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2006/10/28(土)
写真部始動
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会社の同期の写真好きが集まって、写真部を作った。 デジカメ一辺倒のこのご時世に、皆そろいもそろってフィルム愛用だ。 一眼レフを首から提げて、今日は初めての撮影旅行。 朝から張り切って行くつもりで、前日仕事を終えてから、 早々と浦和の同期の寮に乗り込んだはいいものの… 同期と深夜から焼肉に行った揚げ句にバーで3時まで飲んでしまった。 しかも寝たのは4時半、起きたのは5時半。 最悪のコンディションでクルマを西へ走らせた(飲酒じゃないよ)。
まず向かったのは箱根の仙石原。 広大な草原を撮りたい、というリクエストがあったため、 仙石原のススキ草原で写真を撮る。 でもハイシーズンとあって、観光客だらけだなぁ。
続いて向かったのは、御殿場の東富士演習場。 自衛隊の管理地だから奥まで入れないけど、 ここの草原が素晴らしい。まるで北海道にいるかのような広さ。 荒涼とした雰囲気と、自衛隊という殺伐さがあいまって、 独特な雰囲気を生み出しており、撮影地にはもってこいだ。 みんなかなり満足した様子。
ここでお腹も空いてきたので、すっかり定番だが、 沼津港に行って海鮮丼を食う。 地元ながら、ここはいつ来てもハズレがないね。
その後、海を撮るために近くの千本公園へ。 色んなロケ地になってるだけあって、やっぱり綺麗だ。 沼津に住んでる時は気付かなかったけど… ここのロケーションには、みんな大満足してた。 裸足になって、海辺に寝っ転がって・・・ なんて幸せなひとときなんだろう。 そんな様子を、みんな思い思いにカメラに収めていた。
その後、廃虚を撮りたいというリクエストに応え、 富士市の某所を案内する。ここには昔の電車がたくさん捨ててある。 なんともいえない雰囲気と夕暮れの薄暗さが、寂しさをいっそう増幅させる。 しかしそれが写真のいい被写体になる。 いわゆる、諸行無常、盛者必衰、か。 それを写真に収めることで、自然と深い物語が生まれるような気がする。
センチメンタルな気分になったところで、御殿場に戻って温泉へ。 一日の疲れをゆっくり癒した。 あまりにも気持ちよすぎたので、このままクルマを運転するのが億劫になり、 みんなと別れて俺だけ電車で実家に帰っちゃいました。 睡眠時間1時間で、一日中クルマ運転してたのだから、 実家に着いて爆睡したのは言うまでもない。 でも、この疲れ方は仕事の疲れ方と違って好きだわー。 久し振りに、学生の気分に戻った一日でした☆ 社会人になると何も楽しいことなんかできないんだろうな・・と思ってたけど、 意外と楽しいもんだね。
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