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2006/02/09(木)
男まみれ 雪まみれ 2
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眠れたんだか眠れてないんだか、よくわからないままに、 気がついたらバスは長野の志賀高原を走っていた。 志賀高原は高校の高原教室で来たトコだから、懐かしい。 懐かしいとは言っても、一面の雪景色だから、夏の面影はないのだが。 やっぱり今年の豪雪はすごいらしく、積もってる雪が半端じゃない! 停めてある車も、その形がわからないくらいこんもりと雪に覆われている。 こんな雪、見たことないぞ・・。
しばらく走って、ようやく野沢に到着。 宿まで歩いて、いよいよスキーの仕度をする。 ウェアーは自前の物なのだが、いつもバイクに乗る時の 防寒用に着てしまっているので、久し振りに本来の目的に使った気がする。 心なしか、普段よりイキイキとして見える。
さっそくゲレンデに行き、滑りはじめる。 みんななかなか上手いじゃないの。 ・・・あれ?でも、猿は・・?
午前中はたまに吹き荒れる吹雪に耐えながらも、スキーを楽しむ。 θOなんかは帽子を被っていないから、 髪をバリバリに凍らせながら滑っている。 ただ、新雪が積もり過ぎているのと斜面が緩すぎるのが祟って、 しばしば平坦路に弱いスノボ連中がスピードダウンしてしまうのが難点か。
昼食をとったあと、今度はθOと上級者コースに挑戦した。 ところが、ここも新雪が深く積もっており、すぐに埋まってしまう。 ここでコケたのが、悪夢の始まりであった・・・。 なんと、左足の板が新雪に埋まって外れ、見失ってしまった。 探せど探せど、見つからない板・・・。 1時間近く掘り返していたけど、さっぱり見つからん。 板がないと下に降りることもできないし・・・。 さながら遭難者の気分だ。上級者コースだから滅多に人も来ないし。 それでも何人かの人が一緒に探してくれたが、まだ見つからず。 諦めかけた時、相当の熟練者と思われる男性が一緒に探してくれた。 ・・と思ったら、あっけなく見つけてくれた。 その人が神に見えた瞬間でした・・。とにかくよかった。
その後は疲れて、ほとんど滑らず。 宿に戻って、夜は温泉めぐりに出かけた。 野沢温泉は、13の外湯が街中に点在していて、どれも無料で入れる。 まぁまともな脱衣所もない簡素な作りではあるけれど、 それでも源泉掛け流しの濃い温泉に入り放題とは贅沢だ。 今夜は、大湯→滝の湯→麻釜湯→新田の湯、の4つを巡りました。 大湯は街のシンボル的存在であるために混んでて落ち着かなかったけど、 他の3つはほぼ貸切状態だったので良かった。 特に滝の湯はかなり奥にあって、建物も古かったけど、 その薄暗い雰囲気が秘湯っぽくてよかった。
宿に帰ってからは、買ってきた甘酒と地酒でプチ宴会。 でも、みんな疲れてたので、すぐに布団を敷いてしまいました。 しばらくしゃべって、就寝。 あー疲れた。
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