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2012/05/29(火)
箱根湿生花園〜ガラスの森
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チェックアウトは12時だけど天気予報は午前中はいいけれど午後からは崩れるとかで10時半には出発。
箱根に来ると必ず行きたい湿生花園 ネットで見たらちょうど青いケシが咲き始めたと出ていたので嬉しかった。 園内のボランティアガイドと共に一つ一つゆっくり見て歩く。
低地から高山まで日本の各地に点在している湿地帯の植物200種の他草原や林、高山植物1100種が 集められてその他珍しい外国の山草も含めて1700種類の植物が四季折々に花を咲かせている。
水芭蕉はもう終わっていたがサクラソウ、クリンソウが華やかだった。ニッコウキスゲやトビシマカンゾウ イブキトラノオ、クロユリ、コウホネ、ヒツジクサ、ヒメサユリ、ハマナス、アサザ、スイレン、 オダマキ、ヤマシャクヤク,etc,etc
今まで何度も来ているが一度も行ったことがなかった仙石原湿原の植生復元区へも案内してくれて 2時間があっというまに過ぎてしまった。
たくさんの花を見て最後にヒマラヤの青いケシを眺めて大満足だった。
青いケシは1990年の「大阪花と緑の博覧会」の時に初めて見て感動した花だ。 最近ブータンに旅行しようと思い立ってブータンの本を色々読んだ時、このブータンの国花である青いケシを この花博の時に日本に初めて紹介して採集して展示の実現に尽力して下さった方が ブータンに28年もの長きにわたって農業指導をした西岡京治さんだったことを知って驚いた。 その時ブータンのパビリオンに西岡さんの奥さんが説明してくれていたと記されていた。
青いケシの花を見たことは、あまりにその色が美しくて今でもはっきり覚えているのに、 西岡さんの奥さんがいらしていたなんてことは20年前、何一つ知らなかったし、 もしかしてお話しているのかもしれないのに覚えていない。
あの特徴のあるブータン館の建築様式さえ覚えていないなんて自分の記憶力のあまりの貧しさが情けない。(-_-;)
湿生花園の迎えにあるお蕎麦屋に入り昼食、2年前 両陛下がいらした時の写真が飾られてあってお話を伺う。
美智子皇后は美しくて神々しいほどのオーラが出ていたとのこと。綺麗な綺麗なお写真だった。
いつもは素通りして入ったことがなかった「ガラスの森」にも寄っていく。
入り口にはクリスタルガラスの樹木、 ヴェネツィアをイメージして作られている庭園から美術館へと続く橋にかけられた クリスタル・ガラスのアーチなど素敵!バラの花やラベンダー、サルビアなど緑と花がいっぱい。
15世紀から18世紀にかけてのヴェネチアングラスの展示とヴェネチアンビーズ展を見学
ちょうどミュージアムコンサートが始まっていて、国際的ヴァイオリニスト、アルベルト・デ・メイス氏と アコーディオン奏者、セバスティアーノ・ゾルザ氏の華麗な演奏を聴くことができた。 あの世界の三大テノールのパヴァロッティとも共演したことがあるとのこと。 このコンサートに間に合ってすごいラッキーだった。
雨も降ってきたので帰途につく。 新緑の美しい箱根路はひどい大降りでやはり天気予報通りだった。 帰りは行きに寄らなかった新東名の清水SAも覗いて帰る。
静岡では又ヒョウが降ったということでもみじの葉っぱが多量に落ちていたり植物がだいぶ傷めつけられていた。 ハランやツワブキなど葉っぱに穴があいているものもあった。
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