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2006/10/06(金)
眠れない夜
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まぜこぜの母 たかのすけ9年前の冬、急性腎不全で検査のためおなかの毛をきれいに剃った。 1ヶ月ちかく食べ物を摂ることができなくてかなり衰弱していたので、真冬の寒さを凌ぐために日中は洋服を着せ夜は家の中で過ごしていた。
病気がよくなっても、夜は家の中で過ごす習慣が残った。 庭のワン達にそれぞれ「おやすみ」を言って、たかちんはその間におしっこをすませる。 そのまま朝まで排泄はしない。
それがここ1〜2年たかちんが寝ていた場所に、毎日ではないけど床にポツンと水が垂れたような跡があった。 涎?おしっこ?と匂いを嗅いでみたりするけど、尿の匂いはしない(してたかもしれないけど、体調が悪いと匂いを感じ取れない私…^^;)
夜電気を消す前に「おやすみ」を言おうとしてたかちんを見たら、チン○コリンの前に量にして杯に一杯くらいの水たまりが… スーピースーピー気持ちよさそうに寝息をたてているたかちん。 自分でも気づかないままの排尿。 複雑な思いのままそっと拭き取る。 気配で目を覚ましたたかちんは、少しの間「ぼう〜」としていたが、テッシュについた匂いで自分のおしっこと気がついたようで慌てて床をなめだした。
そして私の手をペロッとなめて、私の顔を見上た。 目が合うとうつむいた。 「いいんだよ。もう拭いたからね」と頭を撫でて灯りを消した。 なかなか寝付かれない夜になった。
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