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2010/05/02(日)
西日本自転車旅行【しまなみ海道〜松山篇】
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さて、2日目です。 今日はしまなみ海道を縦断する、この旅行のハイライトコース!
しまなみ海道について簡単に説明しておくと、 広島県尾道市から愛媛県今治市までを結ぶ道の愛称。 その間にあるいくつかの島がそれぞれ大きな橋で繋がっているんだけど ずっと自転車道が整備されていて、自転車乗りの聖地と言っても過言ではない! 今回も、車より多くの自転車乗りを見たんじゃないか、と言うくらい (さすがにそれは言い過ぎだが)多くの自転車乗りが集結していた。
しかも、海道、というだけあって橋上からの瀬戸内海の景色も絶景だし それぞれの島も基本的には海岸線を走るコースになっているので常に海が見える。 (島を貫くと、距離は短くなるが高低差が激しくなって自転車向きではない)
朝9時、若干の寝坊をし、尾道出発。 まず、渡し船で向島に渡る。 後藤鉱泉所で地ドリンクを飲んでパワーをつけ、いざ再出発。
向島を半周し、因島大橋を渡るのだが どの橋も海上約50mの高さに架けられているのでそこまで登らなくてはいけない。 地味に続く坂が体力を奪って行く・・・。 でも、登りきったときの景色はそのぶん最高です。
因島を難なく通過し、生口橋を渡って生口島へ。 この島はレモンの産地で、あちこちにレモンやみかんの木が生えている。 ここも海岸沿いを走るので非常に気持ちがいいのだが ずっと走り続けて来たのもあって、このあたりから休憩が多くなる。 ジェラートの店を見つけたりして、口実を見つけては休憩を重ねる。 そして、大きな寺と商店街に着いたところで昼食。
その後も廃校の木造校舎を探検したりと寄り道続きだったが ようやく半分を超えてやる気が出て来る。 大三島、伯方島あたりはこまめに橋があったのでそんなに長くは感じなかった。 ちなみに「は・か・た・の塩!♪」はこの伯方島で生産される塩のこと。 間違っても福岡の博多のことじゃありませんよ。
大島では、最後の峠を越えると遠くにようやく今治市が見えて来る。 しまなみ海道の中で最も長い来島海峡大橋を渡れば、ゴールはもうすぐ。 この来島海峡は急流とうず潮で有名らしく、 確かに眼下に広がる瀬戸内海は川かと思うくらいの急流! これまでの静かな瀬戸内海とは大違いである。 その急流と急流がぶつかり合って、ところどころでうず潮も発生している。
そんな光景を眺めつつ、ようやく四国に上陸。 今治市の波止浜駅に到着しました。 約70kmの道のりだけど、子供もたくさん走っていたし、坂も少なく そこまで難しいコースではないのでオススメです! 何と言っても、海を眺めながら四国に自分の足で渡れるってのがいいですね。
夕方、松山の道後温泉にて汗を流し (本館は殺人的な混み具合だったので別館の椿の湯へ) 伊予ポジョという地鶏に舌鼓を打ちました。 この地鶏、味が本当に濃厚で美味しい。 こんなに美味しい唐揚げは初めて食べました。 だんなもかなりいい人で、いろいろと話も盛り上がりました。
それにしても、運動した後の温泉&飯は最高ですね。 心地よい疲労感とともに、松山の夜は更けていきました・・・。
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