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2005/06/27(月)
幸せの黄色い缶詰
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夕方からunoちゃんがうちに来た。そして、ディナーを作った。 今日の素材は、チャム肉。 どう?ちょっと高級で美味しそうでしょ? とある業界では有名な、グルメでリッチなお肉なのだ。 庶民は、あまり食べたことのない肉かもね。 まぁ、そんなちょっぴり珍しいお肉を使って、 俺はハヤシライスを、unoちゃんはマーボー豆腐を作りました。
まず、タマネギを炒めてから、さっそくチャム肉の黄色い缶詰を開けた。 その途端に立ち篭める、強烈な異臭!!
な、な、なんか、動物臭い。
とりあえず、ニオイが強烈なので水洗いしてみる。
・・・が、取れない。
コイツは厄介だぞ。
でもまぁ火を通せば何とかなるだろうと思い、鍋にぶちこむ。 だが、炒めても炒めても発せられる強烈な異臭。 赤ワイン、ショウガ、ローリエ・・・と、思いつくかぎりの くさみ取りを投入し、フタをしてしばし煮込んでみる。 unoちゃんのマーボーもこの臭いになかなか苦戦しているようだ。
で、何とか完成。 ご飯にとろりとかかったハヤシソースは、実に美味しそうなんだ。 unoちゃんのマーボからも美味しそうな匂いが漂っているじゃないか。 で、口にふくんでみる。
・・・マズイ。くさい。 どう考えても、何かのエサの臭いとしか思えない。
でもせっかく作ったんだから・・と、何回か口に運び直すも、 さすがの俺でもコレは無理だった。 お口直しのためにunoちゃんが持って来た、 いかなご(魚の佃煮)を慌てて口に頬張る。 だが、いつまでも口に残るチャム肉の臭い・・・。 マーボのほうは、ハヤシよりはいくぶんマシだったとはいえ、 それでも強烈なチャム臭を有していた。 もったいないが、お料理は玄関に遊びに来た猫ちゃんにあげました。 もう二度と、チャム肉は食いません・・・。
台所に残されたチャム肉の黄色い缶に描かれた、 ゴールデンレトリバーの笑顔が急に憎らしくなってきました。
何がトップブリーダー推奨だよ!! ブリーダーさんよぅ、アンタ味覚おかしいんじゃないの!? ・・・まぁ、ワンちゃんのエサで料理しようと思った 俺らが全ていけないんだけどさ・・。
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