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2009/08/30(日) 休みたいけど休めない
ここんとこ、休日という休日に予定を詰め込み、
それも特にハードなやつを詰め込みまくってたので
そろそろ休憩が必要かなと思ってこの土日は予定を入れなかった。
家でごろごろするために、DVDも借りたし、準備万端!
久しぶりに、優雅な休日を過ごすことが







できるはずだった。







そもそも、金曜の夜に聡の家に寄ったのが間違いか。
中華料理屋で飯を食い、そのまま聡の家に泊まる。

土曜は大人しく帰るはずが、何故かプールに行くことに。
500mガッツリ泳いで、もうへとへと。
しばらくプールサイドで寝てた。

その後は聡が家に来て、DVD見ながらごろごろして
やっとゆっくり過ごせると思ったのもつかの間、
小学校時代の友達の浅野とマナから連絡があり、
聡も含めてみんなでカラオケに行くことに。
結局深夜まで遊び倒してしまった…。


日曜は日曜で、同じメンバーで朝から瀬谷に行き
マナのバスケの試合を観戦。
で、その後、選挙に行った。

俺と浅野は同じ投票所なので一緒に行ったんだけど
久しぶりに母校の体育館に入ったわー。
リフォームしてて、たいそうキレイになられて。
校舎のほうは、20年前と全く変わってなかったけど。
久しぶりに仲良かった友達のお母さんに会ったりして。
いろいろと懐かしい話も出来てよかったわー。


で、ここからがおかしい。
その時点で昼を過ぎていたんだが、暇な4人は再集合。
で、浅野の「沼津でかき揚げ丼が食べたい」発言により
気づいたら沼津港におりました…。
大人の行動力って時として非常に恐ろしい。
俺、2週間前も沼津港来たし、来週も静岡にいる予定なんだが…。

まぁ目的のかき揚げも食べれたし、
俺の頼んだ「いわしの花丼」も大当りだったから良かったけど。
千本浜で海に入って少し遊んで、
何故か実家にちょっとだけ寄り、
横浜にとんぼ返りをしたのでした。

それにしても東名渋滞40kmってひどいわな。
民主党がぬかしてる高速無料化が実現したら
いったいどーなっちまうんだよ。
政策別に投票が出来たらどんなにいいことかと改めて思いました。
とりあえず高速は昔の制度に戻しんさい。


あーぁ、もう日曜の夜か。とほほ…。
そんなこんなで結局休めない体質なのでした。

2009/08/22(土) 憧れの北アルプス
ついに行って来ましたよ!北アルプス登山!
本格的に登山を始めて2年、ついにこの時が…。
山に登る者にとって、日本最高峰の富士山よりも
北アルプスのほうが憧れが強い。
槍ヶ岳や穂高など、難易度は富士山のそれより遥かに高い。


金曜の夜、仕事を終えてそのまま東京を出発。
目指すは信州安曇野。今回登る、蝶ヶ岳と常念岳の登山口。

明け方の大雨のときはどうなることかと思ったが、
朝には奇跡的に晴れてくれた。

土曜日は蝶ヶ岳の頂上の山小屋泊なので、そんなにハードではない。
順調に歩を進め、午後には登頂。
今日は普段では有り得ないくらいの快晴で、
目の前には穂高、槍ヶ岳が聳え立っている!
標高はほとんど変わらないので、
ホントに手に取るように大きな山がそこにある。
ただただ、感動の一言。
よくここへ来る人いわく、ここまで晴れ渡ることは滅多にないらしい。
それにしても、富士山をはじめとして
北岳、八ヶ岳、浅間山、白馬…と
日本の主な山が全て見渡せてしまうこの壮大さ。
地図帳を斜め上から見ているような不思議な気分。
本当に晴れてよかった。

夜は夜で、これまで見たことないくらいの満点の星空。
流れ星もたくさん流れるし、天の川もはっきり見える。
ホントはこんなに星があるのに、
それを遮ってしまう東京の空といったら…。


山の朝は早い。
みんな4時にはもそもそと起き出して、ご来光に備える。
富士山で悔しい思いをしただけに今回は外したくなかったが
真っ赤な太陽は期待を裏切らなかった。
ご来光ももちろん感動したけど、
そのご来光を受けて徐々に紅く染まっていく
槍ヶ岳と穂高には何とも言えない神々しさを感じた。


朝6時、蝶ヶ岳出発。
今日は隣の常念岳に向けて、尾根を縦走する。
縦走とはいえ、これが以外とアップダウンが激しく
草地が続いたかと思えば急峻な崖が立ちはだかり
なかなかハードはコースだった。
最後のアップは特にキツく、岩にしがみついて登った。
でも、そんな時も常に左手には槍ヶ岳と穂高。
この爽快な景色が尾根縦走の醍醐味である。

やっとの思いで常念岳を制覇したのもつかの間、
これまで登ったぶん、一気に下る。
これがまた急な崖で、目がくらんでくる。

途中で天然記念物の雷鳥に出会ったりしながら下り、
ようやく15時に下山。
朝6時から、よく歩いたもんだ…。

その後、麓の温泉に入って、ぐったりとして帰宅。
今回の登山で、父親の代から40年以上愛用してきた
登山靴の靴底が割れてしまったけど
40年の長きに渡って愛用され、北アルプスで力尽きたこの靴も本望でしょう。

それにしても、疲れた…。

2009/08/15(土) 原中同窓会
朝帰りでぐったりして帰宅するも、昼から親戚がやって来た。
つーか昨日のいとこの両親なんだけどさ。
せめて同じ日に来てくださいよ(汗)

そんなんで、眠い目をこすりながら外に出て
これまたヘビーな中華料理のコースの登場。
オール明けの昼からこれはさすがに堪える。


休む暇もなく、高校の友達と沼津駅前でちょっとお茶した後、
夜は夜で原中の同窓会です。

今回は原中全体としては初めての同窓会でして。
クラスの同窓会はよくやってたけど、他のクラスまで声かけたのは初めて。
まぁ例によって今回も幹事をやっているわけですが、
知っている限りのメールづたいで転送に転送を重ねて集まったのは約60人。
みんなバラバラになっている中でこれだけ集めたのは
上出来ではないでしょうか…。
巨大な中学ゆえ、うちの学年の人数320人には到底及ばないけど。

卒業以来会ってなかった人、今回初めて会う人、いろいろいたけど
当時同じ場所で同じ時間を過ごしたってだけでそんな壁は今となっては関係なく。
とにかく楽しい時間を過ごすことが出来ました。
ほぼ全員と話せたし、満足です。

当時は悪名高き中学だったけれど、
今でもこうやって集まれる仲間になれたこと、
そしてその仲間がいつも沼津には待ってくれていること、
そんな仲間を繋ぐ幹事をさせてもらっていること。
全てが嬉しいです。そして地元ってホントに温かいです。

3次回まで盛り上がった後、例によって終電はとっくに逃しているので
狩野川の土手に行ってみんなで花火。
久しぶりに集まった仲間の宴は、明け方まで続いたのでありました…。

2009/08/14(金) いとこ来る&沼津三昧
実家にいとこの姉ちゃんが遊びに来た。
昔はよく遊んでたけど、会うの何年ぶりだろ?5年ぶりくらい?
それにしても、相変わらずパンチの効いた格好の姉ちゃんである。

とりあえず、墓参りをしてから家族みんなで港に行って刺身を食う。
相変わらずすごい人出だなぁ、沼津港。
高校のときはこんなんじゃなかった気がするんだけどなぁ?

柿田川の涌水を見学して家に戻り、昔の写真を見ながら思い出話に花が咲く。
そういえば昔の沼津の家をいろいろ探検したっけなぁ。
二階の奥に、それまで知らなかった隠し部屋を発見して
「殿様部屋」と名付けて、いとこと布団被りながら探検したり
廊下にあった「きみ子さん」という大正時代の市松人形が怖くて
いつもその前を通る時はダッシュしたり
屋根の上にゴザ敷いて、駄菓子食いながら日なたぼっこしたり
今はボウリング場になっている所にあったポップマートでわたがし食ったり
近くの川にいたあひるに餌をやったり…。
いやぁ、懐かしいなぁ。


夕方からは沼津に出て高校時代の友達とサシ飲み。
なんだかんだで話が盛り上がり、終電逃して朝までコース。
ってか終電23時過ぎだから、それがそもそもの問題なのだが。
結局4軒ハシゴしました。

途中、酔いさましに真夜中の沼津の街を散歩したりしたんだけど
なんか、行く場所行く場所に、色んな思い出が詰まっているなぁと改めて実感した。
そして、やっぱり沼津が落ち着くなぁ、
ここが俺らのホームタウンなんだなぁと感じました。
横浜でも日野でも群馬でもなく、間違いなく沼津が
自分を一番育ててくれたんだなぁと思います。

そんな心地好い気持ちで沼津の夜は更けていくのでありました。

2009/08/13(木) 夏の旅行 尾道篇
今日でラスト、6日目です。

ぐったりした体を引きずって、広島県は尾道へ。
好きな街ベスト3に入る尾道、ちょっと遠いけど今年も来てしまいました…。

基本的には路地裏を歩き回るのが尾道観光のスタイルなのだが、
俺は一人で途中で抜け出して、渡船に乗って海を渡り向島へ。
海を渡り…と書くと大袈裟だけど、ほんの数百mの航海です。

向島もまたレトロな町並みでね。
今回はその中でも後藤鉱泉所にお邪魔しました。
気さくなおばちゃんがやっている、昔ながらのサイダー工場なんですがね。
レトロドリンク好きの俺にとってはまさに宝の山でした(笑)

ミルクセーキを飲みながらしばらくおばちゃんと談笑し、
また本土に戻ってみんなと合流。

尾道といえば尾道ラーメン、毎回欠かさず
「朱華園」のラーメンを食うんだけど、
今日ばかりは今まで見たこともない長蛇の列…。
残念だけど、今回は断念して別の店へ。ここも美味かったけどね。
ちなみに朱華園は俺の好きなラーメンベスト3に入る店であります。


長かった旅もこれでおしまい、このまま静岡に帰る俺は
みんなと乗る新幹線が違うので、福山でお別れ。
一人で爆睡して実家に帰ったのでありました…。
めでたしめでたし!






…と、まだ終わらないのよー。

帰宅したのもつかの間、すぐに家を出て
高校時代の友達のマサキと江本と焼肉へ。
いやぁ、焼肉で良かった。これが飲み会だったら
いったい何時に解放されてたことやら…。

これにて、怒涛の一日がようやく終了しましたとさ。

2009/08/12(水) 夏の旅行 倉敷・徳島篇
さて、5日目です。

ずっとぐずついてた天気がようやく晴れました。
やっぱり夏はこうでなくちゃねー。

今日はまず倉敷観光。倉敷なだけに、蔵がいっぱい。
そういえば倉吉も蔵がたくさんあったよなぁ。
基本的に、こーいう落ち着いた街は好きですな。
入った喫茶店も、レトロな雰囲気でなお良し◎

昼は、瀬戸大橋を渡って高松に行き、讃岐うどん。
味が濃い店と薄い店があって、みんなの好みが見事に割れたので
どうせだから…と両方ハシゴすることに。
ハシゴしても合計500円で食べられてしまううどんってステキ。
かけうどんとぶっかけ、両方美味しくいただきました!

さてここからが今日の本番。徳島に行って阿波踊り!
大学の時に一人で四国一周した時に初めて見て感動した。
なかなかあの二拍子のリズムで踊る祭りって日本には少なくて
見てるだけでも感動するんだけど無性に踊りたくなる!
前回は一人だったので踊りに混ざる勇気はなかったけど
今回は4人だから怖いものなし!ちょいとした講習を受け、
「勝手連」に飛び込んでメインストリートを踊り歩いた。

もちろんこれもかなり楽しかったんだけど
個人的には、道端で勝手に輪になって踊ってる集団に
混ざって踊ったのが一番楽しかったかなー。
もはや路上クラブ状態で、テンションもハンパじゃない。
激しい踊りが終わった後は、いる連中みんなでハイタッチ!

徳島の街中の至るところがこんな状態なので
ホントにこの3日間の徳島は異常である。一見の価値あり!

「ヤットサーヤットサー」のリズムが頭に残る中、
高松まで戻る特急の中ではもちろん爆睡でした…。

やっぱり祭りえぇのう!

2009/08/11(火) 夏の旅行 鳥取篇
4日目です。

鳥取滞在は今日で最後なので、延びに延びていた鳥取砂丘へ。
でも天気は雨。ほんとに何なんだろーね、この夏は。

でも、なんだかんだで肝心な所で雨雲を逃れて来た俺ら。
今回も鳥取市内に入ったとたんに雨が止み、なんと晴れ間まで見えてきた!
ということで、無事に晴れた砂丘を堪能できました。
これで雨だったら最悪だったなぁ…。

さて、砂丘に行ったことがある人ならわかると思うけど
今回も思いのほか体力を消耗しました。
まずあの巨大な丘を登るのに一苦労、
調子に乗って海辺まで降りたもんだから帰りがキツいキツい…。
砂だから、足を取られて全く進まんしね。

はしゃぎ疲れたあとは、鳥取駅前の喫茶店、ベニ屋へ。
鳥取はカレーの消費量が日本一で、ベニ屋もまたカレーで有名な店なのです。
かれこれ鳥取には3回来たけど、結局毎回ベニ屋のカレーを食ってるなー。
でも何回食べてもやっぱりうまい!濃厚でコクのある黒いカレーです。
黄色いさらさらカレーよりは、俄然黒いどろどろカレー派です。

一旦日口家に戻って、電車の時間まで軽トラ荷台に乗ってドライブ。
昨日も乗ったけど、これが思いのほか面白かったので…。
荷台に立って、田んぼを駆け抜ける風を全身で浴びる。
あー、田舎って最高だー。夏って最高だー。

そして、お世話になった日口と別れ、鳥取をあとにしたのでした。



ちなみに今日はちょっとしたアクシデントが。
写真を撮ろうとして、カバンからカメラを取り出したら
「何か落ちたよ?」という友子の声。
あれ?財布がない…。財布を落としてしまったらしい。
で、下を見ると、川!!!
財布流されちゃったよ!!!

慌てて下流へ走り、川に入って流れて来た財布をキャッチ。

まぁそれだけの小さな川だったからよかったけどさ…。
川に財布を流されたのは初めての経験でした(そりゃそうか)。

お陰で財布は水浸し。こいつ、前にも雨の新宿の路上で
一週間放置されたあげく、九死に一生を得て戻って来たっけ…。
なんだかんだで5年。長い付き合いですわ…。

2009/08/10(月) 夏の旅行 島根篇
旅行3日目です。

朝から大雨で嫌になっちゃうね。こんな調子だから
砂丘は断念して今日は島根方面に行くことに決めた。

ところが、雨雲がかかっていたのは標高のせいだったらしく
山を降りたら晴れてしまった。

まず向かったのは安来。どじょう掬いの安来節で有名な街。
駅に土産物屋が併設されていて、どじょう掬いグッズのオンパレード。
駅前の道路のペイントもどじょうを模したもので
この徹底ぶりには笑えましたわ。この街、なかなか気に入った。

次に向かったのが、日本庭園で有名な足立美術館。
アメリカだかどっかの庭園ランキングで
6年連続で1位を獲得しているだけあって、そりゃもう綺麗な庭でした。
でもね、相変わらずの腹痛のせいで、トイレが俺の庭でした。
美術館に展示されてる壺も便器にしか見えん。


せっかく安来に来たのだから、ということで、昼はどじょう料理。
ボリュームもあって、なかなか美味なり!


続いて、松江の城下街へ。
佐賀と並んで日本最大規模というお堀を船で巡る。
そして、松江城に登って一休み。
やっぱり城下街はしっとりしてて落ち着きますな。


そして、出雲大社まで足を延ばしたのだが
数十年に一度の大改修とのことだったけど、
予想してたほどひどいものでもなく。
無事にいつもの出雲大社を拝むことができました。

日口家に戻って来た頃にはすっかり夕暮れ。
日口のおやじさんと一緒に、畑で今晩のおかずを収穫。
元田んぼ&雨上がりということもあり、
地面が沼のようになっていてかなり泥に足をとられたけど
思い切って裸足になったらこれはこれで楽しかった。
畑の脇を小川が流れているから、川に入って足を洗えば大丈夫。

茄子、キュウリ、トマト、南瓜、スイカなどを収穫し
軽トラの荷台に乗って家に戻る。
そして、収穫したばかりの野菜と
脂の乗った霜降り牛、新鮮な魚でBBQ開始!
途中、恋愛相談あり、ギター演奏あり、スイカ割りありの
盛り沢山の内容で深夜まで盛り上がりました。

天気もギリギリ持ったし、朝から晩まで充実した一日でしたわ。

それにしても、友子があんなに酔ってるのは初めて見た。

2009/08/09(日) 夏の旅行 倉吉/米子篇
さて、2日目です。

相変わらずのお腹ぐるぐる、体調最悪。今日もアリナミンが手放せない。

今日は天気がいまひとつ。姫路まで出てきたところでひどい雨になってきた。
まぁ今日は基本的に移動だからそんなに差し支えはないんだけど・・・。

それにしても、姫路から鳥取に抜ける途中に通った佐用町の濁流はすごかったなぁ・・・。
この街大丈夫?なんて話をしていたけど、まさかその夜に十数名もの死者が出ようとは・・・。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

さて、鳥取に着いたわけですが。
今日は本当は砂丘に行こうと思っていたんだが、この雨ではどうしようもない。
とりあえず鳥取駅前の喫茶店で作戦を練り直し、倉吉に行くことに。

倉吉は、その名の通り蔵の立ち並ぶ風流な街。
前回来た時はちょうど夏祭りをやっていて、川沿いの灯籠なんかもきれいだったんだけど
今回の雨の倉吉もなかなかのもんですな。

この、赤い石州瓦・黒い板塀・白っぽい土の町並みを見ると、
あぁ、山陰に来たんだなぁと実感する。
母親の実家が山陰にあるせいもあり、
この光景はある意味自分の心象風景にもなっているわけだけど
不思議と落ち着く、大好きな風景なのであります。

列車の時間まで少しあったので、ふと一人で駅前のスーパーに立ち寄る。
その土地土地の独特な品が売っていることもあって
旅先ではよく立ち寄るのだが、今回は衝撃的だった・・・。
なんと、秋田県山口製菓の「アンドーナツ」!!俺と日口の大好物である!
これまで新潟と多摩(南大沢)でしかお目にかかったことがなく、
もはや幻の逸品と化していたのだが、まさかこんなところで出会えるとは・・・。
当然、今晩世話になる日口の土産として調達しました。

夕方、米子に着く頃には雨も上がった。そして、日口と感動の再会。
とはいえ、俺はなんだかんだで年2回は会っており、
つい2か月前にも会ったばかりだったが・・・。

日口はまだ仕事があるとのことなので、一旦別れてから
俺らは「米子がいな祭り」のメインイベントである花火大会へ。今年初めての花火大会でした。
ラストの、「ナイアガラ」ならぬ「ガイナガラ」はちょっとウケた。
その後も「がいな太鼓」や屋台を満喫して日口家へ。
(ちなみに「がいな」とはこの地方の方言で「大きい」の意味。)

移動だけだったけど、みんなへとへとに疲れていたので今日はこのまま就寝なり。
おやすみなさい・・・。

2009/08/08(土) 夏の旅行 郡上八幡篇
さて、待ちに待った夏休みであります。

聡、友子、わかめぐとのんびり鉄道の旅に出かけてまいりました。

初日の目的地は岐阜県の郡上八幡。湧き水で有名な山間の小さな街です。

名古屋で新幹線を降りて、延々とローカル線を乗り継いでやっとのことで到着したわけですが
まぁ列車の冷房が効いていなかったのと、強烈な陽射しとが重なって着いた頃にはすでにくたくたでした。

宿(今回はお寺に泊まったのです)に荷物を置き、下駄に履き替えて町並み散策。
木造の家々が並ぶ落ち着いた町並み、至る所でわき出す湧き水。
そして、なんと言っても清流長良川!みんなで川に入って遊びました。
初日から夏満喫といった感じで、最高に気持ちよかった!

で、郡上八幡は夜からが本番なのです。
「郡上おどり」という盆踊りが、なんと32夜連続で開催されるのです。
浴衣に着替えて今日の開催場所である駅前に行くと、すでにそこには盆踊りに興じる人々が!
郡上おどりは、見るものではなく踊るもの。
最初、踊りもわからない俺らは輪に入るのを躊躇していたのだが、
みるみるうちに大きくなっていく踊りの輪に自然と飲み込まれ、気がついたら踊っていました。
10種類くらいの踊りがあるんだけど、どれもさほど難しい振り付けではないので
見よう見まねで何とかなってしまう。そして、繰り返すうちにいつしかマスターしてしまう。
それでも、この街の人の踊りは一目見てわかるほどに上手い。
基本的に上手い人の後について、ずーっと踊っていました。
それにしても、盆踊りとはいえずっと踊っているととても疲れる。
盆踊りをこんなに本気で踊ったのは初めてかもしれない。その分、ホントに面白かった。

実はこのとき、昼間の疲労のせいもあってか、初日のくせにかなり体はダウンしてました。
おそらく相当の熱があったはず。お腹も下すし、体調は最悪でした。
そんな中、盆踊りの後も30分以上かけて宿まで歩いて帰り、花火までしたので疲労はピークに。
アリナミンVが俺の唯一のパートナーでした・・・。


明日からの行程は果たしてどうなることやら・・・。

2009/08/02(日) 富士峰子'09
真夏の新宿の街に放り出された俺ら「チーム富士峰子」は、
さながら浦島太郎のような気分でした。
あぁ、街だ…。ビルだ…。空気があったかい…。俺ら、生きてる…。

少なくとも数時間前まで、暴風雨の中で凍え死にそうにしていたのだから
そう思うのも無理はない。



ということで、同期8人と富士登山してきました。
数日前から俺らの間で飛び交っていた社内メールのタイトルが
峰不二子を文字って「富士峰子」だったのでそのままチーム名が富士峰子になりました。


このテの旅行では、旗やボードを作って持ってくのがもはや恒例なのですが、
今回は峰不二子のデザインに思いのほか時間がかかり、完成したのが出発当日の朝4時…。
俺、5時半には起きなきゃならんのに…。


案の定、目覚ましはスルーし、カンミカの電話で叩き起こされてギリギリのところで間に合った。


5合目はまずまずの天気。
いぐちゃんの靴底が、登る前から左右共にはがれ落ちるという
ギャグみたいなアクシデントに見舞われつつも(結局ガムテープでぐるぐる巻きにして応急処置)
馬糞をよけながら快調に登っていきます。
初日は7合目泊なので、なんら問題なく山小屋に到着。
富士峰子の旗が相当インパクトあったらしく、山小屋は富士峰子御一行到着ですー!の大合唱。
この旗、ウケる人には結構ウケるらしく、登山中も何度か声をかけられた。

ちなみに今日は麓で花火大会があったらしく、
はるか眼下で小さく打ち上げ花火が上がる風景はなんだか不思議でした。


2時間程度の仮眠を取り、夜22時半に登山再開。空には満点の星空、流れ星も見える。
そして、月明かりに照らされた富士山の影が眼下に広がっている!
一面に広がる雲海に、きれいな富士山の形をした影。これには感動したなぁ…。

ただ、だんだんとしんどくなり、深夜3時頃に本8合目で高山病により2人脱落。
残された6人はそのまま登山を続け、9合目で御来光に備える。
東の空がだんだんと赤くなり、一面に広がる雲海が白く輝いていく。
あぁ、脱落した2人には申し訳ないが、ここまで頑張って来た甲斐があった…。
空はいよいよ明るくなり、皆、その一瞬を今か今かと待ちわびる。


…とその時!!


たちまち立ち込める怪しい雲!視界を遮る濃霧!
もう、ギャグかと思うくらいのタイミングでね。
気が付いたら暴風雨ですよ。
こりゃもう御来光なんてのんきなコト言ってる場合じゃない。
とりあえず登頂だけ済ませて早く下山しよう…。


と、目の前には気が遠くなるほどの長蛇の列!
これが噂に聞いていた富士山渋滞か…。それにしても全く進まん。
お陰で体は冷える一方。もう、辛いの一言ですよ。

1時間ほどして日本最高峰を制覇するも、その感動は全くなし。
とにかく、とにかく早く下山したい…。
暴風雨はむしろ強くなっている。あまりの寒さに小屋に駆け込むも、
そこはそこでまたカオスな空間…。豚汁でつかの間の癒しを得たが、
写真を撮る余裕もなくそそくさと下山開始。

あとはひたすら、さらに激しさを増す暴風雨と格闘しつつ
拷問のように単調な下山道を下りるのでした…。

最近、山での遭難による死者がやたらと多いけど、こりゃ亡くなるわ…。
気温4度で暴風雨に長時間さらされてみなさいよ。
とても8月とは思えない、拷問のような空間でした…。



後で聞いたら、8合目でダウンした連中は
ちゃっかり御来光を拝めていたらしい。
8合目と9合目を境に、雲がかかっていたらしく…。

いや、いいんだ!
俺らは御来光を見に来たんじゃねぇ!
登頂するために来たんだ!

必死に自らをなぐさめつつも、なんだか今ひとつ腑に落ちない富士登山でした。



でも先生、俺らは山をナメてました。
ここに深く反省します。
やはり富士山は、色んな意味で日本一の山です。

見下ろそうなんて失礼なことは考えず、
おとなしく沼津の地から見上げることに徹することにします。


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