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2007/08/28(火) 始祖鳥
この前のキャンプで話題になった話なんですが。



小さい頃、図鑑で「始祖鳥」を見て以来、トラウマになりました。

とにかく、怖かった。

とっくの昔に絶滅した動物だから今はいるはずがないんだけど、

夜、暗い部屋で一人で寝ていると

どこからか始祖鳥が飛んで来て襲われるんじゃないかとおびえていた。

その容姿も不気味だし(化石も想像図も両方不気味)、

「しそちょう」っていう幼児にとっては全くもって意味不明な名前も怖かった。

ティラノサウルスとかトリケラトプスなら親しみがわくのに、

「しそちょう」という響きはあまりにも怖過ぎたのです。



で、どうしてこの始祖鳥を切手にしようと思ったわけ!?
http://www2u.biglobe.ne.jp/kanban/sisty.html


幼児期の俺がこんな切手を発行するような国に生まれてたら発狂してた。
死んでも郵便屋さんごっこなんかしなかった。

改めて、日本に生まれてよかったと思った瞬間でした。

2007/08/26(日) キャンプらほい2
今日も朝から男連中は川でダイビング。
女連中は温泉に行っちゃったけど。

今日は昨日よりももっと高い岩場からダイビング。
4〜5mくらいでしょうかねぇ。
そこから回転しながらダイビングすれば、
きっと昨日のように背中を打ち付けることはないはずだ!
と意気込んで飛び込んだものの、
足場が悪く踏ん張りがきかず、回転が足りずにやっぱり背中強打。
勢いも昨日よりあったから、余計に背中が真っ赤になりました・・・。

その後、急流下りとかもしたんですが。
急流下りと行っても、ただ急流にカラダひとつで流されるだけ。
でも、見た目は大したことなさそうな流れでも、
いざ流されると、とてもじゃないが逆らえたもんじゃない。
よく水害で人が川に流されてるけど・・・無理もないですわ。

水流に逆らえないもんだから、水底の石にカラダがぶつかりまくって
ケツをかなり強打しました。
まぁそれが面白くて何回も流されてたわけですが。

その後、釣りをちょっとやってから、クルマへ多摩へ戻る。

せっかく俺らの本拠地に戻って来たんだから満喫しましょうよ、ってことで、
よく入り浸っていた大塚帝京のサイゼで遅い昼飯を食い、懐かしの中大へ。
ロースクールの試験だか何だかで、日曜のくせに学生でごったがえしていて
まるで平日のいつもの大学のようだったけど、
そんな学生を横目に、中央ステージでバトミントンしたり凧揚げしたり昼寝したり・・・。

俺らがいちばん学生っぽかったのは間違いない。

とりあえず、大学で凧揚げたのは初めてでした。

そんなことができてしまう愛すべき大学は、やっぱり最高の居心地でした。
そりゃみんな最後は昼寝しちゃうわな・・・。


また遊ぼーぜ!!

2007/08/22(水) がばい旋風
佐賀北高校甲子園優勝・・・本当に感動しました。

ついこの間甲子園行って観戦して来て
その熱が覚めやらないうちに
こんな感動が待っているとは。

西日本の旅行中、CDを何一つ用意して来なかった俺ら。
その代わり、ずーっと甲子園中継を聴いていた。
静岡県勢と群馬県勢が負けてからというもの、
気づいたら、俺と猿は佐賀北を応援していた。
二人とも、アンチ私立強豪校なのに加え、
公立高校出身ということもあって佐賀北には愛着があった。
その佐賀北が、決勝まで勝ち上がって、
まさかの8回逆転ホームランで優勝してしまうとは。

今日は群馬にて、クルマのラジオを聴いていたのですが。
8回表の時点で、4点差で負けていたから、
あぁ、ここまでか、と思っていた。
それが、仕事を済ませてクルマに戻って来たら
いつの間にか5点入っていた。
そして、9回も3人で抑え、優勝してしまった。

仕事中ながら、ちょっと涙が出ました。


俺、プロ野球にはたいして興味はないんだけど、
甲子園だけは大好きだな。
ひとつひとつの試合が生きるか死ぬかの勝負だし、
それぞれにドラマがある。
そしてまさかの大逆転劇も。

去年に引き続き、最高の甲子園でした。ありがとう!

2007/08/21(火) 西日本ドライブ(天橋立、小浜、帰宅編)
今日は天橋立に行きました。

山頂から、お決まりの股のぞきのポーズで眺めるわけですが・・・
あれって、端から見るとものすごく間抜け。
観光客がみんなあのポーズをとっているもんだから・・・

その後、ちょっと丹後半島に足を伸ばして
伊根地区の舟屋を見に行きました。
簡単に言うと、家が海に面していて、
1階部分が舟を納める艇庫になっているわけです。
青々とした海に整然と舟屋が並ぶ姿はとても美しいものでした。
でもこれ、津波が来たらどーするんだろ?

さて、今回の旅もこれでおしまい。
あとはひたすら帰るのみ。
途中、福井の小浜市で昼食を摂った以外はひたすら高速で東京へ。

東京に着いたのは夜9時。
思うんだけど、今回の旅はほんとに時間配分と段取りが完璧でした。
何も計画してなかったのに、ここまでうまくいくとは。
クルマだから臨機応変に回れるってのもあるけど、
逆に道に迷ったり渋滞とかで計画が全て狂うリスクもはらんでいたわけで。
その割に、あまりにも完璧すぎた旅だったので、
ちょっと怖いくらいですわ。
まぁこれも地理に明るい猿との旅だからできたのかもね。

またどこかへ行きませう。

2007/08/20(月) 西日本ドライブ(大山、鳥取、山陰海岸編)
今日は、ひぐち家周辺をふらふら。

家の裏にそびえる大山(だいせん)の中腹にある大山寺に行ったり、
ひぐちの母校に行ってみたり、
近所の湧き水の泉に行ってみたり。
そんな感じで、この旅にしては珍しくのんびり過ごしました。

そして午後からひぐちと別れ、ひたすら鳥取方面へ。
天橋立を目指すのだが、高速を使わないと
12時間もかかるなどとナビは予測している。
しかしこのナビ、情報が古く、新しい道路も載っていないうえに、
到着予想時刻をかなりサバをよんで表示するので信用できなくなっていた。

なので、絶対にもっと早く着くはずだ!という
勝手な距離感と勝手な時間感覚により、ひたすら下道で行くことに。

案の定、鳥取でカレーも食えたし、
キレイな山陰海岸の風景も堪能することができたし、
日本で最も高い鉄橋である「餘部鉄橋」の真下に寄り道することもできたし、
天橋立には結局5〜6時間で着いたしで、
結果的に下道を選んで大正解だったのでした。

行き当たりばったりな旅ゆえ、今日の宿も決めずにここまで来たのだが、
宮津市内を流しているときに見つけた木造3階建ての重厚な旅館に飛び込んだら、
その高級そうな雰囲気に反して安く、
おばちゃんもとても親切で、おまけに天然温泉まで入ることができてこちらも大正解でした。
ヘタなビジネスホテルに入らなくてホントによかった。

というわけで今日もなんだかんだで段取りよく進んでしまいました。

2007/08/19(日) 西日本ドライブ(とことん島根県 編)
今日は猿とひぐちと一緒に、今最もアツい石見銀山へ
7月に、大逆転の末に世界遺産に登録された、あの石見銀山です!
急に話題になったもんだから、いま銀山地区はかなりの人出と聞く。
これは覚悟しなくては・・・。

ということで、米子から3時間近くかけてやってきた石見銀山。
でも、思ったよりも人は多くなかった。
もっと人でごったがえしているのかと思ったけど。
山奥の小さな集落、という場所が場所なだけに。

とはいえ、この狭い山間部にあって、駐車場なんかは全然整備されておらす。
なんとか停められたけど、これは今後の課題になるでしょう。

しばらく麓の集落を散策し、そこからバスで銀山地区に向かう。
マイカー規制ということでバスでしか銀山へは行けないのだけど、
このバスの通るルートもすれ違いの不可能な細い山道を通るため、本数が限られている。
だから本数が少ないうえにすぐ満員になるので、
このバスに乗れるか乗れないかは死活問題なのであります。
案の定満員のバスには乗れず、2kmの山道を徒歩で登ろうと決意したその時・・・
なぜかもう1台バスが来て、そっちには何とか乗れることができました。

そして銀山の洞窟を見学。
昨日も銅山に入ったけど、猿と旅行すると何故かこういう洞窟系によく行くな。

そんなわけで意外と難なく見学できた石見銀山でしたが、
これがもっと交通アクセスのいい場所にあったら
さらに大変なことになってただろうな。
今の状態ですら、この小さな集落にとってはキャパオーバーなのに。

せっかく世界遺産になったのだから、もっとたくさんの人に訪れてもらうべきだとは思うけど、
ここに関して言うならば、今ぐらいのバランスが限界なのかも。
実際に、集落には普通に人が住んでいるわけだし。
このバランスをうまく保ったまま、末永く保存してもらいたいものです。


その後、疲れた体を癒しに温泉津温泉(ゆのつおんせん)へ。
山陰の隠れた名湯、そのひなびた雰囲気で、最近話題の温泉です。

細っそ〜い路地に、所狭しと木造の旅館が建ち並ぶ雰囲気はまさに俺好み。
今回はその中でも、いかにも昔からやっていそうな「元湯」に入りました。
温泉が濃いのか、それともただ単に古いのか(たぶん後者が正しい)、
石造りの浴槽は温泉の成分でどろどろに溶けてしまっている。
もはや鍾乳洞のようになったその浴槽で、熱〜い温泉を堪能しました。

その後はまた米子方面へ、海岸沿いの道をのんびり帰ったわけですが。

途中で立ち寄った琴ヶ浜は、「鳴き砂」で有名な海岸。
砂浜を歩くと、キュッキュッと音が鳴ります。
砂粒がキレイな証拠なんだそうで。

もちろん砂浜もキレイだったけど、ほとんど人のいない海にはもっと感動。
青を通り越して、エメラルドグリーンに輝く海でしばし遊ぶ。
湘南の、人でごったがえす海とは大違いだわ・・・。
山陰では、どんな浜でもプライベートビーチになってしまいます。


続いて向かったのは、ご存知出雲大社。
やっぱり全国の神様が集まる場所とあって、でかいですね。
10月は全国の神様がみんなこの出雲に行ってしまうので「神無月」というけれど
ここ出雲では逆に神様が全国から集まって来るので「神有月」と言うそうな。

この出雲大社の近くの旧大社駅にも行ってみました。
今はもう列車は走っていないけど、あまりにも駅が立派なので残してある。
改札に立つ猿は、さすが本業とあって絵になっていた。

旧大社駅近くのそば屋で出雲そばを食ってから、
次に向かったのは宍道湖の夕日。
夕暮れ時に宍道湖のあたりを電車で通ったことはあるのだが
その時は松江の祭りと重なって電車が満員で景色を楽しむ余裕がなかった。
が!今回は、天気、時間帯ともにまさにベスト!
宍道湖にゆっくりと沈む真っ赤な夕日をしっかり目に焼き付けました。
っつーかここの夕日ってかなり有名なのね。
あんなに夕日見物の人で込み合ってるとは思わなかった。

その後、松江城や武家屋敷など、松江市内を流し、
「北海道」という回転寿司の店へ。
せっかく松江にいるんだから「日本海」とか、そういう店名のほうがよかったけど、
この「北海道」、かなりうまかったです。
ネタが厚かった。さすがにネタは北海道産ではなく地物のようです。

今日はこれでおしまい・・・と思いきや、
境港経由でドライブを楽しんだ後、何故か米子城登山という過酷なプログラムをこなしたため、
昨日同様に家に着くなり速攻で寝てしまったのは言うまでもありません。


それにしても今日はいろいろ回った。
無計画な割には、完璧すぎるほどに段取りがよく、効率的だ。
明日以降もそうでありますように。

2007/08/15(水) とろける
あづい。

群馬県、気温40度。

そりゃ会社の前のかき氷屋に長蛇の列ができるわけだよ。

食べたかったけど、あまりの人の多さにあきらめました。


家に帰ってもあまりにも暑いので、水でシャワーを浴びようとしたんだけど、

水の蛇口をひねってもお湯しか出ない・・・。

ぬるま湯じゃないです。ホントにお湯でした。

もう家中がおかしなことになってます。

後半、ようやく水が出てきましたが・・・。


とろける一日でした。

2007/08/14(火) ドライブ
ひぐちとY子とドライブ。

伊豆方面はもうだいたい回ったので、
今日は富士山西麓の朝霧高原へ。

まず行ったのは、まかいの牧場。
俺も初めて行ったのだが、ソフトクリーム牛乳がうまい!
牛乳にソフトが浮いてるんです。
どちらも濃厚で最高でした。
ひぐちが、ヤギにぺろぺろされて顔がひきつって奇声を発しているのが面白かった。

続いて行ったのが、白糸の滝。
夏にはもってこいの場所です。
滝壺の近くはひんやり涼しくて。
マイナスイオン出まくりでした。

その後富士宮の市街に戻り、浅間神社に行ったあと、
名物の富士宮やきそばを食べることに。
うまい店をいくつか回ったのだが、
定休日だったり満席だったりで、
なかなかやきそばにありつけず。
結局、やきそば屋台が集まってる観光客向けのとこで食った。
まぁそれでもうまかったけどね。

そして、温泉に入りたいというY子のリクエストに応え、
お隣の芝川町の瓜島温泉へ。
山奥の一軒宿だったんだけど、
温泉も風情があってきれいでよかった。
疲れた体を十分に癒しました。

その後は鳥取に帰るひぐちを新富士駅まで見送り、
俺らは東京へ。

タイミングが悪いことに、今日がお盆のUターンラッシュのピークなので、東名は大渋滞。
それを避けて、御殿場から北上し中央道に入ったのだが・・・
俺が寝てしまったのがまずかった。
Y子に運転させていたのがまずかった。
まさか、逆方向に向かっているとは・・・。
ちゃんと看板見て運転してくださいよ!
どうしてまた甲府盆地に来ちゃったんですか!
今日一日で富士山をほぼぐるりと一周しちゃいました・・・。

慌てて近くのインターで降り、
またすぐUターンしてインター入り直し。
大月まで来た所で、中央道が渋滞。
しかも自然渋滞と事故渋滞が重なってるとあって、
抜けるのに3時間以上!
あきらめて、甲州街道でのんびり帰りました。
こっちはすいていたので大正解でした。

その後、懐かしい日野や高幡を通り抜け
立川で松尾と合流して飲んだ。


そして、くたくたになって深夜群馬に帰ったのでした・・。

2007/08/13(月) お盆
朝まで海で寝ていたので、蚊にさされまくって帰宅。

今日は一日家でゆっくりしてよう・・・と思って
扇風機に当たりながらボーっと甲子園を見るという
なんとも正しい夏の過ごし方を実行。

午後から、高校のときの友達から誘いがあり、
とりあえず3人で集まってみるものの、
お互い夕方までしか暇ではないので
ファミレスでのんびりと過ごす。
このうちの一人がこの前結婚した野秋だったので、
話題はもっぱらこの前の結婚式の話だった。

その後、奥さんの悠美さんも合流してちょっと4人で買い物してから帰宅。

そして、実家には鳥取と長野から、ひぐちとY子がはるばる遊びに来た。
なぜかこの二人も一緒に、お盆なので近所のお墓へ墓参り。

家族のように食卓を囲み、夜は海へ行って花火をした。

暇なようで、なんだかんだで忙しい一日だった。

2007/08/12(日) 最高の仲間たちと最高の故郷で
中学のクラスの同窓会がありました。
3年A組が誕生してから10周年てことでね。
まぁいつものごとく幹事だったわけですが・・・
今回は本格的にやろうってことで、2か月前から話し合いを重ね、
会場も結婚式場の部屋を貸し切って立食パーティー形式に。
そして、東京で歌手をやってるYANAGIにも歌ってもらった。
なかなかひとつのクラスでこれだけ本格的にやるとこはないんじゃないかな。

今回の目玉は、何といっても懐かしのDVD上映と懐かしグッズの展示!
DVDは、俺がこつこつと撮りためてたものなんだけど。
合唱コンクール、体育祭、放課後の様子、教室の様子、
そして、先生へのビデオレター・・・
中3にして、よくここまで撮ったな、という感じだけど、
当時の様子がありありとよみがえって好評だった。
特に体育祭のリレーで大逆転して優勝するシーンは盛り上がったなぁ。
結果は分かってはいるんだけど、みんなDVD見ながら大声援。

懐かしグッズのほうも、かなり好評だったようで。
学生服、セーラー服はもちろん、体育着、カバン、教科書、ノート、防災ずきんなど、
当時使ってた本物をずらりと展示。
給食のこんだて表や遠足のしおり、当時の牛乳パック、
当時のグラウンドの砂、40年前の給食のこんだて表など、
なんでそんなもんが残ってるんだよ!という相当コアなものまで展示した。
こういう時のためにとってあったのだよ。ふふふ。

制服が展示されていれば、当然始まってしまうコスプレ大会。みんな意外と似合ってたよ。
何故か俺は強引に体育着を着せられてしまい・・・
この歳になって公衆の面前で短パンにハチマキ姿になるとは思わなかった・・・。
ただでさえ最近体重が増えてるんだから、こういう露出の高い服装は勘弁だ!

こんな感じで同窓会は大成功だったわけですが、
ホントにうちのクラスは仲がいい。
もちろん当時も、校内では際立って仲がよかったんだけど、
卒業してそれがさらに加速した気がする。
これまであまり話したことがなかった人も、
昔から仲が良かったかのように溶け込んで
すごくいい雰囲気になっている。
あの時はバカばかりしていたけど、いまや立派にみんな働いていて。
一声かければ、こうやってすぐ集まれる。
最高の仲間たちです。

2次会は6時から沼津駅前の飲み屋だったんだけど、これも終電まで5時間、延々と続いた。

まだまだ飽き足らない俺らは、母校の門を久しぶりにくぐってみることにした。
終電で原駅に帰り、中学校までの道を一歩一歩思い出すかのようにみんなで歩く。
通学路を歩くのってすごくひさしぶり。
中学が近づくに連れて、嫌でもテンションがあがる。

そして、懐かしの母校へ。
昔と変わらないぼろぼろの校舎。
果てしなく広いグラウンド。
目の前に広がる海と、波の音。
ほのかに潮の香りがする風。
そして何よりも感動したのが、満点の星空。
こんなにもたくさんの星を見たのはいつ以来だろう。

思わずみんなでグラウンドへ駆け出した。

体中で、懐かしい空気をめいっぱい感じた。

今更になって思うけど、俺らはこんなに最高の環境で育ったんだなぁ。
当時は当たり前すぎて気づかなかったけど。
すっかり忘れていたよ。


その後は、学校の前の浜へ行き、みんなで花火をした。
そして防波堤に寝転び、満点の星空を眺めた。
そう、今日はペルセウス座流星群の日。
みんなで、見えた流れ星の数を競った。
10個くらいは見えたかな?
時間の経つのも忘れて、朝まで波の音を聞きながら語り合った。

最高の仲間と、最高の故郷で過ごしたひととき。
改めて再確認できたことが多かったな。

同窓会って、ただ昔を思い出すだけじゃないんだ、と思った。
新しいこともたくさん発見できた一日でした。

2007/08/07(火) おい、俺の筋肉!
北岳登山の影響で、足がバリバリに固まっている。

筋肉がパンパンに張っていてどうしようもない。

平坦な場所なら問題はないが、坂道や階段ともなればとたんに激痛が走る。

中学、高校に入って以来、足が筋肉痛になんかなったことなかったんだけどな・・。

というのも、高校の時は毎日15km自転車こいで、山の上の学校に通学してたから。

1週間で100km以上こいでるんだもんなぁ・・・。

そりゃ鍛えられるわ。



自信があっただけに、今回の筋肉痛はショックであります。

さすが北岳。なめてかかってはいけないな。

2007/08/05(日) 北岳登山その2
朝3時半に起床。
早い?でもこれが山では当たり前。
山小屋の人々がみんな支度を始め、まだ世の中は真っ暗なのにここだけはにぎやか。

外に出たら、昨日の強風と霧が嘘のように消え、静まり返っていた。
そして頂上を目指して、最後のラストスパート。
懐中電灯片手に、急な岩場を登って行く。
うっすらと東の空が赤くなり、あたりの山々が見えて来た。
それと同時に改めて、こんな高い所に今いるのか・・・とじわじわ感じてくる。
昨日まで一切景色が見えなかっただけに。

そして4時50分、ついに登頂。
3193m、ここが日本で2番目に高い場所だ。
間もなく、いよいよ空の一点がオレンジ色に輝いて、
真っ赤な太陽がゆっくり昇ってきた。
なにも言葉が出ない。
ただひたすら、昇って来る太陽を見つめていた。

周りには、延々と連なる南アルプスの山々。
そしてひときわ目立つ、富士山。
その遥か下には雲海が広がっている。

登頂した者だけが味わえる感動。
本当に登ってよかった、と思った。
みんなの顔もオレンジ色に輝いていた。
たぶん、みんな同じことを考えているのであろう。

岩菅、元白根、黒斑・・・いくつもの山を登ってきたけど、
全て雨と霧に祟られていたので、こんなに天気に恵まれたのは初めてだったので余計に感動した。


・・・あとはひたすら下るのみ。
昨日とは違うコースで下ったのだが、ここがかなりの急傾斜。
最初は好調だったのだが、後半はさすがに足がやられた。
膝が笑ってしまい、足ガクガク。
このまま転げ落ちてしまいたいくらい。ブレーキが効かない。

所要時間は登りよりも当然短かったけど、
足への負担は半端じゃありませんでした・・。
昨日の疲れも一気にきた感じです。


心地よい疲労感を味わい、目指すは温泉!
ふもとの金山沢温泉へ。
前日は風呂に入れなかったうえに、
このパンパンになった足。
まさに天国とはこのこと。全てを癒してくれた。

その後は甲府まで下りる。
クルマを下りて一言。「あづい!!!!!!!!!」
そりゃそうだ、さっきまで雪の積もっているような場所にいたのに、
ここは真夏の甲府盆地。日本で最も暑い所のうちのひとつだ。
35度をゆうに越えている。
そりゃ暑いわけだよ・・・。

俺はひとまずここでみんなとお別れ。
先週の渋滞が頭をよぎったのと、
自然に癒されたので東京の雑踏をを通りたくなかったのと、
ちょっと小旅行をして帰りたかったのとで、
電車に乗って北上、八ヶ岳の麓の清里を経由してのんびり帰りました。

でも群馬まではこのルートが正解だった。
意外と時間かからなかったし、
結局自動車組は渋滞にハマって何時間も閉じ込められたようだし、
何よりもひたすら続く高原の景色に癒されました。


初めての本格的な登山だったけど、
いまは充実感と満足感と心地よい疲労感でいっぱいです。
こうなると、槍ヶ岳と穂高も制覇したくなってくるなぁ・・・。
あ、その前に富士山登らなきゃ。
静岡県民失格だな、このままじゃ。

2007/08/04(土) 北岳登山その1
富士山に次いで国内第二位の高さを誇る、南アルプスの北岳に登って来た。
大学時代のアウトドア好きの友達が中心となって
色んなところから集めに集めた総勢11人。
金曜日の夜中に山梨の南アルプス市(旧芦安村)に入り、仮眠所で寝た。
寝たといっても廊下しか空いてなかったので、ろくに眠れなかったが・・。


翌朝、朝4時に起きて登山口へ。
まだ薄暗いのに、登山者にとっては当たり前の時間。
すでに標高1500mのところにいるため、空気はひんやりしている。
そんな中、大きなバックパックを背負い、ひたすら頂上を目指し一歩一歩登って行く。

1時間歩いたら休憩、というパターンを繰り返しながら、
森、草原、沢、お花畑を越えて行くと、目の前に雪渓が現れた。
この8月に、まさか雪を踏みしめて歩くことになろうとは・・。ヘンな感覚だ。

雪渓を越えてから斜面が急になり、かなり辛くなってくる。
それと同時に霧が覆ってきて、あたりは真っ白になってしまった。
急傾斜を登り終えたところで、景色が広がるポイントに出るはずだったのだが
相変わらずの霧で何も見えない。さらに強風まで吹いて来て、嵐になってしまった。

そんな悪天候の中、やっとたどり着いた山小屋。
高度3000mだけど、とりあえず高山病にはならなくて済んだ。
でも、かなりハイペースで登ったため、まだ昼の12時だ。
予定では15時頃の予定だったんだけど・・・。

・・・することがない。
外は気温一ケタの極寒、おまけに霧と暴風。
山小屋には寝袋しかないし、夕飯にも寝るにも早い・・・。
とりあえず、毛布をかぶってストーブを囲んでみんなでしゃべってた。
あれ、今って確か8月だったような・・・。まぁいいか・・・。

この時、ある奴と食べ物トークで盛り上がっていたんだが、
グミ、アイス、ドリンクのかなりマニアックな話題であった。
ドリンク、ジュースの話題であそこまでついて来れた奴はいない!
リボンシトロン、ウィルキンソンはまだ序の口。
メローイエロー、メッツガラナ、リボンナポリンの話題で盛り上がれるとは・・。
はい、マニアックでごめんなさい。

隣で寝袋で昼寝してた連中に、
「あんた達ずっと食べ物の話ばっかり・・・うるさい!」と言われたのは言うまでもない。

夕方になって、夕飯の支度。
うちのグループはしっかり鍋とお米を持って来ていたので、
ストーブでぐつぐつとお米を炊いて、カレー(さすがにレトルト)をかけて食べた。
鍋で炊くご飯は久しぶりに食べたけど、こんなにうまいとは・・・。
風味が全然違ったのでびっくり。


山小屋の夜は早い。
夜の8時には消灯である。
まぁ翌朝が早いので仕方ないのだが。
木造のおんぼろの山小屋の中、ぎゅうぎゅうに肩を寄せ合って寝袋で寝る。
たまにはこういうのもいいもんだ。

外ではまだ暴風が吹き荒れているようだ。
明日は晴れますように。


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