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2005/04/14(木)
都の西北
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朝、まだみんなが寝ている中をひとりごそごそと支度をし、みんなを置いて家を出て来た。今日は高田馬場へ行く用事があったので、その後に早稲田の友達に電話をし、うまい店を紹介してもらうことにした。で、結局そのマサキと一緒に飯を食うことに。マサキは理系だから就活こそしていないが、ここ最近はずっと研究室にこもって忙しい日が続いてるようだ。 で、とあるラーメン屋に着いた。でも、看板もないし入口も普通の無機質なドア。ペンキで真っ黒に塗られており、なんとも怪しい雰囲気・・・。しかしそこには行列が。並んで中に入る。店主を丸く囲う形の、10人ほどが座れるテーブルだ。で、オススメの塩ラーメンをいただく。うむ。今までに食べたことのない味だ!変わっているがうまい。この他にも、ここにはいろいろなメニューがあり、店主は毎日のように新しい味を求めて試行錯誤しているようだ。そして、客に自分のラーメンに対する思いを滔々と説くのだ。「この麺は最高にうまいぞ!やっと巡り会ったんだ。ぜひ食べてみてくれよ!」「こんどは○○のスープに挑戦しようと思ってる。うまそうだろ?」「このラーメンは、この酢をかけるとうまいぞ!かけた瞬間に新しい世界が広がるんだ!」「俺は自分のラーメンに絶対の自信を持っているんだ。自分で納得しないとみんなに提供なんてできないからね」・・・といった具合に。ラーメンを食う、というよりは、客が店主を囲んで語り合っている、というような雰囲気だった。 さて、お店の紹介。店の名前は「がんこ」。ただ、看板も何もないです。都電の早稲田電停近くの交番の裏の、黒く塗られた扉がその魅惑の世界への入口です。ラーメン好きの園田先生、大学からもスグですし、一度試してみてはいかが?
夜、このマサキから電話があった。なんでも、俺と別れた後に、高校時代のテニス部の顧問(忠)に早稲田でばったり出会ったんだと。なんで忠がこんなトコにいるんだか。いやー、俺も会いたかった!都心で忠にばったり遭遇。想像しただけでもワクワクしちゃいますわ。「おぉ!ストレンジャー!なーにやってるだよーぃ!」とか言うんだろうな。あ、ゴメンね、内輪ネタで。
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