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2004/05/27(木)
珍客
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今日の4限、俺は学食の3階で勉強をしていた。けだるい5月の昼下がり、だんだん眠気が襲ってきた。もうこのまま寝ちゃおうかな・・・と思ったその時である!「キャー!」と甲高く耳をつんざく女性の叫び声が!すわ、テロか!?と思った矢先、俺の視界に入ったのは学食の階段を登っていく赤髪で黄色いつなぎを身に纏った男の姿であった。あれは、もしや・・・!俺は勉強そっちのけで一目散に韋駄天の如く彼を追い掛けた。そして、その先には・・・。マクドナルドで笑顔を振りまく彼の姿があった。そう、ドナルドである。つーかお前、何しに来たんだ?アルバイト店員をねぎらい、カウンターで手を振るドナルド。しかし何も買わない。ただの冷やかしかよ。だが学生には優しいようで、気さくに写真撮影に応じていた。そして、どうやって来たの?との問いに「飛行機で来た」と日本語でフツーに答えていた。安いドナルドである。そして、5分もしないうちに、彼は何ごともなかったかのように笑顔で満足げに社員さんと帰っていったのであった。大学は何でもあるところである。何があっても不思議ではない。しかし、今回の出来事にはさすがに驚いた。まさか奴が前触れもなくフツーに来店するとは。しかも馴染んでいる。あたかも「俺、今年単位ヤバくてさー。」とか発言しちゃいそうな雰囲気なのである。さすが大学だ。もう何が出てきても驚くまい。なんでもかかって来い、中央大学。
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