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2005/11/23(水) アンドーナツ
これ、めちゃくちゃうまいんだよ。
秋田県は大館市にある山口製菓のアンドーナツ。
本家の東北地方でもめったに手に入らない幻の逸品。
免許合宿で滞在していた新潟のスーパーでこれを初めて手にし、感動を覚えた。
アンドーナツって、こんなにうまかったのかっっ!!・・・って。
あんこが違うのよ、あんこが。
よく練ってあるから、すんごく口当たりがまろやか。
まるでクリームのようなまろやかさ。
それでいて飽きのこない上品な甘さ。
新潟にいた時は冷蔵庫に何個も貯蔵し、毎日のように食っていた。

このアンドーナツ、ごく稀に東京でも手に入る。
今日、ひさしぶりに手に入れて食ってみた。
あぁ、やっぱりこの味、やめられないわぁ〜。

2005/11/19(土) マウンテンデュー フォォゥゥーー!!
今日はゼミのために学校に行った。
今は卒論の追い込みの時期なので、
しばらく校内に姿を見せていなかった4年生が、
いきなり学生であることを思い出したかのように学校にこもり続ける。
今日も色々な奴に会えたので楽しかった。
学食でもとんでもない奴に会った。

俺も例外に漏れず卒論を書いているわけで。
今日もその添削があり、それが終わってサルと学食で一息つこうとしたその時。


水をくみに行った俺の腰のあたりが、なんだかむずむずする。
なんともいえぬ強い視線を感じたのだ。
いったいなんなんだ!このつい腰を振りたくなってしまうような衝動は・・。



ふと腰のあたりに目を落とすと・・・



ハ、ハードゲイ!!!!



こいつが俺の腰の近くで、ライム片手にニヤリとしていたのだ・・。


てかおめぇ、ライムなんかさわやかに持っちゃって、学食の隅で何してンだ?
ハードゲイにライムなんぞ、100年早いわぃ!!


実はコレ、ペプシ社(現在はサントリー)から発売されている、
「マウンテンデュー」の広告シールであった。
驚くべきは貼られた年代。コレ、決して最近のHGブームで貼られたわけではない。
「新発売」の文字と汚れ具合から推測するに、これは明らかに、
マウンテンデューの発売された昭和56年のモノだ!!
おいおい、俺ですら生まれてないじゃないか・・・。
んじゃぁ、このハードゲイさんは一体誰??
24年も前に、昨今のブームを予測していち早くハードゲイファッションを
取り入れたこのモデルさんは賞賛に値すべきものである・・。

キャッチコピーは「きわどい味の新・柑橘系」。
きわどいラインをピンポイントで狙ってくるあたり、
どう考えても昨今のハードゲイを意識しているとしか思えぬ・・。
まさに24年も温めてきたものが今ついに開花したわけだ。
まぁよくもこんな学食の隅で黙々と耐えてたこと・・。



うーん、それにしても似てるなぁ・・・。

2005/11/02(水) マツリ 〜準備〜
いよいよ学園祭が始まった。今日は前夜祭である。
前夜祭とは名がついてはいるが、実質は準備の日だ。
今年は、去年に引き続いてゼミの有志の連中でホットドック屋を出すことになっている。
去年は「はしまき」を純和風の屋台で売って話題となったが、
今年はホットドックということでアメリカンなイメージでいくことになった。
ずばり、イメージは「アメリカのスクールバス」!!

ウチの学校の屋台ってのは、だいたいどこも似たような感じだ。
ベニヤ2枚、角材4本からなる木材セットというのがあって、
それを素組みした形の四角い屋台ばかりなのだ。
で、そこに「やきそば」とかテキトーな絵が書いてあるだけ。
まぁだいたいが、デザインも何もなく書いた感じだから、
配色センスやレタリングセンスのかけらもない、
中学生でも作れそうな稚拙なモンばかり(まぁそれでも青学よりはマシだが)。
やっぱり、そんな同じような屋台ばっかりじゃ目立たないじゃん??
せっかくやるんだから遊びゴコロってのが欲しいじゃん??

・・・ってなワケで、今年もがんばっちゃいました!!
アメリカのスクールバスっつーことで図面を書いて設計から始めるんだけど、
まずはその立体を設計するのが難しかった。
特に曲線部分をどう処理するか、といったこととか。
でも、いざ当日、木を切って組んでいくと、それなりの形になってくる。
そして、イメージもどんどん湧いてくる。
いざ軌道に乗れば、あっという間にスクールバスの出来上がり!

木を組んだ時点で、他の団体とは明らかに違う構造だったので注目を浴びていたけど、
バスが出来上がってからも周囲の注目を一身にあびていた。
通りがかる人がみんな「これすごいなー」とか
「この屋台にはかなわない!」と感嘆の声をあげて通り過ぎていく。
やっぱり、そういう声がじかに聞けると嬉しいものである。

ちなみにこのバス、いくつか楽しい仕掛けを用意した。
・方向幕が変わる!
 行き先を表示するアレです。くるくる回って、「Hot dog」をはじめとして、
 「準備中」「めい」「沼津」などの珍幕も多数搭載!!
・ボンネットが開く!
 ボンネットが運転席での操作(まぁヒモを引っ張るだけなんだけど)
 により開閉可能!ここからできたてアツアツのホットドックが出てくる予定!
・ワイパーが動く!
 これも運転席での操作により動きます!前から見ると、まるで自動で
 動いているかのよう!
・ライトが点灯する!
 懐中電灯を搭載しているので、ヘッドライトが明るく点灯!

・・・とまぁ、こんなへんてこりんな屋台が、明日から大活躍します!

2005/11/01(火) マツリの精神
今年も学園祭の季節がやってきた。
学園祭が、昔から好きである。
こんなに学園祭を好きになったのはいつの頃からだろうか?

中学の頃も、学園祭の実行委員をやっていた。
でもそれは、当時俺が学年総代表という立場だったためについてきた、
いわば「オマケ」のようなもの。決してやりたくてやってたわけではなかった。
だから、どこか学校に「やらされている」感じがして、
達成感とかそんなものはなかった。
もちろん楽しかったけれど、やっぱりただの一つの行事としてしか見れなかった。

それが変わったのは高校のとき。
俺が入ったテニス部は、伝統的にホットドックや焼そば、
アイスからジュースまで何でも売るというデカい模擬店をやっていた。
1年の男なんてのは、注文取りや売り歩き、配達などの出前に駆り出され、
朝はまだ暗い5時から登校して学校中を2日間走り回らなくてはならない。
模擬店を出すのがうちの店だけだから、忙しさは半端じゃないのだ。
まぁそれも先輩にやらされていたと言えばやらされていたのだが、
自分がこれだけ売ったんだ、という実感は忘れられないものだった。
じかにお客に接して売り上げを延ばしていく。
一見するとただ先輩にこき使われているだけのようにも見えるが、
確かに自分が学祭に関わったんだ、という実感がそこにはあった。
それが、ものすごく嬉しかった。中学の時とは全く違った。
学園祭を締めくくる後夜祭。
先輩方は泣いていた。
応援団の指揮で歌った校歌と応援歌はみんな涙声だった。
自分も来年からは泣けるくらいのめりこんでみよう、と思った。
大きな花火が夜空に何発も上がり、学園祭は幕を閉じた。

高2、高3と経て、ついには模擬店の代表の地位につき、
100人単位の人間をまとめる立場になった。
食品衛生がどうのこうので、メニューの一新をせまられた。
メニューを巡って、毎日先生と口論する日々が3か月も前から続いた。
いざ新しいメニューが決まってからも、色んな問屋や店を回って
新しい取引先と交渉を重ねる日々。
いかに安く、いかに大量に、かつ効率的に仕入れるか・・・
はっきり言って、ありゃ高校生がすることじゃないわな。
それに加えて、バックボードという12畳ぶんもある大きな絵の製作の総指揮をとることになった。
デザインから製作まで、休日そっちのけでやっていた。
さらにさらに、クラス旗の製作や部Tシャツの製作もしていたので、
ほんとに体がいくつあっても足りないくらいだった。
それだけのめりこんで終えた学園祭は、最高のものだった。
「模擬店係長、M!!ありがとう!!」
後夜祭。高1のときにあれだけ感動したこの場で、
いま俺の名前が全校生徒の前で大声で呼ばれている。
鳥肌が立った。
主役として参加した学園祭は、また格別の思いがした。
あの怖い応援団が泣いていた。
その感動の中心に自分がいることが、嬉しかった。

その感動が忘れられず、以来ずっと学園祭に関わってきた。
浪人の時も、実は名古屋大学の学園祭ステージの絵のデザインをしている。
大学に入ってからも、学園祭のステージイベントを企画するサークルに所属し、
学園祭を作り上げてきた。

そんな学園祭に関わることができるのも、今年で最後。
こんな機会は、きっともう二度とないだろう。
俺の青春ともいうべき(大げさ!)学園祭の集大成。
さぁ、その感動よ、いまここに!


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