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2004/07/21(水)
三輪トラックに愛をこめて
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なぜか知らないが三輪トラックが異常に好きである。あれは小学校4年生の時。当時住んでいた横浜の家の近くを走り去る、奇妙な形をした青い三輪トラックを目撃したのがそのはじまり。こんな形のクルマがあるのか!と一気にとりこになってしまった。それ以来、目を皿のようにして探し回ったが、40年以上も前のクルマなだけに、その後お目にかかったのはせいぜい20台といったところ。しかしそのほとんどが捨てられた廃車で、現役のものはごくわずか。そもそもこのクルマが21世紀に残ってること自体が奇跡である。しかし、奴は修学旅行先の道端に、高校通学途中にある民家の奥に、はたまた菜の花畑の真ん中にと、忘れた頃にいきなり現れる。そして今日も、奴は何の前触れもなくいきなりその姿を現した。場所は堀之内。θO家に所用で行く途中でした。大通りから一本入った脇道に、奴は停まっていました。まるで新車のごとく美しく整備された姿に思わず見とれてしまいましたとさ。この薄緑色の型は比較的多く見られる。あくまで「比較的」だから、普通に生活していたんじゃ滅多に見られませんが。あぁ、欲しいなぁ・・・。帰りに再びそこを通ったら、奴の姿はすでにありませんでした。次に見るのは果たしていつになることやら。
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