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2005/05/17(火)
置き石
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明日、静岡で面接の予定があるので実家に帰ってきました。 そのために、昼下がりのがらんとした相模線に乗っていたのですが。 俺は先頭車両の前の方に座っていました。 ちょうど一番前の車輪の上あたりですわ。 列車は、田んぼや畑が広がる、何にもない区間をのんびりと走っていました。 陽がさして暖かいので、ついうとうとと眠りかけた時、いきなり
ガタン!!
という大きな音とともに衝撃が車内を走った。 急ブレーキをかけて急停止する列車。 そして、慌てて扉を開けて外に出て、車掌のもとへ走る運転士。 車内の乗客は皆携帯を取り出し、誰かにこの様子を伝えようとしている。 しかし意外にも皆落ち着いており、おとなしく座っている。 そして放送が流れた。 「ただいま走行中、衝撃音を感知したため、 急停車いたしました。確認作業を行いま したところ、置き石と判明いたしました。」 ・・・とのこと。 おぉ、置き石かよ。なんだか尼崎の事故以来、 便乗して全国各地で置き石が多発していると聞くが、 まさか自分が乗ってる電車の、しかも自分の真下で それが起こるとは思わなかった。
電車は、結局10分弱遅れてそこを発車した。 ところが、終点の茅ケ崎に着いたのは定刻通りだった。 あ、これがウワサの回復運転ていうやつですかね? そういえば運転室から、速度超過を知らせていると 思われるATSの鐘の音がたまに鳴っていた。 まぁ相模線は目立ったカーブもないから平気なんだろうけども。 とにかく無事に実家に帰って来ることができてよかった。
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