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2005/08/23(火) 九州旅行1日目
朝、博多駅に到着。
雨こそ降っていないものの、どんよりとした天気。
まずは、佐賀県の吉野ヶ里遺跡に向かいます。

吉野ヶ里の駅前は、驚くほど何もない。
田んぼばっかだ。こんなトコからいきなり遺跡が出てきたんだから、
地元の人はさぞその当時は驚いたことだろう。
遺跡は、公園としてきれいに整備され、高床式倉庫や竪穴住居が復元されている。
それらの中に入って見学するも、いかんせん時間がない。
九州は電車の本数が少ないので、電車に合わせて行動せにゃならんのだ。
ほんとはここで、先に九州入りしていた猿と合流する予定だったんだが、
まだ見学したいという猿を置いて俺らだけ熊本へ先に向かう。

熊本では、少し小雨が降っていた。
そんな中、まずは路面電車にのって小泉八雲の旧宅へ向かう。
ここでは、近くに止めてあったタクシーの運転手さんに話しかけられ、
しばしの間、会話を楽しむ。
ラーメンご馳走してやるよ、と言ってたけど、
猿を待たねばならなかったので残念ながら遠慮させていただいた。
熊本の人は温かくて優しい人が多いな、と思った。
東京じゃ、こんなコト考えられないからね。

続いて、歩いてすぐのところにある熊本城に向かう。
まぁ歩いてすぐ、とは言え、
天守閣までは大きな石段をいくつも登らねばならないので大変である。
そのぶん、天守閣から見た壮観だった。
しかし天気の悪さだけが悔やまれる。
まぁ、東京では台風が来ているみたいだから、それに比べればマシか。
ここで、ようやく猿が追いついた。
猿が城を見学するのを待ってから、お待ちかねの熊本ラーメン♪
ご当地ラーメンは数多くあれど、熊本ラーメンは特にうまい。
ところがどっこい、期待して行った有名店はあいにくお休み。
リベンジで、かつて猿と行ったことのある店に向かう。
こちらの店は「馬刺し」をラーメンに付けてくれて、これがまたウマいのだ。
ところが、こちらのお店、健在はしていたが
馬刺しはメニューからなくなっていた・・。残念無念。
でも、しっかりと美味しい熊本ラーメンはいただきましたよ!

お腹がいっぱいになったところで、俺らはさらに南を目指す。
八代からは、山奥へと入っていく。
日本三大急流として有名な球磨川を横に見ながら、
列車は人吉に到着した。

人吉は、温泉で有名な盆地だ。
さっそく、駅から歩いて人吉温泉に向かう。
到着した「元湯」は、地元の人向けの公衆浴場だ。
公衆浴場は銭湯よりももうワンランク下、といった位置付けの場所だ。
体を洗う設備もなければ石鹸もない。
ほんとに、ただ風呂に入るためだけの施設なのだ。
しかしそのぶん、湯も雰囲気も最高だ。
来る人は地元の常連ばかりだから、俺らみたいな旅人が来るとすぐにわかる。
そして、気さくに話しかけてくれる。
この時も、数人のおじさんが話しかけてくれて、
旅の話、おじさんが若いころの話、
このあたりの観光の話などを聴かせてくれた。
おまけに石鹸まで貸してくれて、ほんとにお世話になった。
「若いころはどんな無茶なコトでもやっておけ。
失敗が怖いからやらないのではなく、
失敗してもいいからまずやってみるんだ。
そういった失敗ってのは後で何とかなるもんだし、
いい思い出にもなる。失敗するからこそ、記憶に残るんだ」
という言葉が記憶に残っている。
この旅では、まさにそんな心構えが必要だ、と思った。

ひとときの楽しい時間のあと、
俺らは再び列車で南下し、鹿児島を目指す。
スイッチバックやループ線を経て、いくつも峠を越えていく。
車窓は真っ暗で、もはや何も見えない。
そして車内には俺ら以外の乗客はほとんどいない。
クモの巣がいくつも張った車内で、ここぞとばかりにはしゃぎまくった。
unoちゃんは網棚によじ登って寝るわ、
猿はつり革をつり輪みたいにして遊ぶわで、完全に車内は俺らの天下だ。
窓はもちろん全開。ビュンビュン入ってくる風で、洗濯物を乾かした。
お陰で、車内のシートは物干しざおのように洗濯物で埋まっていた。
なんだかまるで列車の中じゃないみたいだ。
ま、旅ってのは基本的に「非日常」を楽しむものであるべきだし、
この車内の非日常っぷりといったら尋常じゃないから、
これはこれですごく楽しかった♪

鹿児島中央駅前のファミレスで遅い夕食を食べ、
近くの漫画喫茶に泊まりました。
明日も早起き。早く寝なくちゃ・・・。


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