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2004/07/06(火)
死体第一発見者
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今日はゼミ飲み(前期納会)があったっす。なんだかあっという間だったなぁー。最初の飲みの時のような堅さもなくなって、かなりうちとけてきたので楽しい飲みとなりました。今後もアツく社会学議論していきたい大切な仲間ですな。 飲みの後はカラオケへ。あいにくY子がバイトしていなかったので割り引きは効かなかったが、めっちゃ広いパーティールームへ通されてみんな大興奮!歌って踊りまくりました。聡の筋肉風踊りが個人的にヒットでした。 そのあと、終電がなくなってしまった連中を我が家に収容することに。なんだか定型化しつつあります。で、夜中の2時頃にみんなでうちの近くの果樹園脇の細い真っ暗な小道(皮のクルマが脱輪したとこ)を歩いていたんです。すると、そこには無造作に脱ぎ捨てられた2足の靴が。「!?」「自殺じゃねぇ!?」と、最初は冗談のようにみんなで言っていたんです。でも、あたりは本当に人通りの少ない所なんで、想像するとかなり恐くなってきました。でも、果樹園で自殺なんてなぁ・・・と思った瞬間、ふと脇に目をやった俺の目に飛び込んできたのは雑草に覆われた側溝に横たわる黒い衣服!しかも、よく見るとそれはまぎれもなく人間じゃねーか!!!「なぁ・・・こ、これ、人間だよなぁ・・・!!!」「!!!??」「し・・・死んでるよ・・・!」「どうすんだよ!!やばいんじゃねぇ?」「とりあえず警察だろ・・!」それは投げ捨てられた感じで、自殺という雰囲気ではなかった。事件性を感じた。と同時に、死体というのはこうやって発見されるんだな、と思った。震えつつも、俺はとっさに携帯を取り出して110番のボタンを押そうとした。その時!「ガサッッッッ!!!」死体が動いた!そして「あ・・・私、酔ってるだけですから。心配しないでください・・・。」と、か細い女性の声でしゃべった!「・・・え?あの、ほんとに大丈夫なんですか?」「・・はい、大丈夫です・・・」このままにしておいてくれ、ここが私の寝床なんだ、と言わんばかりの女性。いや、これにはほんとに度胆を抜かれました。みんなしばらく興奮が収まりませんでした。
つーかさ、お前寝るとこ間違ってんだろ!
もう少し大通り沿いで寝ててくれよ・・・。こんな山道に寝られたら死体と勘違いするじゃねーか・・・。
我が家での3次会は、aviさんの冷徹な人間分析(カウンセリング?)を中心に、結局朝までずっと続きました・・・。女帝が飼い猿を枕にして寝ている様に、暗黙の権力関係を見ました。ちなみに、朝になってから例の女性がはまっていた側溝を見てみましたが、女性の姿はありませんでした・・・。
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