして周囲の様子もわかるようになった。

「あと、もうちょっと頑張らなくっちゃ!」
と思うも、さっぱりいい陣痛の波に乗るというのがよくわからないまま「う〜〜ん、う〜〜〜ん」といきむこと30分。

看護師さんがはな太に「もう産まれるから、こっちにまわって(おはなのお股の方)ビデオ撮っていいわよ」という声が聞こえた。

そしてそして、先生が「吸引の用意!!」
「おはなさん、赤ちゃん生まれるよ、力ぬいて!!息はハッハッハにして!!」という指示が出たとたん

「ほんぎゃ〜ほんぎゃ〜〜」という元気な産声とともに
先生や看護師さんから「おめでとうございます!女の子ですよ」という言葉をかけてもらった。。

(後ではな太が撮ってくれたビデオ見て知ったんだけど)おはなは、この時こちびが生まれたのはわかったんだけども、まだ必死で「ハッハッハ〜〜」の呼吸を続けていて、先生や看護師さんから「おはなさん、息を楽にして!過換気になるよ!息!息戻す!!」と何度も言われていた^^;

そんなこんなで、長かったお産も11月9日22時2分
元気なこちび誕生で、やっと終わる事ができた。

涙は出なかった。
無事に産む事ができた安堵感と、やっと眠れるという思いでいっぱいだった。

でもこちびには「生まれてきてくれてありがとう」と一言だけ声をかけることが出来た。
(言えたんだけど、この時の感動のシーンははな太に抹殺されていて残っていない。。かわりに「僕に似てよかった。。」というとっても失礼な一言が残っていた)


☆☆☆☆
これで思い出し思い出し書いたレポート終わります^^
笑いの小ネタは、もっといっぱいあったような気がするんだけども。。。

最後まで長々書いたとても読みつらい出産レポートを、読んでくれてありがとう。

応援してくれてたお友達、心配してくれたお友達
本当にありがとう。

今こちびは4500gを越えてすくすく育っています。
一生懸命大きくなろうとしてくれてます。

おはなの勝手な希望ですが、
これからも、おはな・はな太・こちびをよろしくお願いいたします^^

2005/12/17(土) 出産レポート^^;出産編(後編)
11月9日5時過ぎ
子宮口全開大、自然分娩できるかもと告げられ、嬉しさではな太は(たぶん^^;)小踊りしていたのだろう。。

死にそうなおはなの横で何度も何度も「よかったな〜よかったな〜」を連発している。。。。まだ産んでないのに。。
1人で喜んでくれる分には全然かまわないのだけれど、一生懸命おはなに向かって話しかけてくる。。。

子宮口全開大になった時の。。しかも陣痛促進剤を使われているおはなの陣痛は、もう返事を返す余裕もないのに、何度も何度も「こちびはいい子だね。よかったね〜手術せんでいいんやって〜」を繰り返す。

おはな。。。。目をつぶって頷くのがやっとなのに。。。

はな太はあろうことか、おはなに「眠ったらあかん!寝たら産めやんやないかい!!(産めないだろう!!)」と耳元で叫んでいる。。。。

おはな「聞こえとる!!黙っといて!!」と返したいも声がでない。。

見かねた看護師さんがはな太に「まだまだ産むまでに時間かかりそうだから、寝れるのなら寝かしてあげて」と言ってくれた。

おはな眠いからなのか、疲れなのか、なんなのか何度も意識を失いかける。。
しかし陣痛の波が、そんなおはなを現実に引き戻す。

それを繰り返している内に、看護師さんから「もういきみたかったらいきんでいいよ」と言われる。

しかし、まだここは陣痛室・・・

おはな冷静に「ん?なに?ここで産むのか?。。。。」と思うも声が出ない。

看護師さん曰く、「おはなさんの体力は、もう限界に近いから、分娩台でいきむより、陣痛室のフラットなベットでいきむ方が楽だと思うの。。。できるだけ分娩台に乗る時間を短くしましょう。。。。それに、体力が落ちて産むのに時間かかったら、帝王切開になるかもしれないし。。。。。」と言う。

おはな「げ!自力で産めなかったら、この期におよんでまだ切られるのか?あかん!それだけはもう嫌や〜〜〜〜」と悲痛な叫びも声に出せず。

この時時計は6時をまわっていたと思う。
おはな薄目で、ちらちら時計見てたから。。。

もう、汗もびしょびしょで、ぐったりするおはなに看護師さん。
「おはなさん、お口の中お水でうがいする?」と聞いてきた。
おはな「お水。。。飲みたい・・・」と答えたが、無常にもまだ手術に変更になるかもという可能性が大きかったらしく、お水飲むのは禁止のままだった。。。。

陣痛が酷くなったら、役に立つと言われているペットボトルに刺すストロー持参していたのに、おはなには無用の物になってしまった。

この日のお昼から、飲食禁止になったままだった。

これが1番きつくで、これがさらにおはなの体力を消耗させていた。

この時のことで、強く今でも残っている記憶は、陣痛が強烈だった事と
「ああ〜〜〜眠りたい。。。」と
「ああ〜〜〜お水飲みたい」と
「ああ〜〜〜はな太うるさい」かな。

いきむ練習も陣痛室でしてみたが、「痛みの波に乗っていきむ」
の指示が出されるも、おはなどれがいい波で乗りやすいのか、疲れと眠気で意識が朦朧としてさっぱりわからない。

とりあえず「う〜〜〜ん。う〜〜〜ん」と、う○こさんをきばるようには頑張ってみたけども。。。どうも違うみたいだ。

この時、ちらっと見た時計はすでに8時前。。。

おはな「一体こちびの顔は何時に見れるのやら、まさかまた翌日になったりするのか?と不安になるも、翌日になりそうなら。。もう切られるな。」と冷静に思ったりもした。

そうこうしている内に陣痛室のベッドに横たわるおはなに向かって、「おはなさん!赤ちゃんの頭見え始めているわよ!分娩台に行きましょう」と言われる。

この時だけ、おはなぱっと意識がクリアになった。
側にいるはな太に「ビデオは?ちゃんとビデオ用意している?」と聞いていた。

こんだけ苦しんで、立ち会ってもらってビデオ撮れてなかったら悲しすぎるし。。。って思ってはな太にビデオ用意の確認をした。(後で見たビデオのはな太のナレーション「ああ〜おはなに似てなくてよかったな」で、やっぱり悲しくせつなくなるとは思ってなかったな)

看護師さんが「やけに冷静やな。信じられへん^^;」って言ったのを耳にしたな。

となりの部屋の分娩台に移るのも、両肩を看護師さんに抱えられて、分娩台に担ぎ上げられた。もう自力では動けない。

分娩台の足台に足を乗せて。の指示にも足があがらない
おはな自身びっくりしたんだけど、自力で足さえあげれないぐらい、ぐでんぐでんに疲れていた。

こんなので、産めるのか?とすごく不安になる。
そうこうしている内に先生がやってきた。
おはな先生に「もう頭見えたらひっぱってください。。自力では無理です〜〜〜〜」と言う。

先生も「わかってるよ。吸引するから安心して」って言ってくれる。

このあたりからまた意識が朦朧としていた。

分娩台に登ったら、なぜだか
綺麗なお花畑にチョウチョと小鳥が飛んでいるように見えた。

「一体、ここはどこなんだろう?」とぼーっと思った。

そんなおはなに側にいて励ましてくれていた看護師さんが「もう、かわいそうでいきんでって言えないわ」ってつぶやいているのが遠くで聞こえた(実際は横にいたのだけれど。。)

もう、どれがいい波(いきみやすい波)なのかさっぱりわからない。

意識がぼーっとなったり、クリアーになったり。。。。

(この日記の字数制限の為、続きはまた後日^^;)

2005/12/13(火) 出産レポート^^;出産編(前編)
さて、いよいよおはなの出産もクライマックス。
11月9日の夕方4時ごろ、おはなのいる陣痛室はにわかにあわただしくなってきた。

緊急帝王切開の準備の為、術前の簡単な検査が始まり(心電図やら血液検査やら)
挙句の果てに、絶え間ない強烈な陣痛が襲ってきているにもかかわらず、おはなは下半身全裸にされ、おしもや腹まわりの剃毛をされ始めた。
そんで陣痛の痛み逃しに必死なおはなに、「動くな!」との指令。

「そんな無茶な〜」と心の中で叫ぶも、ひたすら「ひっひっふ〜」で痛みをこらえ素直に従う。

そんなおはなを見た看護婦さんが、横にいたはな太に「奥様は、やけに冷静ですね?我慢強いの?それとも痛みに強いの?」と聞いている。

はな太そこで、「おはな頑張りやさんなんです〜」ぐらい言ってくれたらいいのに、「さあ〜〜〜?どうだろう?わかりませんね〜?」とくそまじめに答えている。

おはな意識は朦朧としているが、さすがに「こら!さあ?はないだろう〜痛いんじゃ〜〜〜我慢してるんじゃ〜〜はな太のばかあ〜〜〜」と声には出さないが、心の中で絶叫していた。

ばたばたと手術の準備が進んでいる途中、はな太は一旦陣痛室から出されていたらしい。

おはなはふとはな太がいない事に気づき(おはなの汗を拭いて欲しかったので)、側にいた看護婦さんに「はな太。。。はな太はどこ?」と聞いていた。

看護婦さん「今、外に出てもらってるわ。呼んでこようか?」
おはな「。。。。お願いします。。。」

しばらくして、看護婦さんが戻ってきて信じられない事を言った「ご主人一旦家に戻ったらしいわよ」

おはな「絶句」(もう会話もできないくらいヘロヘロだったんだけども)

おはな看護婦さんに「呼び戻して〜〜〜〜〜」と叫んでいた。

看護婦さんもおはなの携帯からはな太に電話してくれた。

看護婦さんが「ご主人、洗濯物を取り入れたら戻るって、言ってたわ〜」って。。。。

これにはさすがに、緊張感がクライマックスの病院スタッフもおはなも、苦笑いをしてしまった。なんだって、こんな時に洗濯物なんだよ〜〜って。

後から、その話をはな太にしたら「せっかく干した物が雨に濡れるのが嫌だった」らしい。

そんなこんなで、すでに時計は夕方の5時。
手術の同意書も用意され、後ははな太のサイン待ち。

そんで、手術に入る前、もう一度先生が内診してくれた。

そして、奇跡はその時起こったのである!

子宮口10cm全開。こちびが降りてきた!
回転が戻ったのか、強く長い子宮の収縮で押し出されてきたのかおはなにはわかんないんだけども、とにもかくにも頭が見えはじめてきたらしい。

手術室に入る寸前の出来事である。

おはなとはな太「こちびが降りてきて、自然分娩できるかも」という言葉を聞いて、本当に涙が出た。

もうまもなく産めるのだと思った。子宮口全開になったら「つるっとぷりっと産める」のだと信じていた。

しかしこれから、こちびに会えるまでまださらに5時間かかるとは。。。。(さすがに、この5時間はおはな人生で最大に体力的精神的にしんどかった)吹き出た汗の量も人生最大だった。

(後編に続く)

2005/12/11(日) 出産レポート^^;陣痛編(後編)
11月8日
朝の内診で子宮口5cm開いている。
でもこちびの回旋異常があるため、陣痛促進剤でお産を一気に進めることができない。

この日はこちびの向きが変わってくれる事を祈りつつ、自然に襲ってくる陣痛と戦うとになる。

そんで、おはなは助産師さんから、できるだけ猫のポーズ(よつんばいで背中丸めるポーズ)をとり、寝るときは左伏位で寝るように指示される。

この体勢で、こちびが反対向くのを阻止し、重力を使って向きを変えてやろう〜という、古典的な作戦に出た。

この日は10分間隔〜3分間隔をいったりきたり。
もう陣痛の痛みにも慣れ、自分で言うのもなんだけど、逃し方も上手になってきた。

はな太の方も、わくわく感やどきどき感が薄れつつあり、おはなの腰のさすり方も適当になってきた。
もう疲れてきたのか、めんどくさいからなのか、はな太はソファーに寝そべりながら、陣痛が襲うおはなの腰を、足でさすったりしていた。

おはな、前日の感謝の気持ちもふっとび、寝不足と疲れで、だんだんイライラしてきてはな太に「役たたず!もう帰って!」と八つ当たりしてしまう^^;

そんなやり取りをしながら、はっと気づくとまた夜がやってきた。

前日と同じような経過をたどる陣痛の波に、おはな漠然と「お産進んでないな・・・・明日になるのかなあ。。。」と落ち込む。

それにしても、破水だの回旋異常だの、一体これからどうなるんだ?

前日もこの日も深夜になると陣痛の波がいっそう痛く、短くなる。。。

この日の深夜も、前日同様このままお産にいけるかも!というすばらしくいい波が2、3分間隔でやってきた。
でも、こちびが一向に降りてこない。。。
降りてこないのか、回旋異常で降りてこれないのかわからないけども、この夜も再び汗をびっしょりかきながら朝日を迎える事になる。

日付はもう11月9日

一体、おはなとこちびはどうなるんだ?
もう、すでにヘロヘロ状態に突入していた。

朝10時の時点で、再び先生が内診してくれる。
陣痛が始まって2回目の内診。

子宮口8cmになっている。
・・・・が、しかし!こちびが一生懸命おはなの腹側を向こうと頑張っているらしく、回旋異常が直らなくて降りてこれてないとのこと。。。

この朝の診察で、先生から「お昼までまだ待ちましょう。その時このままの状態なら、帝王切開も考えなければ。。。」と告げられる。

すごい絶望感と今日でこの痛みから解放されるうれしさ(?)と、とても複雑な気分になった。

帝王切開が嫌という訳じゃない。お産終わったら眠れるし。。。
こちびも安全に産まれてこれるし。。。

でもでも、2晩も陣痛に耐えて、子宮口8cmまで開いているのに、さらにまだ手術に耐える試練が待っているのかと思うと、悲しく切なくなった。

はな太もまさかの帝王切開に動揺を隠せない。
なんてったって、おはなに付き添って世話できるのは、今も退院後もはな太しかいないのだから。。。

そんなこんなで、複雑な気分のまま、この日の午前中も2晩同様陣痛に耐えた。

ずっと3分間隔。陣痛の波自体はいいのだけれど、間隔が短くならないのでずっとそのままの状態である。

お昼まわって、再び先生の内診を受ける。
子宮口9cm。。。でもこちびの向きと位置は変わっていない。。

ここで先生から「もう、帝王切開にする?それともまだ頑張れるなら、お産がすすむかどうか保障はできないが点滴で陣痛促進剤を入れて、勢いつけてみる?」
「陣痛促進剤使ってもお産が進まなければ、帝王切開になるけど。。」と言われる。

こちびを安全に産み出す為には、帝王切開の選択が最善なんだろうけど、おはなここでも「頑張ってみる」と言ってしまった。

先生は「じゃあ、昼から点滴で陣痛促進剤入れていこう。そんで夕方まだ状況が変わらなければ、もう切るよ。」と言った。

最悪のシナリオは、促進剤でさらに強烈な陣痛を我慢した挙句、お腹を切られる事である。。。

ああ〜この選択で良かったんだろうか?とさらに複雑なまま陣痛促進剤の点滴が始まった。

これが、また強烈なのです。
自然な陣痛とは違い、強烈な痛みが絶え間なく襲ってくる。
もう何分間隔だとか、痛みがどうとか、そんな記憶がふっとぶくらいの激痛だった。

目を閉じると狂いそうになるので、目を開けてひたすら「ひっひっ、ふ〜」を頑張る。

2日間お風呂に入れず、それなりの汗をかいたおはなだけども、さらに滝のように流れる汗に肌も髪もぐしゃぐしゃになった。。

おはなうつろに「これで帝王切開になったら。。お風呂いつ入れるんだろう。。。臭いな」って思った。

はな太も横で「頑張れ頑張れ」というも、それすらも耳障りで「うるさい、静かにして!」と心の中で叫ぶ。

とにかくもう自分との戦いで、ハンマーで腰をガンガン絶え間なく強打される感じである。(自然な陣痛の時はここまで痛む事はなかったよ)

そんなこんなで数時間後の4時、再び先生の内診。
子宮口9cmまで開くも、こちび降りてこず。。。

この内診後、先生がはな太に「状況が変わらず、降りてきてないので、6時になったら手術に入ります」と告げる。

まさかの緊急帝王切開。
おはな「もうどうにでもなれ!早くぐっすり眠りたい!」

(次回、出産編へ続く)

2005/12/10(土) 出産レポート^^;陣痛編(前編)
11月7日 夕方

入院した日の夕方4時ごろから、経口投与の陣痛促進剤を1時間おきに1錠づつ飲み始めて、6、7時ごろから10分間隔の弱い陣痛が始まった。

つきそっていたはな太も「おお〜いよいよお産始まったか〜」と夕飯をたべながら、期待の眼差しをおはなに向ける。

まだ10分間隔なので、陣痛の合間には夕飯食べたり、テレビ見たりして過ごしていた(まだまだ余裕^^v)。

数時間経って、陣痛の合間は余裕をかましていたおはなも、陣痛が来ると、その痛みに顔がゆがむようになってきた。

さすがに日付も変わろうかという深夜、腰をさすったり、肛門を押してもらわないと、汗が出てくるぐらいの痛みになる。

この時陣痛間隔は3、4分。

日付も変わった深夜2時ごろ、助産師さんが頻繁におはなの部屋に来るようになった。

「おはなさん。いい波がきてるよ〜。この調子じゃあ、今日の昼前(11月8日の事)には、赤ちゃんに会えるから、頑張るんだよ〜。内診して子宮口の開き見て励ましてあげたいけど、破水してるから、感染予防の為に頻繁に内診しないほうがいいので、このままだけど我慢してね。」って言って励ましてくれた

おはなは今、子宮口何cm開いているかわからないまま頑張る事に。

おはな激しい痛みに耐えながら、励ましてくれる助産師さんに
「陣痛室にはいつ移動するの?明日の朝ですか?明日の昼まで我慢したら産まれる?」と唸りながら聞いていた。

助産師さんは「おはなさんを含めて、今同時に3人お産が始まっているの。皆今3分間隔の陣痛で、同時に進行しているから、誰が1番にお産進むかわからないから、今はまだ陣痛室へは行けないの。。ごめんねえ。。おはなさんは今のとこ2番手ぐらいよ。病室でもちゃんとモニタリングしてるから、出産直前まで頑張ってね!」と言ってきた。

なんてことだ!

おはなの入院した産院は、ちっちゃな個人院で病室も13部屋しかない。先生1人なのに、3人同時出産の可能性もあるらしい。

おはなもそれを聞いてびっくりしつつ、先生大丈夫か?とうっすら思った。

それ以上に当直の看護師さん達はもっとばたばたしていたらしい。

その夜、当直の看護師さん2人と助産師さん2人が待機して、ちっちゃな産院まさかの3人同時出産に備えていたらしい。。。。

さておはなの方は、深夜から明け方「いい波きてるよ〜」と言われるくらいきっつい陣痛の波に3分間隔で耐えていた。

看護師さんに「陣痛の合間でも眠れる時には寝て」と言われるも
初めての痛みと興奮で眠れない。

陣痛の痛みで意識が朦朧とし、必死で呼吸法の「ひっひっ、ふ〜」を繰り返して、ベッド柵を握りしめて、痛みと戦った。
(ちなみに、はな太は深夜起きてられず、陣痛で苦しむおはなの横で爆睡していたよ^^;)

普通、ここからいよいよ出産にむけて痛みが増してくるんだろうけど。。。。おはなの場合、違っていた。

そのままの状態で夜が明けて、朝日が昇ってきた。。。。
11月8日の朝になった。

11月8日 朝

あろうことか、深夜3分間隔のすばらしくいい波(陣痛)が、朝10時頃にはしだいに4分、5分、7分、10分間隔に。。。

おはなさすがに10分間隔になった時「なぜ?」と思う余裕がでてきた。

そんで看護師さんに「なんか陣痛遠のいたよ。。。なんでかな?」って聞いてみた。

看護師さんも、モニタリングしてくれているから、わかってたみたいだけど。。。「ん〜疲れてきて陣痛遠のいたかな。。少し眠ったらまた短くなってくるかもしれないから、先生の内診まで少し休んでね」って言ってた。。

10分〜15分間隔に戻っても、やってくる陣痛の痛みは、陣痛の始まりの10分より鋭く痛い。

訳がわからないまま、朝10時ごろ先生に内診してもらう。
子宮口は5cm開いているとの事。

あんだけ我慢してまだ5cmかよ〜っとおはな心の中で泣く。

しかもその時どうもこちびの回転の向きが逆っぽいとつげられる。

普通お産が進むと赤ちゃんは横向きで骨盤内に降りてきて、そんでそこからお母さんの背中の方を向きながら下に下がってくるらしいんだけど、こちびはおはなのお腹の方を向き始めていたらしい。
(こちびの回旋異常というトラブル)

だからお産が進まない。
こちびが降りてこないと陣痛間隔も縮まらない。。。

点滴の陣痛促進剤を使っても、このままでは回転が逆なのでお産が進まない可能性もあるとのこと。

これが原因で、おはなは難産街道をつき進む事になる。

先生には、今日一日まだ陣痛に耐えれる?と聞かれ
まだ体力が残っていたおはなは、「なんとか。。」と答えた。

ここで、「もうだめです」と言えば、帝王切開になる事に。
今日1日ならまだなんとか、いけるかも。。。と
ここで体力根性自慢のおはなは「頑張る」と答えてしまった。
(この時「今日1日頑張る」から「まさかまだ2日頑張らないといけなくなる」とは考えもしなかった)

(陣痛後編に続く)

2005/12/09(金) 出産レポート^^;前期破水編
本日は晴れなり。
家の中はぽかぽか暖かいが、外は冷たい風がびゅーびゅー吹いている。

さておはな只今こちびのお部屋作成中なんだけどもなかなか進まず、、、、

出産から1ヶ月経って、だんだん出産の事忘れちっくになってきつつあり、これ以上時間経つとあやふや感がでてきそうなので、記憶をさかのぼってちょっとづつ出産について書いてみます^^;

お産が怖いな〜と思う方は読まない方がよいかも。。。


11月7日朝
予定日1週間すぎても、こちびが骨盤内に降りてきてなくて
このまま待っててもお産につながらないだろう。。。とのことで数日前からこの日に入院することが決まっていました。

予定入院なので、朝からひと風呂あびて、はな太君につきそってもらって、朝からいざ産院へ!

おはなとはな太はこの日に出産できるもの(遅くても翌日には)と信じて疑わなかった出発でありました。

さて、入院前の診察では、以前とかわらず
子宮口固いし、がっちり閉まってるし、こちびは骨盤の中に降りてないし、、、で、弱い陣痛促進剤を使っていきましょう。。。ということになりました。

その時実は、先生は小声で「数日かかるかも。。。」ってつぶやいたのを、おはなとはな太は聞いてしまった^^;

げ!数日って何?なんの事?
(とても不吉な予感がした)

はな太はこの日と翌日だけ会社の休みをとってくれていたんだけど、数日という限りなくあやふやな予定に。。2人とも息をのんだ。

しかし!おき楽トンボなおはなとはな太は、不吉な言葉を聞いてしまったが、「まさか、3日もかかるまい」と
それは聞かなかった事にして、入院するお部屋へ向かった。

後日、先生の予感が(経験が?かな)的中する事になるとは、知る由もなく。
(まさかの3日を苦しむ事になるとは。。。)

さてさて病室に入ってからも、今日明日中にはこちびに会えるだろう興奮で、おはなは不安よりも期待感が大きかった。

「陣痛なんてどーんとこい!つるっとぷりっと産んであげるわよ〜」と体力根性自慢のおはなは、かなりリラックスしていた。

朝10時ごろお部屋に入ってちょっとしたら、「経口投与の陣痛促進剤を始めますので、準備できたら陣痛室に来てね。」って看護婦さんに言われたの。

おはな「おお〜いよいよかあ〜」(どきどき、わくわく)

おはなは言われた通りに陣痛室に入って、モニタリングしながら、陣痛促進剤を1錠飲んだ。

したら!なんとお薬を飲み込むか飲み込まないかで、おはなのお股に生温かい感触が。。。。

げ!破水?破水してる?

側にいてくれたはな太に「なんか。。。破水してるかも・・」言ったら、はな太が看護婦さんにすぐに伝えてくれた。

やはり破水しちゃったらしい。羊水がかなり派手に流れてきた。

薬の副作用にしては早すぎるので、まったくの偶然みたいだったんだけど、とりあえず夕方まで自然な陣痛くるか様子みる事になり(破水したら自然に陣痛始まったりするらしい)。

そんで破水の時(薬飲んだ直後)、変な発汗があったので、副作用かもしれないという可能性もあったみたいだけど。。。
たぶん偶然だろう。と言われた
今となってはわからない。

そんなこんなで経口投与の陣痛促進剤は一旦中止となり、おはなは病室へ返された。

そんで陣痛始まってないのに破水した(前期破水)ので、感染予防の為、抗生物質の投与と今後のお風呂は禁止。

この時はまだ、朝ばっちりお風呂に入ってきたから平気よ♪
って思ってたけど。。。
この後3日も汗びっしょりかいた後、緊急帝王切開になりそうな危機に陥るとは、この時は考えもしなかったなあ。。(あたりまえか)

それから、こちびがまだ骨盤内に降りてきてないので、おはなが動きまわって、こちびより先に臍帯が出てきたら、かなり危険になるらしく動き回るのも禁止。

この日出産できると思ってやる気満々だったおはなは、出鼻をくじかれた感じで昼はテレビ見たり、はな太とおしゃべりしたり
ひたすらベッドで陣痛を待つ事に。。。。。
(後から思った事なんだけど、この時昼寝しとけばよかった!!)

夕方になっても陣痛らしきものは全然こないし、予定日超過してるし、破水してもこちび降りてこないしで、4時頃からとりあえず注意深く観察されながら再び経口の陣痛促進剤の投与が始まった。

いよいよ、ここから50時間ほどおはなの死闘が始まるのです^^
(次回へ続く)

2005/12/08(木) 1ヶ月健診
本日は。。。うすら曇りなり。
やはり冬ですな、ここ南国でもすごく寒いです〜

さて、我が家のこちびさんは1ヶ月健診を無事迎える事ができました^^やれやれです。

この3週間はとにかく、がむしゃらに家事育児に立ち向かっていました。本来は安静にしておかないといけないんだけども、実家に頼れない、、つうか3交代の仕事のはな太しか手伝ってくれる人がいなかったので、大変でした。

仕方のない事なんだけど、なかなか横になってゆっくり休めなかったです。

それがおはなの体調にも如実に現れていて、自分でも自覚していたんだけど、おはなが1ヶ月健診に引っかかりました。
まだ出血がだらだら続いて止まっていないのです^^;
来週また診察になってしまいました。

こちびさんの方は、まったく問題なかったです。
お臍もきれいになったし、新生児湿疹も治ってきたし。
体重も完全母乳で3910gと退院時から810g増。
1日あたり38gの増加(30g以上でOKらしいわ)

最近は表情も豊かになり、ご機嫌な時はにこにこしているので、お世話もまた楽しくなってきました。(はな太もそんなこちびに、とろけています^^のでおんむつ換えやらお風呂やら頑張っています)

そうそうお友達のりむちゃんが、腱鞘炎で苦しんでいたけれども、おはなの手首もすでに痛いちっく。
こちびはまだ4kg未満だけど、すでに手首がけっこう痛んできてるので、6、7kgになったらどうなるんだろう。。。と、ちと不安。

とりあえず次は、何事もなく2ヶ月を迎えられますように。。。と心の中で手を合わせています^^;

☆☆☆☆☆☆
おはな母は、無事に再手術を終え、明日抜糸します。
そんで12月14日に退院の予定となりました。
体の後遺症もほとんどなく、本当に歩いて帰れるほど元気になりました。

皆にはお祈りしてもらったり、励ましてもらったり、心配してもらったりと、、、いろいろ勇気づけられました。
本当に本当にありがとうございました^^

2005/12/05(月) お宮参り事件
本日は晴れなり。
晴れといっても、ごっつい寒い^^;

さてこちびさんは明後日1ヶ月健診に行く予定です。
我が家にやって来て3週間ほど経ちましたが、とりあえず大きな事件などはなく、すくすく育っています。

タイトルにもある「お宮参り」ですが。。。。

これは妊娠中からずっと、やいのやいの言われ続けた出来事であります。

妊娠中から義理母が、なにかにつけて「お宮参り」を楽しみにしているらしく、着物はあれがいいこれがいい。お参りするならどこそこの神社ね。とかいろいろ言ってきていたのです。

義理母は意地悪ではなく、いい人なので
おはなは義理母が嫌いという訳ではないのですが、
たまに理解に苦しむ事があるのです。

おはな妊娠中は、「そんな先の事よりも、元気に生まれて来る事を楽しみにしていて欲しい」という気持ちがあり、適当にかわしていたのですが、いざこちびが生まれて、そろそろ1ヶ月経とうかという時に、また「お宮参り」の話が浮上。

おはなとはな太は、寒い時期に無理に連れ出さなくても、暖かくなったら(春になったら)でいいじゃん。って思ってた。

産院からも「この時期に生まれた赤ちゃんのお宮参りは家族で話あって、(まだ体温調節もままならない新生児を)無理に連れ歩かないであげてね。できれば春ぐらいに」って言ってもらった事もあり、こちびの事を第一に考えるなら、春でいいかなって思ってた。。。。。

が!しかし!!

義理母のお宮参りにかける情熱(執念?)はすごく
春は絶対ダメらしい。なにがなんでも12月中でないといけないらしい。(100歩譲って2月までには済ませなければならないらしい)

こうなってくると、ムカムカしてくる。
なんで、春じゃ〜ダメなのよ!
めんどくさいから嫌って言ってるんじゃないのに〜

はな太も「こちびの事を考えてくれ!寒いのにかわいそうじゃん、春に行こう」って直接義理母に言ってくれたんだけど、その言葉を聞いて義理母は、ふいっと怒って無言で帰ってしまった。

その後、はな太の携帯に「子供は親を見て育ちます。親に感謝できない人の子供は笑顔で育ちません。女の子は笑顔がないとかわいくないです。それに家に閉じこもってばかりではいけません。体が弱い子に育ちます。うんぬん」っていう感じのえげつないメールを送ってきた。

なんで、お宮参り冬に反対って意見が、こうなるんだ?って感じです。

普段は自由にさせてくれるし、口出ししてこない人なのに
義理母のこういう所が、理解できない怖いところです。
(地鎮祭とか、法事とか、いい方角とか、悪い方角とか、いい日とか、悪い日とか、そういう事は異常に押し付けてくるのです。)


そんで、翌日はな太のお祖母ちゃんがやって来て
「お宮参り行ってきなさい」って言ってきた。
どうやら義理母が昨日のやり取りを報告していたらしい。。。

はな太も「なんか、おかんとりつかれてるんちゃうか?お宮参り春にどう?って言ったとたん豹変したもんな」って言い出すし。。。

おはなとはな太は、もう観念しました。

おはな母が入院した事もあり、産後2週間だけおはな達のご飯を届けていただいた手前、喧嘩する訳にもいかず・・・・

こちびにはかわいそうだけども、後々事あるごとに恨みつらみのメールいただくの嫌だし・・・行かない間にこちびが病気でもしたら、絶対おはなやはな太攻撃されるだろうし。
それで義理母の気が済むなら。。。。(泣)

あ〜〜〜っていうか、

本来お宮参りって子供の成長願う両親の気持ちが大事なんじゃないのか?無理やり行くお宮参りってどうなんだ!?

義理母の神様に捧げる情熱を聞き入れてあげるのは、これが最初で最後です。(にしたいです)

2005/12/01(木) カメラ目線
本日は晴天なり。
お布団干し日和

特にこれといって出来事はないのだけれど、今日出産後初めて1人で銀行やら買い物やらに行ってきました(1時間ぐらいなんだけども)

そんで今日から、食事の支度も自分でするようにしました。
まだ産後3週間しか経ってないので、無理してはいけないのだろうけど、「疲れたら横になる」を守って、あれこれせずに、ちょっとづつ家事してます^^v

こちびは、甘え泣きはするのだけども、一旦寝たら3時間程度はぐっすり眠ってくれるので、そのすきに家事したり昼ねしたりPCいじったりしてます。
今のとこ仕事してた時にくらべたら比べられないくらい楽です^^楽という表現が適切かどうか。。。わからないけど、仕事してた時は、本当に目が回りそうな勢いでしたからね。。。。


こちびは早い段階(生後間もない頃)から、動く物や人を目で追っていました。最近は人が移動すると首も一緒について目で追っています^^早いような気もするけど。。
なのでカメラを向けると必ずカメラに目線を送ってくれるので、写真のとりがいがあるのです(ハイ、完全に親ばかです。。ごめんなさい^^;)


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