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2012/05/17(木)
美輪明宏の「椿姫」
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なかなか取れないと言われている美輪明宏の椿姫のチケットが宅配の牛乳屋さんから 9500円の席が3000円で見られる優待券を頂いて、5人までその値段という事で友人5人と出かける。 2時半からの開演で終わったのが6:20と途中2回の休憩があったけれど息もつかせぬ3時間40分 夢中になって見入ってしまった。
「椿姫」はアレクサンドル・デュマ原作で、19世紀のパリが舞台で椿姫と呼ばれた高級娼婦マルグリットと 田舎出の素朴な青年アルマンとの純愛を描いていて 昔本を読んだことがあったのでストーリーは知ってはいたが美輪明宏が妖艶で彼独特の美学が 伺い知れるきらびやかな舞台装置や出演者の衣装などにまるで別世界へと誘われたようでしばし日常のことを忘れた。
そうそうアルマンの親友役で原発反対運動をしている山本太郎が出ていてなかなかいい演技をしていた。頑張っているんだ! 他に知っている人は白川和子と夏樹陽子が出ていた。
ひたすら華やかで悲しいこの舞台の中で無償の愛とか本物の愛の世界に少しだけ浸ることができた時間であった。
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