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2003/09/09(火)
少しずつ
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母 まぜこぜのワン達が3頭から5頭になって2ヶ月。 メリーとまるを突然ひきとることになって、最初の3週間は皮膚病の治療のためと迎える準備が整ってなくて事務所生活。 この間にしっかりなついてくれたのはいいけれど、自宅に連れてきてからもメリーとまるには後から入ったという意識が乏しい。
9月1日に乳ガン&首の腫瘍の手術をしたメリーは順調に快復しているが、ますます「父ちゃん.母ちゃん独り占め」傾向にある。 私たちも朝夕の消毒時に大きな傷跡を見るたびに、不憫さや愛しさがつのる。 処置の間じっと体を開いて大人しくしている様子は「良い子にしてるから、側にいてね」という感じでなんともいじらしい。 私たちのそれらの感情を、メリーは敏感に感じ取っているよう。 私の姿がないと狂ったように探し、肩でゼェゼェと息をしてたりする。
かたや、まるは一人でいることに寂しく不安そうな様子をみせる。 しかしエリザベスカラーと全身ネット姿のメリーを見ると、ウゥ〜と威嚇の声を発する。 全身をなでながら「まる寂しいね。でももう少ししたらメリーと一緒に暮らせるからね。待ってるんだよ。」と声をかけると、私の肩に前足をおいて顔.首.腕と皮膚がでているところを隈無くなめて、あのまあるい目玉で私をじっと見つめたりする。
たかのすけは「仕方ないか…」と淡々とした様子。 誰よりも母ちゃん子のたかのすけが、じっと我慢しているというのがなんだか不憫で、「忘れてないよ。もう少ししたら元の生活にもどるからね。」と話しかけると、私の顔をペロッとなめて「うん。わかった…」という素振りをみせる。 やっぱり小さなボスだ。男の子だと感心(親ばかモードになる)
「犬版おしん」のライトは、ひたすら我慢をしてくれている。 散歩が一番最後になっても、文句も言わずに黙って待っている。 ライトと声をかけると顔がパッと嬉しそうになる。 やっぱり寂しいんだ… こういうタイプは大人しいからと隅に押しやれがちだから、努めて声をかけたり遊びに誘うように気をつけねばと思う。
Tomatoはこれまでは末っ子の特典を満喫していたのが、急な変化で我慢することを否応なしに覚えさせられた感がある。 しかし生来の明るくおおらかな性格が幸いして、心配した「すねる、ひがむ」の行動はなかった。 ただ寂しいようでいつも私の姿を目で追っているのがいじらしい。
今朝の散歩はライトとまるを一緒にしてみた。 ライトは「えっ…」という感じだが別にこだわりはない様子。 まるはウゥ〜というが、叱ると黙るの繰り返し。 ライトの歩調に合わせさせ、まるにゆっくり歩くことをおぼえさせる。
いろんなパターンを組み合わせながら、その時々にあった散歩をしていくよりないかと思う。 ワン達の体調の変化と私たちの老化とが織り混ざり、毎日が手探り&試行錯誤のまぜこぜクラン。 来年の今日笑っていられるように、毎日を大切に楽しく過ごしていかねばと思うこの頃(^^)
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