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2004/09/28(火) たこやき
 ゼミ連中がいつものように押し掛けてきた。今日はたこ焼き練習会。たこ焼きは火力が強すぎたせいか、さっぱりでした。ほんとに学園祭で出店で売ることができるんだろーか。暗雲もくもく立ちこめまくり。
 途中で、SOが「今日誕生日だ」とかいきなり言い出すもんだから、あわててケーキのようなもの(白米ですけど)を作った。下がその写真なんだけど、まぁ10分で即興で作った割にはいい出来なんじゃなかろうか。ちなみに文字部分は海苔っす。
 最近はこんな感じで常に誰かが家にいる。半ば共同生活。歯ブラシの数もずいぶん増えたなぁ。毎日にぎやかで非常に楽しいっす。

2004/09/26(日) パソコン購入
 パソコン購入。別に俺が買ったわけではない。妹が大学に入学してから早や半年、そろそろパソコンが必要になってくるっちゅーことで、付き合ってきた。しかし、俺や父親の使っているパソコンはMacのため、Windowsのことはさっぱりわからぬ。というわけで、自称パソコン通のθOにも付いて来てもらった。そして、この前盛岡でお世話になったカナミもパソコンを買いたいらしいので、一緒に来た。そして、4人でいざ新宿のビックカメラへ。たくさん種類がありすぎて迷っていたが、結局ふたりとも、デザイン・大きさ・値段の総合評価の結果、東芝のDynaBookにしたようである。で、ここから割引だの特典だのインターネット契約だののややこしい話になっていくわけだが、θOの活躍のお陰で、最も安くすっきりした形に収まった。奴の助け舟がなかったら、もっと高くついていたはずだ。店員も、「よかったですね〜、あなたたちは幸運ですよ!」を連発し、しかもいろいろ粗品をくれたので、みんな大満足である。そして次に、プリンターを購入。最近は複合機もずいぶん安くなったもんだ。たしかにスキャナーあると便利だよね。というわけで、これまた二人とも同じ機種(最近話題のbrother マイミーオ)を購入。これはθOも使っている機種なので、わからなくなったら奴に聞けばいいだろう。
 ようやく買い物を終えて、外に出てみるとすでに真っ暗。日が短くなったもんだ。カナミは用事があるのでここでお別れ。残された3人で、夕飯を食うことに。かねてから気になっていた、カレーの元祖の新宿中村屋へ行き、カレーバイキングを食った。店も高級だし雰囲気もよく、味も一流。なのに安くて食い放題、とあって、のっけからみんなで無我夢中で食った。おしゃれな店にあるまじき行為である。6種類のカレーを全て食おうとしたのだが、途中から胃の残容量が予断を許さなくなってきた。しかし、苦しみながらも何とか制覇。妹もθOも、かなり苦しそうである。俺は昔から「食い放題」に弱い。高校の時も、高校の近所の焼肉屋が食い放題キャンペーンをやるたびに部活の連中とつるんで行ってたのだが、決まって食い過ぎて腹痛と胃痛で帰ってくる。「ここで食わなきゃいつ食う!」の精神で、いつも失敗していた。今回もまさに皆そのパターンにはまってしまったわけで、帰り道では3人とも胃をかばって前かがみであった。大荷物をかかえて前かがみで新宿の街をよろめく3人組の姿は、なんとも奇異であったに違いない。
 その後、妹の家に立ち寄ってパソコンをセットアップして終電で家に帰宅。あー疲れた。Windows全然わかんねーや。全世界がMacになればいいのにー。

2004/09/25(土) 学祭に向けて
 学祭に向けて、サークルやゼミをはじめ、いよいよ周囲の動きが本格化してきた。高校の時から学祭には力を注いできただけあって、今年もどうなるか楽しみである。頑張ったぶんだけ結果が出るし、それだけに達成感も大きい。こーいう機会は恐らく残り少ないだろうから、悔いのないようにやっていきたいもんである。特にゼミの企画に関しては、みんな物凄いヤル気とノリなので、自然とこっちもやる気になってくる。こういう「いい雰囲気」は大好きだ。いて楽しいし、積極的になれるし。今日もこれからメッセンジャーで会議である。
 写真は今日の夕飯。スープスパ作ってみました。レシピも何もないから、自己流の味付けですが。まぁ初めて作ったわりには美味しかった。隠し味は牛乳とバターなり。

2004/09/23(木) 寝る寝る寝るね
てなわけで、寝てました。
夕方から、この前猿に壊された自転車を修理。
だが、あと一歩のところで直らず。
最近自転車がよくダメになる。
こいつも5月に導入した新顔だったのに。
修理費もかさむし、いっそのこと原チャにしようかと。
地元の友達と交渉したら、あっさりOK。
近々、バイク乗りになります。
事故らんようにしよーっと。
画像は今夜の夕飯。
特製「秋のきのこたっぷりのふんわりオムハヤシ」。
うまそうでしょ。

2004/09/21(火) ゼミだ〜
 昼過ぎから学校へ行って、午後はずーっとunoちゃんと猿とNとしゃべってた。で、夕方からゼミ。なんか最近ゼミの連中といることが多いから、いい意味であんま新鮮味がないですわ。俺はゼミを二つやってて、今日の夕方からのは海外ゼミと言って海外で実習をするやつです。これは任意参加のゼミなんですが、今日からunoちゃんが例外的に参戦!ますます楽しくなりそうです。ゼミの後、なんとなーくみんなでサイゼで飯食って、なんとなーく横浜実家組が終電逃して、なんとなーくaviさんが軽い事故(?)起こして、なんとなーくみんなうちへ泊まる流れになってしまいました。てなわけで、今夜もゼミのみなさんがお泊まりです。・・・ってちょっと待ったぁーーっ!俺、2日間寝てないんですけど!しかも明日の朝までのレポートがあるんですけど!・・・予想通り、みんなが俺にレポートなんかやらせてくれるはずもなく。いろいろしゃべっているうちに、気が付いたらもう朝の4時。みんながそろそろ疲れてきたところで、俺はようやくレポート開始。課題図書すら読んでないもんだから、それはもう、地獄のような眠気との戦いでしたわ。最後まで起きてた尚子も、あえなくダウン。チュンチュン鳴く朝の鳥のさえずりを横に、ようやく朝8時半にレポート完成。まだ夢の中のみんなを横目に、一人で学校へ提出。1限に出席したものの、3日寝てないもんだから最初っから最後までずーっと寝てた。その後の授業に耐えられそうになかったので、今日は諦めて家に帰りました。で、まだ連中はいるわけで。結局夕方まで共同生活を彼らと営みました。まるで家族だな、こりゃ。それからはとにかく寝ました。unoちゃんが夜にソーセージを届けてくれたけど、そんなことも忘れるくらい、寝ました。夕食もそのソーセージ1本で済ませるくらい、眠たかったんです。起きたのは、翌朝10時。14時間も寝ていたわけで。初めてです、こんな経験。

2004/09/20(月) 今日から学校なわけですが
 あー、学校始まっちまったよ。しかもオール明けときたもんだ。初日から気分が乗らない。でも三田さんを始めとして久しぶりな人々にたくさん会ったから元気出た♪
 授業後、unoちゃんと尚子とaviさんのゼミ仲間で文学部前でまったりトーク。まったりし過ぎて気が付いたら夜になっちまったぜぃ!夕飯を食って、一応解散。

 で、家に帰ったら、同じクラスの@皮がいた。車で連れさらわれて、さっき飯食ったっつーのに、餃子の王将へ連れていかれた。しかも満腹な時に限っておごりときたもんだ!なんか損してるなぁ・・・。うそうそ。ありがとね、@皮!その後、θOの家に行ってしばしまったりする。で、夜中になったので帰ろうかとしたその時、unoちゃんから緊急集合命令!まぁ、語りたい時は誰にでもあるわけで。急遽多摩センに行き、unoちゃんと猿と3人で、夜の公園で飲み明かしましたとさ。別れの夜ってつらいよね。いままで当たり前のようにあったものをいきなり失うんだから。うーん、切ない。そんなわけで不眠2日目。

2004/09/19(日) 猿企画
 ほんとはクラスで飲むはずだったんだが、あまりにも集まりが悪いもんでゼミ飲みに変更になっちまった。あぁ、42組よ・・・。どうしたもんだか。
 で、猿はもちろん、unoちゃんとsoとアヤとチコが来た。最初はカラオケに行き、その後我が家へ。明け方まで飲み明かしました。

2004/09/15(水) さらば軽井沢
 2日間、朝まで起きていてほとんど寝ていなかったため、しょっぱなからかなりグロッキー。でも、朝風呂にみんなで入って少し元気になる。いやー、露天風呂最高っす。マッサージチェアーが無料で使い放題なのも嬉しいやね。さっすが高級リゾートホテル。
 時間ギリギリで慌てて部屋の掃除(主に柿ピーのくず)と支度をして、なんとかチェックアウト。ホテルの前で写真を撮ってから、今日は軽井沢駅前にどどーんと広がるアウトレットに行きました。ちょうどその頃、偶然浅間山が噴火したので、俺やunoちゃんは軽井沢駅に上って見物しました。つい1週間くらい前から活動が急激に活発化してるのよね。よくそんな時に来たもんだ。
 アウトレットでは、服なんかには目もくれずに、aviさんとunoちゃんとLEGOで夢中になって遊んでた。あれは大人が遊んでも十分楽しめるおもちゃですわ。わかめぐなんか、大きなバケツ入りのLEGO買ってたし。そして、午後からボーリング大会。うちのチームは猿とunoちゃんと柿ピーさん。一見すると強そうだけど、大したことはなかった。それでもターキーが2回出てはいたが。
 ボーリング大会のあと、プリクラを撮って、再びアウトレットで買い物をするチームと、白糸の滝を見物するチームに分かれた。俺らは白糸の滝チーム。車に乗ったのは偶然にも昨日のドッキリに関わった連中だった。白糸の滝に行く道が細いくせになぜか有料で気にくわなかったが、白糸の滝はそれなりに綺麗だった。そんでもって、寒い!吐く息が白かったから、相当寒かったはず。滝の帰りに、三笠ホテルっていう重要文化財をちょっと見学してから、みんなと合流。そして、楽しかった軽井沢を後にしました。
 いやー、それにしても楽しい合宿だったわい。ディベートなどを通していろいろなことが学べたし、みんなとさらに仲良くなれたし。特に、ドッキリに関わった連中の結束は固いっす。後期のゼミも楽しみだ〜♪


P.S この翌日、浅間山が大噴火して、俺らが滞在していた軽井沢の街は一面火山灰で覆われてしまったようです。帰って来てニュースを見て知りました。危ない危ない。

2004/09/14(火) ディべドッキリ
 結局ほとんど寝ないまま、朝を迎えてしまいました。眠い目をこすりながら、ディベート会場へ。白熱した討論の場にふさわしくない、オシャレなチャペルですが。行われたディベートは、「薬の夜間販売の是非」「少年法厳罰化の是非」「企業による家族手当の是非」「プロ野球1リーグ制の是非」についてです。うちの班は「少年法厳罰化の否」です。いやー、やっぱり席に着くと緊張します。吟味してきた意見とか、一瞬で頭からふっとんでしまう感じで。だから、議論が終わるまで勝てる気がしませんでした。俺は最終弁論を担当したんですが、強引に「アサガオ」の話であがいてみたり。・・・そんなこんなで、終始焦りっぱなしのディベートですが、結局勝ちました。まぁ論題が論題だっただけに、明らかに有利ではあったのですが、なんとか勝ててよかったです。他のテーマのディベートについては、どの議論も白熱していて、見ている側としてもとても楽しめたし、勉強になりました。要は慣れなんですよね。ここで慣れておけば、社会に出てからきっと役に立つと思います。

なんか堅い話になっちまった!さーて、頑張ったところでここからはいよいよ飲み会!飲み屋ではベストディベーター賞の発表をして、先生の結婚記念日のお祝いもしました。俺はだいたいロコさんと麻子さんとunoちゃんとsoと飲んでいたわけですが、ずーーっと奥で飲んでいる某SとAさんが気になって仕方ありませんでした。へへへ。まぁわかる人にゃわかる話。
 ほどよく酔ったところで、宿舎に戻って二次会へ。・・・とその前に・・・俺らはせっかくゼミ合宿に来ているわけで、どうせなら何か面白いことをやっちまおう、と。そこでunoちゃんと猿と尚子とドッキリを前々から企画していたわけです。いろいろな案が出たけど、結局「尚子お色気、soくらくらプロジェクト」(ゴメン、勝手に名前付けた)にした。概要をみんなに発表して、二次会の途中にそれを実行することにした。しかし、肝心のターゲットのsoが酔って寝てしまい、二次会の前半は気が気じゃなく、ろくに飲めなかった。
 そして、ドッキリチームだけ部屋を抜け出し、準備とリハ。で、ついに本番。思った通りのリアクションと結末で、まんまとsoはひっかかってくれました!尚子の迫真の演技が光ったお陰やね♪この様子は、しっかり隠しカメラにて記録させて頂きました。
 さっそく二次会会場に戻って上映開始!みんな大いに盛り上がりました。でも、尚子のお色気演技の前で意外にも男気ある側面を見せたsoの評価が上がってしまい、だませれたso的にもオイシイ結果になったんじゃないでしょーか。なんかちょっと悔しいなー。
 その後も延々と明け方まで二次会は続きました。キーワードとしては「柿ピー大好きなゼミ長」「顔真っ黒なつっきーさん」「意外にも女性下着が大好きなじゅんぺーさん」「足の全く臭くない俺とunoちゃん」といったところでしょうかね。

・・・あー、全然寝てねーな。前日もディベート会議で寝てないし。合宿って意外とハードなのね・・・。

2004/09/13(月) 怒濤のゼミ合宿
 ゼミ合宿のため、軽井沢へ行ってきた。このメンバーで旅行するのは初めてだから、前日からテンション高め。軽井沢に着いて、まずビビったのは泊まるホテルの豪華さ!高原の木立のなかに佇む、会員制高級リゾートホテルである。しかも、部屋はまるで一軒家かと見まがうような広さ!こんなところの会員権を持っている先生に、ただただ感謝するのみ。ビンボー旅行ばっかしてるから、こういう所にたまに来るとはしゃぎっぱなし。
 で、さっそくみんなで備え付けの温水プールへ。プールって何年ぶりだろう?とりあえず勢い余る水流に、みんな弄ばれていた。ガラス越しの他の宿泊客の視線が少々痛かったが。
 ほどよく疲れてハンバーグ屋で飯を食ったあと、部屋に戻ってようやくゼミらしい活動開始。そう、俺らは決して遊びに来てるわけじゃねーんだよ。今回のゼミの目標のひとつとしてあるのが、「ディベート技術の向上」。つまり、ディベートを通して討論やプレゼンのスキルアップをしようというわけです。定められたいくつかのテーマに従って班分けがされていて、うちの班は、「少年法厳罰化・否定班」。ちょっとカタい内容だけど、資料とか取り寄せて調べていくうちに、いろいろ考えるようになった。そして、来たる翌日のディベート本番のために、夜遅くまで意見や戦略を吟味しました。でも、たまーに敵班のサヤさんとかが偵察に来るんだけど、俺らは終始ビビりっぱなし。ノミの心臓のような班です・・・。はたして明日は勝てるのやら?テーマ的に有利と言われているだけに、プレッシャーがかかりますわ・・・。

 そんなこんなで、作戦会議が終わったのは午前3時頃。疲れもピークに達して眠かったけど、ここにきてロコさんと絵しりとりを始めてしまったので、結局寝たのは5時頃になってしまいました。うーん、こんなんで明日は戦えるのだろうか。ハードなゼミの予感・・・。

2004/09/09(木) またですか・・・
 やっとこさ東京に帰って来たと思ったらこれだよ。今朝未明、俺は寝ながら夢見てたのよ。なんか大学で試験が返されてさ、大半の人が50点以下の中で俺は79点取って浮かれてたのよ。同じゼミの辻は73点取ってた。このへんが妙にリアルなんだけどね。まぁとにかくそんなちょっぴり気分のいい夢を見てたわけよ。でさ、手をちょっと動かしたら何かに当たるわけよ。固くて、つやつやしてて。そこでとっさに勘づいて目が覚めた。!!!!!!!!俺の左手の上にいるムカデを、右手で触ってたわけね。うわっ、出たーーー!!という気持ち半分、もう慣れたよ・・・という気持ち半分。バファリンの半分は優しさ。で、飛び起きて捕まえて、新聞紙でひたすらパシパシ叩いた。今回は体と接触したわりには刺されなかったのが不幸中の幸い。

みなさんもムカデには気をつけましょうね。・・・って言っても普通の家じゃ出ないか。俺が高校1年のときまで住んでた戦前のボロ家にさえムカデは出なかった。ネズミとナメクジは大量にいたけどね。そんなひどい環境の家だったけど、今の家よりは全然味があったと思う。防空壕が廊下の板をはずすと出現したりして。・・・・あの家の事を書くと止まらなくなるから今日はやめておこう。ムカデの話からだいぶそれたな。

2004/09/07(火) 天災の隙間をくぐり抜け
 朝、再びバナナをいただき神戸のuno家を出る。電車に乗っていて気付かなかったが、また地震が起きたようだ。すっかり忘れていたが、俺らはいつ大地震が起きてもおかしくない地域をうろうろしているのだ。そして、列車の車掌はしきりに台風18号の状況をまるで天気キャスターのごとくアナウンスしていた。もうすぐ関西を直撃するから、午後は列車が止まるよ、と。何もそんなに大げさに繰り返さなくても。
 昨日泊まる予定だった、大阪のドヤ街周辺を歩いてみる。いわゆるミナミの、浪速区南部から西成区にかけての、通天閣や新世界の界隈である。俺は中学生の頃から何度も来たことがあるためにこのへんの空気には慣れてしまったが、改めて見るとやっぱり異様だなぁ。高校の先生も「西成はヤバい」としきりに強調していたっけ。unoちゃんの語を借りるならば、「乞食とヤクザの中間層が昼間っからうろうろしている地区」。まさにその通りだと思った。ほんとは写真でも撮って、ここでどどーんと紹介したいところだけど、カメラなんか向けようものならすぐにカラまれそうなので今回はおとなしくしていよう。
 こんなトコで時間を食っちまったもんだから、すんでの差で奈良方面に向かう列車を逃す。無計画がここでアダとなる。なんとか奈良に着くが、ここでも1時間ほど列車待ち。奈良公園は意外と遠いし、駅前には何もないしで、無駄な時間を過ごす。このあたりから、だんだん風が強くなってきた。台風がいよいよ近づいて来ているらしい。俺らは急いで列車で東へ逃げる。しかし、思ったよりもその勢力は強いようで、三重県に入った頃には追い付かれて暴風雨と化した。
 とある駅で、高校生が一気に乗り込んで、それまで空いていた車内が満員になる。全員積み切れずに、ドアが閉まらなくて駅で立ち往生する始末。このへんの高校生は毎日がサバイバルである。そういえば、この高校で俺のいとこが先生をしていたはず。高校生はしきりに地震の話をしていた。後でわかったことだが、このあたりでは前日に震度5の地震があったようだ。情報が携帯しかない中で、俺はもっと南のほうで揺れたと思っていたので、知らず知らずのうちに地震の震源に来てしまったようだ。このときはそんな事を知る由もなく、松阪で買った松阪牛の駅弁をのんきに食っていた。
 ますます暴風が強くなり、ここにきてついに列車が運転中止に。幸い、俺らはギリギリで目的地の伊勢市に着くことができたので問題はなかったが。そして誰もいない伊勢神宮へ。台風の中観光しているのは俺らぐらいのもんである。暴風に揺れる木立の中を歩くのも、また趣がある。嵐を前にして、神社は静かに佇んでいた。なにか神秘的なものを感じる。何とも言い様のない光景。もともとこういう天気は嫌いではないから、妙にテンションが上がる。
 駅に戻る。名古屋方面の列車は何とか動いているようだ。しかし、少しでも遅れようものなら今日中に東京に帰ることが厳しくなってしまうので、予断を許さない。結局列車は遅れたものの、ギリギリのところで次の列車に接続。なんとか無事帰れそうだ。東海道をひたすら上る。静岡に入って台風からは少し逃れたのか、風はちょっと弱くなった。で、ほんとはこのまま東京へ戻る予定であったが、急遽予定を思い出して俺だけ沼津の実家へ寄ることに。今晩は実家泊となりました。夜中、再び台風に追い付かれて、ひどい暴風が外で吹き荒れていた。近くの海の波の音がゴーゴー鳴っている。まぁなにはともあれ、地震、台風と危険いっぱいの関西旅行ではあったけど、無事に帰って来れたのでよしとしますかね。今朝までいた神戸は俺らが立ち去った後に洪水になってしまったみたいだし。まさにギリギリのラインで天災の隙間をくぐり抜けた旅でした。

2004/09/06(月) 天災が続いておりますが
 近畿地方で震度5の地震が発生しました。地震に対して敏感な静岡県民としては、非常に怖いものです。
 
 そんな危険極まりない近畿地方に乗り込もうとしている男が二人・・・。 この夏は、青春18きっぷが大量に余ってしまいました。なので、消化旅行ということで猿くんと関西&伊勢地方に行こうと企んでいた。ところが出発直前になっていきなり発生した地震。最初は中止にしようかと悩んでいたが、小田原駅まで来てしまいました。もう終電はないので引き返すわけにも行かない。そこで入った、「再び震度5の地震発生」のニュース。さぁどうする?こりゃマジだぞ。そんな不安を抱えつつ、結局夜行列車に飛び乗ってしまった。そして、寒い冷房の中、俺らはデッキに横になって寝た。

 翌朝、到着した関西にはいつも通りの光景が広がっていた。それで少し安心して、俺らはまず京都を散策。まずは俺の行ったことのなかった平等院鳳凰堂へ。内部が工事中で非公開だった。なんかこーいうパターン、今夏は多いなぁ。修善寺、富山城に次いで3度目だ。でも外観はしっかり拝めることができたからよしとする。一旦京都駅に戻り、前回食べ損ねた「都路里」の抹茶パフェをいただく。夜行列車の冷房のせいで腹をこわしていたけど、何とかクリアー。噂に聞いていたとおり、うまかった。次に猿の行ったことのなかった龍安寺に行った。途中、立命館大学に寄ったのだが、なんだか中大と学生の雰囲気が似ていた。でも学校周辺の雰囲気は立命のほうが格段に上やね。俺はもし中大に落ちていたらここの学生だった。ここでのキャンパスライフもアリだったかな・・と思いつつ、立命をあとにして龍安寺へ。石庭を眺めて、しばしボーっとする。これが不思議と落ち着く。柱にもたれ掛かって寝る人、静かに読書をする人。石庭を前に、皆優雅な時間を過ごしていた。
 そんなこんなで、大きく予定時間をオーバーして、神戸に着いたのは夕方。せっかくだから地元民に案内してもらおう、ということで、同じゼミで神戸出身のunoと三ノ宮駅で合流、神戸の街を案内してもらった。まず行ったのが北野異人街。ここは完全にカップルゾーン。男3人で歩く場所じゃないわな。次に、元町商店街や中華街をうろうろ。歩きすぎてさすがに腹が減ったので、趣のある洋食屋にてハヤシライスを食う。腹が満たされたところで、神戸市役所の展望台に登って夜景を見る。さすが神戸、夜景も一級だ。本当は、今夜は大阪の安宿に泊まるはずだったのだが、そこは全国屈指のドヤ街。やめとけやめとけ!というunoちゃんの説得により、今夜はunoちゃんの実家にお世話になることに。unoちゃんオススメの、マリンピアでの明石海峡大橋の夜景をちょっと見てから、uno家へ。このまま寝てしまうのも何だから、車でちょっと夜のドライブへ。どこへって?某中学です。これ以上は何も言いません・・・。ひととおりドライブを楽しんだ後、バナナを食って就寝。疲れたので速攻で寝てしまいました。地震のことなんかすっかり忘れて。
 

2004/09/04(土) 岩手を満喫2
 昨日寝たのが遅かったせいで、起きたのは9時。みんなで急いで支度をして、蚊並のおばあさんのりんご農園へ。おばあさんの話だと、ここでは完全無農薬で作っているそうです。ジャージに麦ワラ帽と、いかにもな格好でいざ出陣!まだ時期には少し早いけど、真っ赤に熟れたりんごをたくさん収穫しました。その場でもぎたてのりんごを食べてみたけど、どれもとても美味しいものでした!梨とプルーンの木もあり、そちらのほうもとても美味しかったです!・・・なんか食ってばっかだな・・・。ちゃんと収穫しないと。
 その後、「ぴょんぴょん舎」で盛岡名物の冷麺を食う。前にも一度食べたことがあるけど、ここはいつ来てもうまいっす。ただ、キムチを入れすぎたので、食べた後には口の中が辛くてひどいことになりました。
 今度は車で小岩井農場へ。東京でも売ってるアレです。高原の雰囲気の中で食べるソフトクリームは最高!牛もたくさん見てきた。
 そして、時間が少し気になったけど急いで秋田県の田沢湖へ足を延ばしてみる。着いた頃にはすでに夕方だったけど、静かに湖面に映し出された山々がきれいで幻想的だった。何よりも驚いたのは水のきれいなこと。桟橋を渡って沖のほうまで行ってみたけど、湖底まで透き通って見えた。
 盛岡に帰って来たのは夜。θOはこれから北海道を旅するために、ここでお別れ。盛岡駅まで見送りに行く。みんなで走り去る列車と共にダッシュして感動の別れを演じてしまい、ちょっと恥ずかしかったけどまぁいいか。で、後になって気付いたことだが、θOは肝心の北海道のガイドブックを全て盛岡に忘れていった。果たして彼は無事に北の大地を生き抜くことができるだろうか。前途多難な奴である。
 その後、俺らも夜行バスで盛岡に別れを告げる。でも、乗る直前になってバス会社の発券ミスで予約したはずの席がないことが発覚!あわてて別のバスに席をつくってもらって事なきを得たが、こんなところでオチがついてしまった。
 いやー、盛岡はほんとにいいところでした!また来たいな〜。

2004/09/03(金) 岩手を満喫
 今日は朝から車でいろいろ出掛けた。まずは、岩泉町にある龍泉洞へ。ここは日本三大鍾乳洞のうちのひとつで、鍾乳洞のすごさもさるもとながら、驚いたのは洞内にある大きな泉!水深100m近くあるのに、透明度が高い(日本随一らしい)ので奥底まで見える。しかもその色はあざやかな青!とてもきれいでした。外に出て鮎の塩焼きを食べてから、こんどは三陸のリアス式海岸へ。北山崎というところに行きました。本格的なリアス式海岸は初めて見たけど、何百mもある切り立った断崖が連なる様は壮観です。
 三陸って、こんな地形だから交通の便が極端に悪い。帰りがけにふと立ち寄った無人駅は、1日に来る列車がたった3本。すごいところです・・・。秘境を極めています。
 夕日に映える岩手山を眺めながら、日が暮れる前に急いで盛岡へ戻る。そしてそのまま花巻にある蚊並オススメの大沢温泉へ。「すごくいいところだよ!!」とひたすら強調するもんだからどんなトコかと思ったら、昭和初期の風情ある木造建築の立派な旅館!こういう雰囲気大好きです。で、もっと凄いのは温泉!最初に入った温泉は新館の新しい内湯なんだけども外の景色が楽しめるように全面ガラス張り!・・・だと最初は思ってた。でもよく見るとなにやら外の涼しい風が入ってくる。川のせせらぎの音も聞こえる。そう、ガラス張りなんかではなくそのまま外と通じているのだった。半露天風呂です。これには感動しました。川の流れを眺めながら、温泉にゆっくり浸かって運転の疲れを癒しました。次に行ったのが、さきほどの昭和初期の建築のほうにあるメインの混浴露天風呂。混浴なんて初めてだから、最初はθOとビビっていたが、なんのことはない、ばあさんしかいなかったので安心した。ここも川に面していて、向かいの旅館の明かりが見えて風情があった。でも近くの橋を渡る人から丸見えっす。でも気持ちいいからそんなのは関係なかった。今まで色々な温泉に入って来たけど、どうやら大沢温泉は間違いなく俺の中で一番の温泉になったようです。ヤクルトを飲んで、再び盛岡に戻る。
 「びっくりドンキー」って、盛岡が発祥なんだそうです。昨日見た本店ではないけれど、そのびっくりドンキーで夕食。θOとYOUは初めてだったみたいで感動してた。でもここはうまいよなー。俺も高校の時はよく行ってた。
 その後、市内のはずれにある山の頂上の展望台に行って夜景を眺める。夜景を見ながらクサい告白のセリフを考える「クサいセリフ選手権」などをやってはしゃいでいた。
 酒を買って家に着いたのは深夜。なんでこんなに遅くなったかというと、岩手は一番大きな県だけあって、移動距離が半端じゃないんです。今日だって、簡単に書いてはいるけど実は300km近く移動してるんですよ。
 そして、酒を飲みつついろいろなことを語って4時半に寝ました・・・。

2004/09/02(木) みちのく女一人旅(大ウソ)
 盛岡に行ってきましたー。参加者は、いわゆる「ぎょーざ」の蚊並&You&舞妓&θO&俺です。蚊並の実家が盛岡にあるんで、前々からみんなで行こう行こうと計画されていたものでした。東京駅から新幹線に乗り、いざ出発。今回は俺にしては珍しく青春18きっぷではないのよ。さすがに早いわい。すぐ盛岡に着いちまった。そして、盛岡の寒いこと寒いこと!暑がりの俺が寒いって言うんだから間違いない。
 まず、盛岡の市内を観光。展望台に登ったり、古いレンガ積みの銀行を見たり、岩手公園に行ったり。県庁所在地であるだけに、さすがに街は栄えていた。夕方になり、蚊並の家へバスで移動。
 蚊並の家は田んぼに囲まれたのどかな場所にあった。着いてさっそく、今夜のBBQで食べるための野菜を畑に収穫しに行く。実家に畑がないYOUなんかは特に大はしゃぎだった。
 で、家の庭でさっそくBBQ。岩手は炭の産地らしく、非常に上等な炭だったので火の付きがよかった。岩手産の黒毛和牛の霜降り肉は、口でとろけそうなほどうまかった!そんな肉を食いながら、みんな口達者なお父さんの話に耳を傾けていました。すぐ女の話に脱線するけど、まじめに政治を語ることもできる楽しい人です。
 夜はみんな疲れたのか、すぐに寝てしまいました。


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