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2005/07/30(土)
みんなガンバレ
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まぜこぜの母 我が家の前は、那珂川町のなかでも広々とした田圃が続くよいところ (郷土自慢(^_-)db(-_^)えっへん)
7月の田圃は見事な緑の絨毯。 点在する休耕地には、優美な白鷺の姿がみられます。 同じ那珂川町にある事務所付近に比べると、こちらは2〜3度気温が下がる。 涼やかな風に恵まれ、小鳥のさえずる音やカエルのゲコゲコの声、野生の猿たちも時折姿を見せる。 そして今はセミ達の大合唱と、自然がいっぱい残るよいところ。
そんななか毎年来てくれるツバメの子に、「頑張るんだよ」と声をかけ続けている。 第一陣は全員無事に巣立った。 気になるのは第二陣のツバメ。 4羽の雛が孵り、3羽はまるまると元気に育ち巣立った。 残りの1羽が小さくまだ巣立ちができずにいる。
わたしが巣の下に立つと、親鳥や兄弟鳥達がいっせいに飛び交い チッチチチ!(早くおいで!飛ぶんだよ)と、小さなツバメに呼びかける。 顔だけだして「飛びたい」、「けど怖い…」という様子をみせる。 しばらくすると兄弟鳥が側に付き添い、親鳥が餌を運び出す。
自然界で生きる動物、特に渡り鳥たちは、弱くて群れについてこれない子はやむなく置き去りにして移動する。 しかし、最後の最後まで「おいで。一緒に行こう」と促し、その子が奮起するのを待つ。 その様子はいじらしく「がんばれ!飛んでごらん。」と声をかけずにはいられない。 我が家のツバメたちが旅立つ日が近づいている。 なんとか全員揃って飛び立って欲しい。
遠く新潟では、北海道犬の龍くんが癌と闘っている。 骨にたっするほど酷くなって痛みもあるはずなのに、もう自力で動くのが困難なのに、それでもボスの努めを果たそうとするという。 どうすれば龍君が満足した日をおくれるか、心を砕き続ける家族がいる。
「龍くん、わんこな母さんガンバレ」と言うのが切ない… 「これ以上どう頑張るんだよ〜」と、返事が返ってきそうな気がする。 それでも…がんばって欲しいと思う。
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