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2005/03/30(水)
横浜市磯子区杉田三丁目
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横浜市磯子区杉田三丁目。俺が生まれ育った場所である。小学校1年の夏まで、この地で過ごした。幼稚園時代の思い出がたくさん詰まった街である。 今日は、当時からの友達、つまり幼馴染みであるisii君とこの地を久し振りに訪れた。彼とは幼稚園以来の付き合いだから、かれこれ18年の付き合いになる。当然、最も古い友達である。isii君も今は静岡県に住んでいるので、二人とも杉田を訪れるのは久し振りなわけだ。 まず、根岸線の新杉田駅に降り立つ。ここの駅ビルにもたくさんの店が入った。そして道を挟んだ向い側にも大きな商業ビルが建ち、大きな賑わいを見せていた。当時はほんとに小さな駅だった京急の杉田駅も大きな駅ビルに生まれ変わり、こちらにも店がたくさん。ほんとにこの街の発展には目を見張るものがある。 その一方で、昔ながらの商店街もまだまだ元気だ。昔よくパンを買ったパン屋など、よく行った店がそのまま残っているのを見ると嬉しくなる。当時よく食べていたドラえもんパンが15年経った今でも売られているのには感激した。もちろん即買い!俺が「ドレンチェリー」が好きなのは、ここから全て始まっているのだよ。このドラえもんの鼻がドレンチェリーでした。 さて、ここからは商店街を離れて昔住んでいた家に向かう。まずはisii君の家から。団地なんだけど、もう取り壊されてしまうんだそうな。だから工事用のフェンスで囲まれていたけど、当時のまま残っていた。俺がここに遊びに行くときに通り抜けていたフェンスの「抜け穴」のあたりの雰囲気も、当時のままだった。その傍らには、今や珍しくなった「カントウタンポポ」がたくさん咲いていた。変わらないものは変わらない、いい街である。 その後、かすかな幼児期の記憶を頼りに、当時の友達の家なんかも行ってみた。ここは斉藤君の家じゃなかったっけ・・?と思って表札を見たら、ずばり「斉藤」とあったので、6歳の俺の記憶力も捨てたもんじゃないな、と思った。 続いて、当時俺が住んでいた家に行ってみる。そこに行くまでの道や周りの雰囲気は当時と全く一緒だったのでうれしかった。でも当時はもっと道が大きく見えたんだけどなぁ・・・。で、家のほうもやっぱり小さく見えた。こんなところで育ったんだなぁ。すると、2件先の家からおじいさんが出て来た。あ・・・伊藤さんじゃないですか!小さい頃、この人にはよくかわいがってもらった。話し掛けてみると、伊藤さんも俺のことをよく覚えていてくれた。感動の再会である。当時6歳の俺がこんなに大きくなったのだから、伊藤さんもさぞ驚いたことだろう。とにかく、元気そうで何よりである。 次に、俺らが通っていた幼稚園に行く。ここは悲しいことに既に廃園になっているが、建物だけは寺の境内にあるのでそのまま残っている。さっそく中に入ってみるが、やっぱり「こんなに小さかったんだなぁ・・・」という感想。確かに懐かしいけど、遊具もきれいに撤去されて、子供の声もさっぱりしなくなった幼稚園はやっぱり寂しいものがありますね。 さて、お次は俺が3か月だけ通った小学校。入学してからすぐにいなくなってしまった俺を、級友はさぞ不思議にい思ったことでしょう。こちらは幼稚園とは違って健在なのだが、校舎が完全に建て替えられてしまった。俺らが通ったオンボロ旧校舎は見る影もありませぬ・・・。 杉田八幡宮でお参りをしてから、電車に乗ってカレーミュージアムに行ってうまいカレーを食う。俺にカレーを語らせたらどういうことになるか皆さんわかってますよね。 その後はみなとみらいをふらふらして、一日を終える。いやー、なんだか原点に帰ったような気分です。気分も一新、また明日から就活がんばるべー。えいえいおー。
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