|
2010/10/04(月)
Tomatoよくがんばったね
|
|
|
異常気象で人も動植物も疲弊気味。
心配した暑い夏を何とか乗り切ったまぜこぜのワン達ですが
事務所のナナは7月頃から嘔吐続きで体重もおち、歩行もふらつくようになった。
検査にはこれといった異常はみられず、胃腸が弱っているのだろうという診断でした。
フードを消化器サポートタイプに変え、吐き気止めを飲ませることで最近やっと落ち着いたけど、急に冷え込んだ朝には戻すことが多い。
数日前から急に食べなくなって、寂しいとき.不安なときの鼻鳴きが増えたTomato。
2日の夜9時近くから戻し続ける。
その回数は20回を超え、夜間の救急病院に走ろうかと思ったほど。
しかしTomatoは初めての場所や人に強いストレスを感じ、まず院内に入れない。
見知らぬ先生と看護師さんからの診察や検査を受けることができない可能性が高く、連れて行こうかどうしようか迷い続けた。
夜中に申し訳ないと思いつつも、Tomatoのお師匠さんにヘルプの電話をかけた。
携帯は留守電になっていたので、Tomatoの症状を留守電にいれて切る。
間もなくお師匠さんの奥様から「競技会の審査で山口に行っていまして、そこからTomatoの様子を聞いてと電話がはいりました」と電話をいただきました。
Tomatoの様子をお話しすると、今年は訓練所に預かっている犬や通いの犬たちにも、Tomatoのような症状がでましたと話してくださいました。
猛暑続きの夏、秋になると急激な温度の上がり下がりが続き、高齢の犬には体温調整がスムーズにできなくて、それで体調を崩し亡くなるるというケースも何件かあったこと。
胃腸に負担がかかり、嘔吐と下痢で体力をおとしていきますから、そんなときはごく少量を時間を空けて与えること。
弱っているときは水よりもスポーツ飲料を、カステラなど糖度の高いものをほんの少量与え、嘔吐がないか様子をみながら量を少しずつ増やしていくこと。
極寒仕様のTomatoといえど、12歳と高齢だし弱っているときは体温調整も普段のようにはいきませんから、あまり冷えるときは暖かく過ごせるようにしてあげてください。
弱った動物は、体力を回復するするためにひたすら寝ます。
緊迫した症状のときは別ですが、よくみて体力回復のために寝ていると感じたときは、そんなときはあれこれいじらず、そっと寝かせておきます。
と、適切なアドバイスをいただきました。
電話から聞こえる奥様の落ち着いた声を聞いていると、不安でいっぱいだった気持ちが落ち着いてきて少し冷静さを取り戻せた気がします。ありがとうございました。
翌3日は嘔吐がとまり、本当に「ひたすら寝る」という感じでした。
食べ物と飲み物を何にも受け付けないときは心配でしたけど、カステラをほんのちょっぴりと、水を二口三口飲んだときは思わずほぅ〜と安堵のため息がでました。
夜中は冷えたのでバスタオルをかけました。あんなに身体に何かをかけられるのを嫌うTomatoが文句も言わずそのままおとなしくしていました。
今朝は自分から私の元にきて、用意したカステラ一切れを食べ、人肌に温めた水を飲みました。 食べ方に「おいしい」を感じられ、私は「よかった。嬉しい。」と胸をなで下ろしました。
高齢のワン.にゃん、そして父ちゃんとわたしも、食べ物を筆頭に生活様式を考え直さないといけないと実感しました。
Tomatoよくがんばったね。
これまで以上に食べ物や気温の変化に気を配るから、元気になってね。
|
|
|
|