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2012/05/08(火)
岩岳山のアカヤシオ
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毎年この時期になると見たくなる花がある。アカヤシオである。花の満開時が例年5月の連休で大混雑に あった覚えがあるのでここ数年は敬遠していて大礼山などで満足していた。
周智郡春野町にある岩岳山(1369m)にあるアカヤシオは、国の天然記念物にも指定されていて アカヤシオは2000株、シロヤシオは3000株あると言われている。 純林の群生は学術的にも貴重なものと知ってからもう一度行ってみたいなと思っていた。
2000年の5月1日に初めてこの山でアカヤシオの花を見たときの感動は今でも鮮明に覚えている。 まるで薄い京花紙で作られたかのように繊細で優しいピンク色の花!
今年は色んな花が遅れているのできっと連休明けの頃がいいだろうと判断した。
(結果的には間違ってはいなかったが6日に降ったヒョウと強風に花も痛めつけられてしまっていたようで落花したり 木にしがみついていたものは茶色になってしまっているものが多かった。)
静岡を6:00 以前は登り口にトイレのある場所が駐車場になっていたが、ピーク時のあまりの混雑に営林局が 手前4kmにゲートを設けて駐車禁止になっていた。ログペンションシンフォニーに車を置く。
8:40 登り口までの4キロ1時間はゆるい下り坂になっている。 山肌にびっしりと張り付いているイワタバコが咲いたらどんなに綺麗だろうと思いを馳せながら新緑の中を歩いていく。
登山口に9;40 さすがに連休明けは登山客も少なく4人の女性グループと3人の男性グループと私と夫
昔1.2度登ったコースは崩壊箇所があるということで通行止になっていて指示された道を下にに降りていくと 小俣川まで下ってしまって、定員3人の丸太橋をわたって、ここからが登山路になっていて急斜面を登って行く。 さすが春野町だけあってスミレの花が多くて楽しい。ネコノメソウやコモチマンネ、イワカガミに似た白い花もあった。
杉林の中を2箇所の崩壊地を抜け荷小屋峠に着く。11:10 ここは広場になっていて、ベンチやテーブルがある。 カラマツが沢山あって、カラマツの新緑に目を奪われる。緑の中に身をおいていると疲れも取れてしまったように感じた。 ゆっくり休んでコーヒーを飲んだりして、軽い食事を済ませ、アカヤシオの群生地の急登にとりかかる。
赤い花を見つけあったと叫んだがこれはミツバツツジだった。 トウゴクミツバツツジやオオカメノキはたくさんあって緑の中でとても映えていた。
尾根近くまで喘いで登っていくと薄いピンクのアカヤシオが現れる、やっと会えた!感激 尾根上の岩岳神社や岩岳山頂手前の急斜面に可憐な花を見せ写真を撮るには大変なところであまりいい写真が撮れない。
でもようやく岩岳山のアカヤシオに出会えて嬉しかった。でもあそこにあるね、こちらにも・・・って感じで 以前登った時のようにウワ〜〜ってどこを向いても満開の木がいっぱいだった時とは大分違った感じ。 やはりどんなに混んでいても満開の時のいい時期を見つけてきたいな。
岩岳山頂上で12:00 ゆっくりとアカヤシオを鑑賞してから、やせ尾根を分岐まで戻り、 その後 膝が痛くなりそうな道をひたすら下ってアカヤシオの里と書かれた大きな看板のある登り口へ14:30
さ〜これからまたゲートまでの4キロを歩いていくが,行きは下りだったけど帰りはずっと上り。それに体も疲れているので 行きは1時間で行ったけど帰りは10分多くかかってしまって15:40
疲れた〜〜〜〜山の歩数はあてにならないけれどそれでも 25556歩を記録していた。
入って来たかった「川根の湯」は連休明けで休みで藤枝の「ゆらく」へ寄って温泉で疲れを落とし帰途につく。 自宅着19:00
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