日常の何気ない出来事を〜つれづれに〜
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2011/09/28(水) 元気を貰いたくて太郎杉に会いに・・
今年の夏は突然の友人の訃報に接したり(それも相次いで二人も)その他にも色々と辛いことがあったりして、気分的にずいぶん落ち込んでしまっていた。
心の暗い日が何日も続くと何か自分でも行動を起こしてそこから脱却しなければと思うようになっていた。

気分転換が目的の今回の旅もそうで夕べはおいしいものをお腹いっぱいに食べて温泉につかってのんびりと好きなことをして過ごした。
今朝も温泉や読書やおしゃべりをしてからゆっくりと遅めのチェックアウトをした。

道の駅の「天城越え」まで出て5月のシャクナゲの時も来たけれどもう一度踊り子コースをのんびりと歩いて天城の「太郎杉」に会っていく。
今回は特に会いたいって強く思った。
いつもこの太郎杉に会うとなぜか不思議と心が落ち着いて大きな勇気と元気を貰えるような気がする。
滑川渓谷の水は透明で青いほど美しく、ごうごうと流れている音を聞きながら岸辺を歩いていく。

太郎杉は天城山中で一番大きな杉で県の天然記念物に指定されている。
推定樹齢400年の巨大な雄姿は太郎の名にふさわしく、樹高48m根回り13.6m目通り9.6m
多年の風雪に耐え今なお樹勢は旺盛とのこと。

私の好きな樹木で今までも何度かここに来る。
この大きな木の前に立って見上げると自分の悲しみや苦しさなんてちっぽけなものに思える。
元気をいっぱい貰って明るくなって帰途につく。

写真で見ると大きさが伝わらないけどこの木の前に立つとすご〜〜いと思うんだけどな!

2011/09/27(火) 不思議な雲の富士山
夏の疲れを癒しに伊豆の国市の温泉へ一泊で出かける。
夕食の前に入った露天風呂から富士山を眺めていたらいつの間にか宝永山を丸く囲むような不思議な雲が現われて・・・
急いでカメラに収める。
(露天風呂から眺める富士山が美しいということが売りの旅館だったのでカメラを持ちながらの入浴だったので(*^_^*)
こんな雲は見るのは初めてだった。
時間が経つとだんだん円形がくずれていって最後には普通の雲になってしまった。

もっとくっきり丸かったのに・・・

2011/09/14(水) 土アケビのその後
今日も暑く風もなく本当に蒸し暑い日。
富士山も南アルプスも見えなかったけれど・・・2週間ぶりに龍爪山に登る。

気にしていた土アケビは真ん中から半分に折れてしまって、もう枯れていくばっかりみたいで少し黒くなっていた。
今まで誰か心無い人が折ってしまったのかと憤慨していたが先日風の強い台風もあったことから、
もしかして自然災害で折れてしまったのかなとも思い直した。
折れていたのは台風のだいぶ前の事だったけれど・・・
もしかして風の強い日もあってこんなにせいの高い土アケビは耐えられなかったのかもしれない。

風雪に耐えて生きているのは人間のみならず植物も一緒だと思うと半分に折れた悲しい土アケビの姿がとてもいとおしく思えた。
この山に登る人がそんなに悪い人はいないんじゃないかと思い直すと少し心が軽くなった。

ツルニンジン、ツルリンドウの花が咲いてレイジンソウもたくさんつぼみを持っていたからこれからもこの山は次から次へと楽しめる。
頂上では可愛い小さなゲンノショウコの白い花が群生しシモバシラの花も咲き始めていた。
悪い方にばっかり考えないようにしようと思った。

真ん中から折れてしまっている土アケビ

2011/09/13(火) 熱海のMOA美術館へ
何年振りかで訪れたMOA美術館で、陶芸家人間国宝の三代徳田八十吉の古九谷展が開催されていて
思いもかけず素晴らしい作品群に出会え伝統的な九谷の色を現代に生かしたきらめく色彩の世界を堪能できた事は
本当にラッキーだった。
名品の数々は本当に美しい色で宝石のように輝いていた。
今まで色んな陶磁器の展示会などにも出かけたが今回のように感動したのは初めての経験だった。

企画展は特別に期待もしないでいつもの常設の国宝の野々村仁清の藤花文茶壺やレンブラントや
モネの絵画を見たり、能舞台や秀吉の黄金の茶室などを巡り、丁度大河ドラマの「江」を見ているので
千の利休が後の秀吉の茶頭になる織部にあてた自筆の手紙とかを興味深くゆっくり見ていたので
時間が無くなってしまってとっても残念だった。

徳田八十吉展の方を先にゆっくりと見たかったと後悔するほどの作品群であった。
古九谷の伝統的な色ではなく古九谷の釉薬から作り出した中間色を本当に美しく表現していた。
今は長女の順子さんが四代目徳田八十吉を襲名しているという。
今後注目していきたいと思った。

2011/09/07(水) 富士山一周パノラマウォーク
第6回目になる今日は前回のゴール地点「山中湖花の都公園」からスタート11:00 
公園はあれほど見事に咲いていた百日草もすっかり終わってしまっていてコスモスが咲き乱れていた。
先月は見ることの出来なかった富士山も快晴の今日は大きく雄大な姿を見せてくれているので
仰ぎ見ながら楽しく山中湖に向かって歩き始める。
30分ほど歩いて山中諏訪神社。湖畔沿いに尚15分ほど歩いていくと湖畔沿いに「白龍の松」が植えてあった。
竜のように横に伸びた樹形で何やら謂れがあるらしいがよく読まなかったよ〜〜(T_T)
山中湖は台風12号の影響で水かさが3〜5mも増しているということだった。(一番影響を受けたそうだ)
打ち寄せられた木くずや発泡スチロールのガレキがたくさんあっていつもの美しい湖ではなかった。
でもスワンボートがいくつか浮かんでいる間を白鳥が何羽も泳いでいるのは見慣れた山中湖の景色だった。
その後4.50分ほど歩いて文学の森公園に到着。
豊かな自然の残る東京大学の演習林の中でお昼のお弁当を食べる。風は涼しく秋の気配が感じられる。
文学の森公園は三島由紀夫や徳富露峰の文学館などがあって散策路が広がっている。
雑木がたくさんあるから秋はきっと紅葉が素晴らしいだろうなと思う。

昼食後今日のメインは籠坂峠を越えること。
籠坂峠の最高地点が1100mというから標高差は220m位だが4.50分間登り坂が一気に続くので結構ハード。
でもワレモコウをみつけたりミズヒキソウが沢山あったりして楽しく歩く。
籠坂峠頂上で一休み ここからは長い下りになるので足が自然に前に出て行ってとても楽になった。
下りの途中、藤原光親卿の墓があった。籠坂の矢筈山の山中で処刑されたとか・・・
ネイチャーガイドが説明してくれたけどあまり覚えていない(T_T)あとで調べてみよう。
籠坂は加古坂という字が書かれていた。加古坂神社は吾妻鏡(承久3年 1221年)に載っているというから
ずいぶん歴史が古いらしい。

この下りコースは歩道のない国道(富士パノラマライン)なので車の往来も激しく注意しながら歩く。
今日の予定コースの夕月公園から籠坂ゴルフクラブまでの歩けば20分ぐらいの間隔が今度の台風で
道が崩れて工事中で片側通行で歩行が出来ないということでバス移動することになったのがとても残念だった。
この夕月公園には富士山麓でしか見られないフジアザミがたくさんあると聞いていたのに・・・
迎えに来ていたバスに乗ってその間を移動。また降りてから10分ほど歩いてゴールの須走浅間神社に到着。15:40

富士山の須走口登山道の起点でもあるこの浅間神社の境内は杉の古木に囲まれた荘厳な雰囲気で
江戸時代後期に再建された社殿が歴史を感じさせた。
溶岩に鎮座する狛犬を遠くから眺めた。

約13キロを4時間半の行程だった。今回で丁度半分、籠坂峠が県境で今日で山梨県が終わって
来月からは静岡県に入ってきた。これからが楽しみ。
7月8月と暑いさなかを歩いたので今日はあまり汗にもならず吹く風も気持ちよく
いよいよ9月なんだな〜って小さな秋を感じながら歩けた。


帰りは御胎内温泉に寄ってたっぷり1時間半の休憩で疲れをほぐす。
家まで帰ってきて22000歩だった。良く歩いたよ!


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