|
2012/01/06(金)
富士山麓一周パノラマウオーク
|
|
|
村山浅間神社から仮宿の下馬桜まで 約 10.3q
富士山麓一周パノラマウオークもいよいよ今回で10回目 今日が一番短い距離で比較的楽なコース
前回のゴール地点 村山浅間神社が今回のスタート地点 ストレッチを済ませ出発10:40 村山浅間神社は境内には浅間神社と大日堂があり、神と仏が合同で祀られていたが明治維新の俳仏揆尺や登山道の付け替えで 衰微してしまったが今も神仏習合の姿をとどめている。
当時の水垢離場(体を清めて富士山に登ったとか)や護摩壇などが残されて昔を物語っているあとをもう一度見る。 富士登山道では平安時代からの歴史がある一番古い村山古道の村山口は明治39年に大宮口が開かれて以来衰退している古道を 200m位登って昔をしのぶ。
富士山は頭を隠したり、また出してくれたりと変化をつけてついて回ってくれる。 ゆっくりの下りが続く道を山宮浅間神社〜本門寺までの7.5Kを午前中に歩く。 本門寺は日蓮宗のお寺で境内はかなり広く樹齢1000年以上という杉があった。 「日蓮聖人ご入滅の霊場」として700年余り法灯を護り伝える由緒あるお寺らしい。 境内でお昼のお弁当を済ませてから本殿にお参りしていく。
午後からは 千居遺跡を見たり、遠く白糸の滝が見える場所を通ったり、珍しい山まゆを見つけたりと快適に 気持ちよく陽だまりハイクのように暖かな一日。 今日のネイチャーガイドはおやじギャグを飛ばしながら皆を笑わせ楽しいウォーキングで狩宿の下馬桜まで歩く。
源頼朝が富士の巻狩りの際に本陣を設けた所と伝えられ別名駒止のさくらとも言われ、 頼朝が桜の枝に馬をつないだと伝えられている。 桜の頃は何度か来ているが花のない下馬桜は初めてだった。 花の時期に合わせてもらいたいものだと心の中で思った。
帰りは富岳の湯「花の湯」で温泉に入り疲れを取る。
17000歩
今日のネイチャーガイドの話の中で、特に興味があって記憶に残った事 セイタカアワダチソウが最近減っているという。 原因は自分が繁殖するために他の植物の毒になるような物質を出しているそうだがその毒素でセイタカアワダチソウ自身がやられてしまっているそうだ。 その酵素は森林浴でもおなじみのフィトンチッドもそれと同じ種類の酵素だという。 フィトンチッドは人間には害がなくむしろ良い影響を与えるがセイタカアワダチソウは良くないらしい。 花粉症を起こすブタクサとは違うそうだ。 私は今までセイタカアワダチソウがアレルギーの原因だと思っていた。とんだ濡れ衣でごめんなさい。 ブタクサはヨモギ科みたいね。そういえば・・・
自らが出した酵素で死滅してしまうなんて植物でも恐ろしいな。 言われてみれば一時期よりこの花を見ることも少なくなったような気もした。
雨が少ないので雪が少ない富士山だった。 でも四季折々の富士山を眺めながら一周するのは本当に贅沢だな この地に住んでいるからこそできる幸せをかみしめる。
|
|
|
|