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2009/02/21(土)
箱根越えツーリング
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やっぱり休日は遅くまで寝てられない。家でごろごろという選択肢がないので 今日のような特に何も予定がない日でも早く起きる習慣がついてしまった。
最近、自転車乗りたい病ににわかにかかっていたので、 今日は思い立って沼津の実家を目指してみることにしました。 大学時代に沼津から多摩までママチャリで行ったことはあったけど その時は箱根を避けて御殿場246号経由だったので、 今日は箱根に真っ向から勝負してみることにしました。
6:40、横浜の家出発。 猿が「スノボに行くから朝イチで出なくちゃなんない・・」と 飲み会を早めに切り上げてまで昨日は帰宅をしていたが、 その猿より早く家を出てしまった。
中原街道を、大和市〜綾瀬市〜藤沢市と進み、冬の朝もやの中を突っ走る。 丘陵地帯なので小さなアップダウンはあるものの、快調、快調♪
1時間経過して7:40、寒川に到着。 相模川を渡って平塚市に入り、ここからは国道1号線を進む。 大磯のあたりで海沿いの自転車道に出る。 だんだんと日も昇ってきて、気持ち良くなってきた。
2時間経過して8:40、二宮通過。 そして、酒匂川を渡って9:00に小田原到着。 小田原城にちょっと寄り道をして、ここからいよいよ箱根路へ。
小田原までは非常に快調だったのだけど、 ゆるやかな上り坂が始まると同時に、足の異変に気付く。 普段から自転車には乗ってるし、何よりも高校時代の自転車通学で 鍛えた足には自信があったのだが、上りで力が入らない! 天下の険を目前に控え、不安は募るばかり・・・。 やっとの思いで、出発してから3時間、9:40箱根湯本着。
朝から走りっぱなしで無性に腹が減ったので、 山越えの前の休憩も兼ねて湯本駅前のコンビニで腹ごしらえ。
20分の休憩の後、いよいよ箱根に挑む。 がしかし、最初の坂であっけなくダウン。こりゃ乗りながらの登坂は無理だわ・・・。 ということで、押しながら歩いたり、また乗ったりを繰り返しながらちんたらと進む。 気温は5度くらいだったけど、登っていると暑いのなんの。 この真冬に半袖でチャリに乗る狂気じみた若者は 暖房の効いた温かい車で追い抜いていく観光客にどう映っただろうか。 それでも、すれ違う箱根越えチャリ仲間の「頑張れよ!」という 会釈に励まされながら黙々と進む。
出発して4時間、10:40宮の下着。やはり急速にペースダウンしている。 大平台、小涌谷、ユネッサンと、いくつかのチェックポイントを通過するが そこから先は特にこれといったスポットもないので ただひたすら何もない山道と格闘することになる。 それまでこまめにあった道路標識も減り、「元箱根7km」の文字にくらくらしてくる。 7kmも何もない道を進まなくてはいけないのか・・・。
5時間後の11:40、芦ノ湯着。 そこを少し過ぎたあたりで、国道1号線の最高地点に到達。 874mだそうです。 標高がほぼゼロに等しい場所からここまで登ってきた訳か・・・。
そこからは一転して下り坂になり、あっという間に12:00芦ノ湖着。 ようやく着いたという安心感と共にどっと疲れが出てきて しばしコンビニで休憩をとる。 いやー、箱根駅伝の5区の選手ってほんとよくやるよね。 ありゃ人間のすることじゃないよ。
少しだけ体力が回復し、箱根をあとにする。 ここからまた上り坂。箱根峠という、もうひとつのピークを越えなくてはいけない。 ただ、これまでの上りに比べれば、100mの高低差などはどうということはない。 あっけなく通過し、あとは850mを一気に下る!!
約3時間かけて苦労して登った坂道も、ものの30分で下りきってしまった。 爽快なのと同時に、もったいないというか何というか・・・。 でも、眼下に沼津・三島の町並みと駿河湾が見えてくると 俄然テンションが上がってくる! そして13:00、三島に到着。
あとは基本的に実家までは平坦な道なので 箱根のようにてこずることはないのだが、 思った以上に箱根のせいで足がダメージを受けており こいでもこいでも全く前に進まない・・・。
沼津からのいつもの道も、いつまで経っても景色が変わらず 慣れた道のはずなのにちょっとの段差すら憎らしかった。 半分意識がもうろうとする中を、やっとの思いでこぎ、 13:50、無事に実家に到着です。 横浜〜実家まで7時間15分を要しました。
御殿場経由のときは7時間半かかっているので どちらも大して変わらないということですなぁ。
元気があれば、ほんとは静岡、浜松方面を目指したかったけど 家に着いて安心しきってしまい、カレーを食ったあとは 泥のように昏睡しました。
でも、俺の足、よく頑張った! まだまだいけるじゃねーか!
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