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2011/09/13(火)
熱海のMOA美術館へ
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何年振りかで訪れたMOA美術館で、陶芸家人間国宝の三代徳田八十吉の古九谷展が開催されていて 思いもかけず素晴らしい作品群に出会え伝統的な九谷の色を現代に生かしたきらめく色彩の世界を堪能できた事は 本当にラッキーだった。 名品の数々は本当に美しい色で宝石のように輝いていた。 今まで色んな陶磁器の展示会などにも出かけたが今回のように感動したのは初めての経験だった。
企画展は特別に期待もしないでいつもの常設の国宝の野々村仁清の藤花文茶壺やレンブラントや モネの絵画を見たり、能舞台や秀吉の黄金の茶室などを巡り、丁度大河ドラマの「江」を見ているので 千の利休が後の秀吉の茶頭になる織部にあてた自筆の手紙とかを興味深くゆっくり見ていたので 時間が無くなってしまってとっても残念だった。
徳田八十吉展の方を先にゆっくりと見たかったと後悔するほどの作品群であった。 古九谷の伝統的な色ではなく古九谷の釉薬から作り出した中間色を本当に美しく表現していた。 今は長女の順子さんが四代目徳田八十吉を襲名しているという。 今後注目していきたいと思った。
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