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2009/03/03(火)
過保護な社会
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昨年9月に、蒟蒻ゼリーを喉につまらせて死亡した子供の両親が、 「事故は適切な対策を取らなかったメーカーの責任」として マンナンライフを訴えたそうな。
行き過ぎた被害者感情というか何というか…。 亡くなった子供には悪いが、この両親には全く同情できない。
去年の9月なら、蒟蒻ゼリーの危険性はとうに指摘されてただろーに。 パッケージにも、マンナンの製品なら、 子供に食わせるなとか、凍らせるなと書いてあるだろーに。
ちなみに祖父母が凍らせて与えたとのことだが、 親の保護監督責任はどこへ行っちまったんだか。 自分らの行為は棚に上げて被害者ぶってさ…。
危険性が広く認知されつつも販売されているもの… 極端な例だから比較にならないかもしれないけど 例えば、画鋲とかライターとか。 親がおもちゃとして子供に与えるか? それで事故が起きたらメーカーのせいにするのか?
訴訟を起こすくらい時間とエネルギーに余裕があるなら それを少しでも子供に向けてやればよかったのに。
昨今の先生は、児童の親からのクレームに悩まされているらしいけど 家庭の教育力のなさ、親の無責任さ、 そこから生まれる生活力のなさは 傲慢で自己中心的な都合のいい人間しか生み出さない。 そのうえ社会も、過保護すぎる。
そもそも消費者なんてそんなに偉いもんじゃない。 お金を払っているとはいえ、結局は自己責任に拠るし、 サービスはこちらから求める物ではなく、 あくまで受ける物だと思う。 それを当たり前と思ってはいけない。 ありがたいという謙虚な気持ちと、 しっかりとした判断力だけは常に忘れないでいたいものである。
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