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2004/05/29(土)
いいことあるかも
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たかのすけ 俺ら(おいら)がワンワン吠えて父ちゃんに教えたら「…!!」と、しげしげ眺めていた父ちゃん。 「お〜い!」と母ちゃんを呼んだ。 「これ見てんや」と父ちゃん。 「×〜★!!」と固まった母ちゃん。 しばらくして「うわぁ〜ァ」と声がでた。
二日くらい迷っていた母ちゃん。 帽子かぶって手袋して脚立持ってきた。 どうやら蛇の抜け殻を取り出そうという気らしい。 アケビの枝の間をぬってとろうとするんだけど、すごいへっぴり腰でさ 「うへっ」とか「あワワワ…」って言いながら、すんごい時間かかってやっとこさ取り出したんだ。
ほしがるTomaに「ダメ!食べたらおなかこわす」と言って、だだだと走りテラスから家の中に放り込んで、窓しめて 「ふぅう〜」と息はいていたぞ^^; その後Tomaと並んでテラスから見ていたら、仁王立ちになって拳にぎりしめ ハァ〜と息はいてから、ソロソロと尻尾つまんで伸ばしていた。 (母ちゃんが放り投げたから折り重なってたんだ)
次に何するのかなと思ったら、スケール持ってきて長さを測りだした。 「ひゃあ〜160pもある…」とでかい声。 まだ帽子かぶって手袋したまんまでさ、蛇さわった手袋で自分のほっぺ触って 「うへっ」と、なしなしをしていたから笑ってしまったぞ。
父ちゃんが帰ってきたら「見てみて」と、得意げに抜けがらを指さす母ちゃん。 「おまえが取ったんか?」と吃驚の父ちゃん。 「そうよ。わたしだって、やるときはやるんだから」と威張る母ちゃん。 (それにしては、蛇の抜けがらがブランと顔の前に垂れたとき「ギャッ」と 声あげて脚立から飛び降りたぞ)
財布に入れるには長すぎるし、どうするか決まらないまま箱に入れて 水屋の上に置いている。 俺らが欲しいといったら「ダメ!」っていうんだ。 ほんとは俺らが見つけたのになぁ。 父ちゃんと母ちゃんは宝くじが当たるかもと、おばあちゃんちに行った帰りに買ってきたんだと。 蛇の抜けがら持ってると良いことあるんだってさ。
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