|
2005/12/14(水)
台湾1日目(出発!)
|
|
|
いよいよ台湾へ出発である。 仕度やら名札の作成やらで、結局4時間くらいしか眠れなかった。 みんなと待ち合わせて、京成線で成田空港へ。 車内で眼鏡を忘れたことに気付いて、かなりのショック。 眼鏡ケースは持ってきたのに、肝心の中身が入っていなかった・・。 それでも、スーツケースのカギを忘れたD門よりはマシか・・。 施錠してあるので、このままではスーツケースを開けることができない。 親がカギを成田に届けようとしていたらしいが、 出発時間に間に合わずあえなく断念。現地でカギをこじ開けるしかなさそうだ。
14:20、いよいよ離陸。飛行機の離陸の瞬間って、何だか好きだ。 猿と一緒に、ずっと窓の外を見ながら、今どこを飛んでいるのかを実況中継してた。 地形や川の流れ方、街の構造からどこかを判断するのだ。 千葉を旋回して、東京上空を通過。ナオコの家も見えた。 やがて厚木を通って丹沢、富士五湖へ。河口湖とかはよく見えたのに、 富士山は残念ながら雲がかかってよく見えなかった。 甲府盆地を眺めながら、富士宮、静岡上空を通過。 愛知県に入ると、急に街が広がった。街の開け方からして、多分岡崎のあたりだろう。 知多半島を越えたところで、セントレアが見えた。 四日市を見ながら、三重に入って紀伊半島を横断。しばらく山ばかり。 それを越えると、大阪、神戸が見えてきた。六甲山も見える。 その後はしばらく雲がかかっていたが、徳島上空でまた景色が見えた。 吉野川の流れで、徳島とわかってしまう俺らはやっぱりおかしいのかな? 愛媛の石槌山には雪が積もっていて、遠くに瀬戸内海と大三島や因島が見えた。 やがて四万十川が見えて高知へ。すぐに海が現れて、今度は九州に入った。 しばらく山が続いていたが、突然阿蘇山の大きなカルデラが現れた。 これには少し感動した。そして熊本を経て長崎に抜け、完全に海上に出た。 ここで俺らは寝てしまったが、ほんの1時間ちょっとの間に 日本の半分を観光できた気分になってしまった。飛行機ってすごい。
あ、俺らは日本を旅行してるんじゃなかったね、台湾だったね。話を台湾に戻します。 台北の空港では、大勢の台湾東呉大学の学生が出迎えに来てくれた。 さっそく会話を始める者あり、かわいい子をチェックする者あり。 ここからホテルへバスで移動するんだけど、どうやらそのバスが故障したらしい。 そのため、しばらく空港で待機することに。 その間、D門は現地の学生にカギの店の場所を聞いていたが、あまりない様子。 暇だったので、ヘアピンを借りてD門のスーツケースのカギ穴に突っ込んで しばらく回していたら・・・ 「カチャッ」・・・と、開いてしまった・・・・。 もう一つカギ穴があったので、そっちも同じようにやったら難なく開いた。 D門、飛び上がって大喜び。俺もテキトーにやってただけだけれど、 まさかヘアピンで開くとはねー。とりあえず一件落着。
ようやくバスが来て、ホテルへ移動。 車内では、さっそく5人くらいの東呉大学の学生が話し掛けてくれた。 有名な食べ物、日本の有名人、日本のアニメなど、さまざまな話題で盛り上がった。 会話は基本的に英語なんだけど、わからない時にはやっぱり筆談に限る! 同じ漢字文化圏なので、漢字で書けばすぐに通じてしまうのだ。 台湾の学生には、俺は堂本剛に見えるらしい。おいおい、ホントかよ?
ホテルに荷物を置いて、夕食に出かける。 民権西路という最寄り駅から、剣潭まで地下鉄に乗る。 台湾の地下鉄はまだ新しく、日本よりも広々としていてきれいだった。 剣潭は、屋台がひしめく賑やかな街だ。 原宿の竹下通りのような所に、所狭しと屋台が並ぶ。 トマト飴(りんご飴のトマトバージョン)は、思った通りの味で、 ほんとにトマトと砂糖を一緒に食ってる感じだった。でも不思議とうまい。 そして、大衆食堂でヌードルやスイカジュースをいただいた。 台湾の料理は、香港よりはクセがなく、日本人好みの味だ。どれも、美味しかった。
ホテルに戻り、今日はこれでおしまい。
|
|
|
|