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2005/05/04(水) 西日本が俺を呼んでいる(尾道篇)
朝、瀬戸大橋を渡って本州に戻り、岡山駅へ行く。
ここで用事があるunoちゃんとはお別れっす。俺は、猿と二人で広島県を目指す。
今回の旅の目的の一つに「尾道の景色を写真に撮る」というものがありまして。
山口県萩に次いで大好きなこの街の風景を、いつか一眼レフで
写真に収めたいと、前々から思っていたのだ。
だから、俺は尾道で下車。一方、猿はそのまま広島へ観光に向かったので、ここでお別れ。

尾道は、古い町並みの中に、細い路地や坂道、階段が続く港町である。
カメラを首から下げて、いいスポットを探しながら隅から隅まで歩き回った。
坂や階段ばかりだから、肉体的にかなり疲れる。
でも、それが不思議と苦痛にならないんだよな。好きな事やってるからかな。
そして、たまには階段の一角に座り、瀬戸内海を眺めながらボーっとする。
こーいうふうにゆっくりと休む、ってことを、就活中はすっかり忘れていた。
それができる幸せと、何かから解き放たれる開放感にしばし浸る。
潮風と、古い木造の家々の持つ暖かさが体を包み、さらに心地よい。
ずっとこうしてたい、と何度思ったことか。
尾道は、人の心を休めてくれる、ほんとに居心地のいい街である。

広島から猿が戻って来た。尾道といえば、ラーメンが有名である。
朱華園という有名な店があり、過去2回尾道を訪れた際も、ここで食べた。
で、今日もそこへ行こう、という話になったのだが、
さすがはGW!店の前にはざっと50人ほどの長蛇の列が!!
3〜4時間は覚悟だろう。諦めて、別のラーメン屋に入る。
尾道ラーメンの特徴は、背油がスープに浮いているということだ。
この店でももちろんそうだった。だけど、俺はやっぱり朱華園のほうが
味が濃厚で好きかな?ここには平日に来るべきだなぁ。

猿は今夜の夜行で帰るので、またもやここでお別れ。
再び一人になった俺は、夕暮れの風景を撮りにまた街へ。
しばらく撮った後、気付けばすでに夜。今夜の宿泊先を探さねば。
安く済ませるため、俺はカラオケでの宿泊を考えていた。
そのためには風呂に入る必要があり、尾道市内の銭湯を探して回る。
まず1件目。のれんもないうえに中も暗く、どうやら廃業したようだ。
気を取り直して2件目。かなり歩いて来たのに、ここは今日は休業日・・・。
そして最後の砦、3件目。よかった、ここは開いているようだ・・
・・・と思うでしょ?中に入ると、客はいるものの番台がいない。
しばらく待っていると、戻って来た番台が一言。
「ごめんね、今日はもう終わっちまったよ。」
あぁ、最初からここに来ていれば、風呂に入れたのに。
だいぶショックだったが、まぁ風呂なんて1日くらいなんとか我慢できる。
気を取り直して、カラオケのありそうな街・・ということで、岡山県の倉敷に向かう。
駅前に唯一あった一件は、午前3時までしかやってないので却下。
他のカラオケやマンガ喫茶は、全部車で行かなくてはいけないほど遠いようだ。
倉敷の駅前を歩くも、他に何もなく、途方に暮れる俺。

そして、最後の望みをかけ、岡山へ移動。もう終電も近いから、後戻りもできない。
駅前は、倉敷よりは店がたくさんあって何とかなりそうな雰囲気だった。
ところが・・・ここでも状況は倉敷と同じ。泊れそうな所はどこにもなかった。
もうここまできたら野宿覚悟である。夏ならまだしも、この時期の野宿は少しキツい。
それすら覚悟して街を彷徨っていると・・・ようやく1件のサウナを発見。
今夜の寝床を見つけて、ようやく安心できた。
そこで入った風呂は、苦労して探した甲斐があって格別でした。
その後はもちろん速攻で寝ましたとさ。


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