日常の何気ない出来事を〜つれづれに〜
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2012/06/22(金) 鎌倉へ一泊旅行
仲良しの仲間6人で前々から計画して楽しみにしていた鎌倉散策だったが台風4号5号の影響で
当日は天気予報によると一日中雨で時に強く降るとかの最悪の状態だったが旅館もすでに予約済みだし、
2年ぶりに会う仲間だから鎌倉よりも会うことを目的にしようと実行。

当初の計画だった杉本寺〜報国寺〜衣張山〜名越切通〜岩殿寺 の巡礼古道コースを  
最後の岩殿寺一つをゆっくりと見学して旅館へチェックインというコースに変更。

静岡から電車に乗っていくと雨を追いかけて行くので雨はときおり強く振りながらも
おしゃべりに夢中で気にならない。逗子駅に到着するとすでに小降りになっていた。

知らない街で昼食をとる時美味しいもの当たるか賭けみたいなものだが、店がまえはあまり綺麗でなく
おいしいかしら?って思ったけれど地元の人がいっぱい入っているようなので入ってみたらこれがあたりでラッキー!みんなで美味しくてよかったね〜〜(*´∀`*)

逗子駅からバスも出ているようだったがひと駅くらいだから歩こうと道を探しながら岩殿寺までいく。

岩殿観音と書かれた石柱があって総門までの間に坂東三十三観音霊場・各札所の御詠歌が書かれた
石碑があって赤い旗がひらめいていた。

昔の岩殿寺は、8月10日の「四万六千日」には、多くの参拝者で賑わったそうで、
夜明け前から参拝者が訪れ、巡礼古道を通って鎌倉の杉本寺へと向かったのだそうだ。

総門に拝観料100円を入れる賽銭箱があり、拝観料を入れ境内に入る。
あじさいの花が咲きとても静かな佇まい。この寺は知る人ぞ知るような穴場のお寺で
参拝客も少なく、私たちの他にカメラ片手の外人の男性一人と帰りがけに二人の女性と会っただけで
しっとりとしたいい雰囲気だった。

観音堂への階段の途中には、写経塔があり幸福観音像が祀られてあり階段を上って行くと観音堂。

右脇にこの寺の代々の住職のお墓があって観音堂の裏には奥の院の観音様が祀られていて手を合わせた。

この奥宮の前にある石灯篭の細工が面白いとメモしてあったので丁寧に見る。

ちょうど雨上がりで静かでひんやりとしていて私たち以外には参拝客もいないので、歴史を感じゆったりとした気分に浸れる。

かっては、ここから北にかけて鎌倉につながる巡礼の道があって源頼朝は観音様の縁日である十八日には、
その道を通って岩殿寺に来ていたそうだが頼朝が通ったと言われる巡礼の道は跡形もなく消えてしまっていた。

花山法皇や後白河法皇、源頼朝、徳川家康公がご参詣したという岩殿寺縁起の記された
古びた石碑が歴史の重さを感じさせられ合掌礼拝を済ませ尚も上がっていく。

山の斜面をづっと上のほうまで上がると、逗子の町と海が一望できるそうだが
今日はあまり展望はよくないようだったので上まで行かない。

この寺は 泉鏡花が逗留して小説「春昼」を書いて、これを記念して句碑が建てられてあったが
鏡花の池は草ぼうぼうで荒れ果てていた。

名越えの切通まで行きたかったが親切に道を教えてくれた人も大分かかりますよ〜〜
なんて言われたので地図を見ながら今夜の宿の松汀園を目指す。(11700歩)

松汀園は何も知らず逗子駅から近いというだけの理由でネットで偶然見つけた宿だったけれど
玄関の前に立ってそのたたづまいを見た時あたりだね!ラッキーと皆で言った。(*´∀`*)

大正浪漫のあふれる古い大きな部屋に通されてなにか昔の我が家に帰ってきたようななつかしい大きな安心感に包まれる。

部屋に置かれていた資料によると大正12年に銀行業の牧野源次郎氏が建てた邸宅で
1360坪の敷地に150坪の木造平屋で当時の贅を尽くしたもの

戦後国が買収して国家公務員の保養所として昭和24年に業務を開始したというから本当に保養所の先駆けであったらしい。

広々とした庭に立つとその和風建築が披露山を借景にして時代の移り変わりに動じることもなく静かに佇んでいる。

当時からの古い松の木が生い茂っていてとてもいい空間で嬉しかった。

その代わり今の時代に部屋にはトイレも浴室も洗面所もなく設備も古いけれど
昔の和風の12畳と6畳のレトロな部屋でゆったりとくつろげた。
仕切りは障子だけなので私たちのおしゃべりが少し気にもなったけれど・・・・

天井や床の間などの作りや欄間の彫刻、広い縁側がぐるぐる回っていて歴史を感じせてくれ
100年近く立つ古い日本家屋の良さを再認識しながらなにか懐かしい気持ちで過ごされた。。

夕食は これぞ湘南!豪快舟盛付き◎人気の地魚会席プラン〜♪ というのを頼んであって
アワビの刺身、バター焼き、サザエの壺焼きは絶品で舟盛りが豪快で食べきれない位のボリューム

鎌倉地ビールと葉山地ビールで乾杯して再会を祝し湘南貴族という冷酒で盛り上がり楽しいひと時を過ごす。


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