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2007/06/02(土)
なんとなく関西 その2
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狭いベッドで一晩過ごし、大阪に着いた。
今日はとにかく南を目指そう。
和歌山県をひたすら南へ。
乗り換えて乗り換えて、乗り換えミスして、 でもまた乗り換えて、ひたすら南へ。
串本っていう本州最南端の街を目指したかったのだが、 今回は時間の都合もあって、ちょっと手前の周参見で降りた。
駅を降りたら、すぐ海だった。 砂浜と、エメラルドグリーンの海。 あぁ、南に来たんだなぁ、と実感する。
街をふらふらしてたら、「さんま寿司」の店を見つける。
名物らしく、さっそく入って食べた。 俺、押し寿司大好きなんです。 酸っぱいの大好きなんです。 さんま寿司、最高でした。それが420円。もう言うことないね。 勢い余って、地元の魚なんかもおまかせで焼いてもらっちゃったよ。
午後は、またひたすら鈍行を乗り継いで戻る。
途中、御坊という街に寄った。 ちょっと電車を乗り換えて、港のほうへ出てみた。
終点の小さな駅を降りるやいなや、 地元の小学生がなついてきた。 「どこから来たん?」 「兄ちゃん何しに来たんや?」 「海藻でおにぎり作ったんや。食うか?」
別に目的があって来た訳じゃないから、 こいつらとしばらく遊んでいた。写真撮りながらね。 こいつらいいモデルになってくれたよ。 関西の小学生はホントによくしゃべるし、ノリがいい。
帰りの電車が発車する時間になったので、車内に戻る。 そしたらさ、その子供らが泣かせるようなこと言うわけよ。 「次いつ来るん?また来るときあったらな、声かけてくれや」 「別れるのは寂しいけどな、きっとまた会えるで。」
列車のドアが閉まってゆっくり動き出したら、 そいつらドラマみたいにホームの端っこまで走って来てずっと手降ってんのね。
しかも、それでは飽き足らず、線路に降りて 俺の乗ってる電車を追っかけてくるわけ。 それでも無情に電車は加速して、その姿はだんだん小さくなっていって・・・ なんか、ものすごくほのぼのとした気分になった30分間でした。 田舎っていいなぁ・・。
その後は、海南という街をまたふらふら。
日も暮れたので、和歌山の井出商店で和歌山ラーメンを食って、大阪に戻る。
和歌山、いいトコでした。
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