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2006/10/24(火)
やさしかったおばさん
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妻が仕事に出る、母から電話が入り、今日入棺の儀が3時半からある、お孫さんから電話で最後なので来て頂戴と何度も言われ行きたいので来てくれないかという依頼、雨が小雨になったのでバイクで出勤して行く。6時まで寝られると思っていたが寝ておかないととタイマーを1時にセットして、朦朧として寝る。一時おきて準備をする、雨で歩いて出勤したので、少し遅くなって妻が帰宅、事情を説明して、礼服を積んで着替える間が無いので、すぐに家を出る、あいにくの雨で道路が混雑、3時過ぎてやっと母の家に、母の家に来ていた親戚の姉さんと一緒にすぐに向かった。 膝の悪い母は迷惑をおかけしたが、姉の入棺に立ち会えた。 とても安らかであったので母もあまり悲しまずにすんでいるようであった。私にとって、とても優しいおばさん、母とは違うやさしさがあった。和風に言えば菩薩、洋風に言えばマリア様、そんな印象であった。 あとを告いでいる娘さんも幼馴染で、やさしい思い出がたくさん、その旦那さんも家族を包むたくましさとやさしさがある。そんな老親のお孫さんもまた当然やさしい。私の母をいたわり慰めやさしさで包んでくれている。母の兄弟で、ひ孫も出来て兄弟姉妹のなかで一番の大家族となっていて、とてもうらやましい限りである。これもすべて、おばさんの善行のなせる業であろう。 お通夜には、その人柄に惹かれてか大変な雨の中にもかかわらず数百名の参列が傘を開いて並んでいた、こんなに長い葬列は、女性では初めての経験それだけでもたくさんの人に幸せを与えた人であったことが偲ばれる。 お孫さんや、娘さんが引き止めてくれ、結局母は最期まで、ご迷惑をかけてしまい、一番最後においとました。 幼い頃の親戚仲間が、こんな時にしか、顔をあわせることがなくなってしまった。懐かしい思い出話もたくさん。 あしたはお別れしなくては....。
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