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2004/08/22(日)
鍬
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まぜこぜの母 メリーとまるが我が家に来たての頃、掃除をしようと高箒を手にしたら突然ふるえだしたまる。 メリーは腰がひけながらも、まると私の間にはいって激しく吠えたてた。
うちにくるまでに何があったのか想像するしかないのだけど、箒などの棒状の物で叩かれたことがあるんだろうなと思った。
1年が経過して、庭箒や熊手を手にしても怯えなくなってきた。 先日父ちゃんが穴ぼこだらけの北側の土を均そうと、土を寄せやすい鍬を使い出したら、まるが吠えながら足を咬むぞと威嚇したらしい。 「こら!」と叱ると濡れ縁の下に潜り込んで、震えながらウゥ〜と低く唸る。 次にメリーが父ちゃんの足を、咬む真似をする&激しく吠えるを繰り返す。 こっちは叱っても、まるを守ろうとして吠えやまない。
私が行くとメリーとまるが走り寄ってきた。 「こいつら俺を咬もうとするぜ」と父ちゃん。 「箒は平気になってきたんだけどね…」と私。 「以前こういう物で叩かれたのかもしれんな」 「それにしても俺に向かってくるのは許せん!」と父ちゃん。 「しかたないよ。恐くて痛かった記憶がさせるんだし、咬まずに威嚇だけというのは進歩じゃない?」と私。 「う…ん、そうかぁ。そうかもな。」と納得する父ちゃん。
背中に視線を感じて振り返ると、大.中.小の顔が覗いていた。 心配して何があったんだろうと見に来たらしい(^^) メリーとまるはなかなかうち解けないけど、それでも自分たちの仲間と思っているらしい「た.ラ.To」の三人(犬)組。 なんかいいなぁ。 父ちゃんはちょっとおかんむりだったけど(笑)
ベルリンの壁じゃないけれど西側と北側の仕切がとれて、ワン達5頭が庭で入り乱れて遊ぶようになる日がきますように。 まあるい目玉が10こ並んで、テラスから家の中を覗く日がきますように。
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