ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2005年12月
前の月 次の月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新の絵日記ダイジェスト
2010/06/26 江本結婚式
2010/06/25 W杯デンマーク戦
2010/06/19 W杯オランダ戦
2010/06/12 多摩川BBQ
2010/05/29 東京たてもの園

直接移動: 20106 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 1 月 

2005/12/17(土) 台湾4日目(インタビュー調査、打ち上げ、総括)
今日は、ナオコ、明子と、東呉大の陳君、ウーズーティン、
ビッキー、アイリーンと一緒に、街頭インタビューに出かけた。
街頭インタビューとは、2月に南セントレアの調査でやったような、
フリップボードによる突撃調査のことである。
俺らの班のテーマは、「台湾ではどんな人がかわいいorかっこいいのか!?」。
まずはカフェに入って、軽食をとりながらフリップボードの作成。
まずは台湾で人気のある芸能人を東呉の連中に挙げてもらって、
それらをフリップボードに書き込んでいった。
「この中で、誰が一番かわいい(かっこいい)と思いますか?」と題して、
最もかわいい(かっこいい)と思った芸能人の欄にシールを貼ってもらうのだ。

さっそく、街に繰り出してインタビュー開始!
俺らが行ったのは、「台北101」。101階建ての、世界一高いビルである。
中や周辺はショッピングモールが並んでいて、ここにいる若者を捕まえるのだ。
俺らは中国語がうまくしゃべれないので、
今回は東呉大の連中に本当にお世話になった!
若者を見つけるやいなや、ダッシュで駆けていって話し掛けるウーズーティン。
そこまでするの!?ってくらい突撃して、所構わずインタビューするビッキー!
彼女らはほんとに頼もしい!
満員電車の中でも、人をかき分けて若者にインタビュー。周りの視線なんてなんのその。
でも本屋で無理矢理インタビュー強行してたら、さすがに店員さんに注意されちゃったよ。

台湾の人々はほんとに大らかで優しい。
こんなはちゃめちゃな調査にも真剣に付き合ってくれて、面白がって答えてくれる。
お陰で、106人もの人にインタビューすることができた。
これも全て、協力してくれた東呉大の連中のおかげ!ありがとう!

気になる結果は、台湾で「美しい」とされている日本の有名人は、
「松嶋奈々子」「松たか子」であることが判明。台湾人男性は大人のオンナがお好き!?
日本では、もっと若いタレントや女優が人気があるだろうね。
そして、台湾で「かっこいい」とされている日本の有名人は、
ダントツで「窪塚洋介」!みんな口をそろえてカッコイイと言っていた。
日本とはほぼ真逆の結果。どうしてこんなに差が出るんだろうね?


そういえば、途中、台北101のビルの中で、テレビの取材をしていた。
宝くじを買った人は輪投げに挑戦できて、その特典に応じて
さらに宝くじがプレゼントされるというイベントを撮影しているようだ。
さっそく、俺らもこの輪投げにチャレンジ!!
・・と、いきなり高得点のところに輪が入っちゃったよ!!
周りの観衆からのすごい歓声。わけもわからぬうちに、大量の宝くじを貰っちゃった。
そして、あのテレビカメラが取材にやってきた!
日本人で、何やら変な調査をやってて、珍しかったのかもしれない。
とにかく、輪投げの興奮で、何て答えたのかはさっぱり覚えてないや。
インタビュー調査をしてたはずなのにインタビューを受けるなんて、変な話だね。

後日談だけど、俺ら、ちゃーんとテレビに出ちゃいました☆
まさかあんな適当な受け答えで出れるとは思ってなかったけど、翌日のニュースで出てたらしい。
朝、先生がいきなり部屋に入ってきて、「お前達、テレビ出てたぞ!」と。
台湾でテレビデビューしちゃいました。
前回のセントレア調査もそうだけど、フリップボード調査をすると
テレビに出るっていうジンクスがあるのかもしれない!?


夜は、ちょいと高級な料理店に行って、食事会。
東呉大学の社会学部長なんかも同席していて、ちょいとかしこまった席です。
料理も、あのぐるぐる回る円卓式のテーブルに置かれて、いかにも高級中華という感じ。
だから、最初はみんな落ち着いて食べてたんだけど、
いつの間にかカラオケ大会が始まってどんちゃん騒ぎに。
気が付いたら、ごくフツーの打ち上げになっちゃってました。
それでも、去年のような泥酔者は出なかったので一安心。


ホテルに帰ってからは、先生を囲んでのしっとりとした総括です。
毎年、海外ゼミでは総括をしているけれども、
打ち上げで泥酔者を出すのが恒例だから、帰国してから総括というパターンが多かった。
でも、今年はこうして現地でのちゃんとした総括を行うことができた。

そして、3年生から順に、一言ずつしゃべってもらった。
みんな、海外ゼミに参加して良かった、いい経験ができた、という声ばかり。
中には感極まって泣き出す人も出てきた。
ほんとに、この1年間よく頑張ってきたと思う。
その思いが、今こうして一つ一つの言葉となり、一滴一滴の涙となって溢れ出す。


いよいよ自分の番になった。
思っていることを全部しゃべった。
執行部としての思い。自分にできること。できたこと。
今ここでこうしていられることの喜び。
全部しゃべった。

執行部として、1年間やってきた。
去年の海外ゼミは、自分のためだけにやってきた。
でも、先輩、さらに執行部という二重の立場になった今年は、
自分のみならずみんなのためにやってきたつもりだった。
特に後輩には、いい経験をさせたかった。後悔させたくなかった。
だから時には厳しいことも言ったし、要求したものも大きかった。
でも、それらの苦労を経て、今ここでこうして泣いている後輩達がいる。
その涙が、先輩として、執行部として何より嬉しかった。
このゼミは拘束時間が長いぶん、ゼミ生同士の仲が良すぎる。
そのぶん、ぶつかり合うこともしばしばだ。
そういった生身の人間同士の関わりあいが持てたのもこのゼミのお陰だと思うし、
そんな素直な関係でいられる仲間に出会えたのは本当に幸せなことだと思う。
海外ゼミは今年でなくなってしまうけれども、
ここで得た自信や精神は、きっと心の中でずっと生き続けるだろう。


・・・・気が付いたら、涙が溢れていた。


最後のほうは、言葉がうまくしゃべれなかった。



みんな、ありがとう。海外ゼミ、ホントに最高だよ。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.