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2007/07/18(水)
さよならのっぽパン
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のっぽパンがなくなる。
静岡県から、のっぽパンがなくなる。
コタツの上のみかんのように、
食卓の隅にいつもあったのっぽパンがなくなる。
静岡県民のアイデンティティーともいうべきのっぽパン。
どこにでも当たり前のように売っていたのっぽパン。
実家に帰るたびに食って、あー、地元はやっぱりいいなぁ、と感じさせてくれたのっぽパン。
なくなっちゃうのが信じられないなぁ・・。
製造元のエヌビー(ヌマヅベーカリー)が経営不振ということが原因らしい。
パン好きだったうちのじいさんは、ヌマヅベーカリーのパン以外は食べなかったのになぁ。
これはマジで悲しいかも。
この前の結婚式の後に、野秋の大学時代の友達(浜松出身)と飲んでいたとき、 静岡県の話題になった。 沼津と浜松は同じ静岡県だけど、いかんせん端と端なだけに、結構文化が違う。 「学生服のやまだ」のCMソングの替え歌や、「漢方薬の荷以屋」のCMの話題は共通だったけど、 のっぽパンと丹那牛乳が浜松に存在しないのは驚いた・・・。 静岡県共通の話題だと思ったんだけどな。 沼津ではあれだけメジャーなのに。 でも、浜松市民からすれば沼津なんてのは所詮ちっぽけな東のほうの街なわけで・・ 改めて、静岡県内における沼津の地位の低さを知りました。
静岡県って、関東でもないし、 東海地方のくせに「東海三県」からは仲間はずれにされている。 (東海三県は愛知、岐阜、三重。三重は近畿地方なのに・・・) そんな中途半端な存在の静岡県の中でも、 浜松と静岡の陰に隠れてる中途半端な存在の沼津っていったい・・・。
だからこそ、沼津市民のアイデンティティであったのっぽパンの存在は重要だったのに。
ホント、悔やまれます。
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