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2005/10/10(月)
気が付けば九州
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親戚が亡くなったので、我が家からは 忙しい親に代わって急遽俺が派遣されることになった。 もともと法事で沼津に帰省していたため、 道具の一式は揃っている。 だが、場所はなんと九州の大分! 母方の親戚はだいたい九州方面なのである。
とにかく早く九州入りしなくてはいけないので、 朝4時に起きて朝一番の新幹線に乗る。 のぞみって初めて乗ったんだけど、これがまた恐ろしく速い。 寝てるうちに、あっという間に九州に着いてしまった。 行ったのは、中津市にある、とあるお寺。 初めて来たんだけど、実はこのお寺、俺のおばあさんの実家なのだ。 おばあさんは俺が生まれてすぐに亡くなってしまったが、 その実家に今俺がいると思うと実に感慨深い。 俺のルーツはこんなトコにあったわけだ。
地方の伝統的なお寺の家系の葬儀なだけに、その手法は厳粛かつ盛大だ。 派手な正装をしたお坊さんだけで何十人といる。 あんなにちゃんとした、何百人が来るような葬儀は初めてだった。 でもそんな中でも、なにげに俺のポジションは重要だったらしく、 葬儀のみならず、ごく一部の親戚しか参加しない、 火葬、初回の法要、お座敷での夕食会にまで参加した。 しかも男の親戚が俺しかいないので、若いくせに常に上座であった…。 そうこうしているうちに、もうすっかり遅くなったので、 親戚に連れられて山口の萩へ。今日は母親の実家にお世話になる。 朝から一日中動き回っていたので、着くやいなやすぐに就寝した。
そういえば、うちの大学で仲のよい石○ゼミが、 研究のために偶然大分に来ていた。 もちろん会っている暇はなかったけれど、 こんなトコでニアミスするとは偶然である。
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