|
2011/07/23(土)
富士山麓一周パノラマウォーク
|
|
|
勝山「道の駅」〜浅間神社北口本宮 13キロ 4時間半
今日の出発点勝山まで走るバスの窓から、今まで歩いた道を復習しながら眺めていく。 朝霧の道の駅から根原の集落〜山梨との県境を通って。 本栖湖からの南アルプスの白峰三山を期待したが今日は雲がかかってしまって残念。 精進湖から青木が原樹海を通って富岳風穴まで歩いたこと。 野鳥公園からねん場の民宿村からコウモリ穴 先月は西湖をバックにした富士山を見ることが出来なかったが今日はとても美しい富士山が見られた。 バスで走っても走ってもここを歩いていたんだなと思いこれだけの距離を歩いたと思うと人間の一歩の積み重ねってすごいなって改めてびっくりする。
出発前の準備体操を済ませて勝山を10:45出発 今回は美しい富士山を一日中眺めながらのウオークだけど富士の浅間神社までの道はほとんどがアスファルトの舗装道路を歩くコースなので暑いさなか、車の行きかう街中のウオーキングはとても大変だった。 今までの樹海の中の涼しいコースをこの7月8月に持ってくるように検討することがこのツアーの課題だなと思う。
河口湖畔を一時間ほど歩いて大池公園に到着してここで昼食。 ここからは正面に富士山を眺めながら富士河口湖総合公園までは街中を歩いていく。ここで15分の休憩。 今日は比較的涼しく31度くらい 風がとても涼しく感じられる。 ネイチャーガイドは植物や昆虫、野鳥などに詳しく立ち止まっては説明をしてくれるのでとても楽しい。
今日一番感動した昆虫の話 ススキの葉の先端を丸めて巣を作るカバキコマチクモは小町と名前がついているようにきれいな蜘蛛だそうだ。 木の葉の巣の中に夏に産卵して生まれた数十匹の子蜘蛛は二回目の脱皮が終わると、生きている母グモを食べてしまうそうだ。 巣を観察するときは刺されないように注意して見ないと自分は食べられながらも子蜘蛛を守るために 襲ってきて人間を刺してしまうそうだ。 秋に巣を開けてみると母親蜘蛛の強烈な母性愛の残骸が見られるそうだ。
もう一つコナラの木や暖香梅の若芽や若葉に寄生してできる虫こぶの話 五倍子と書いてフシと読むのだそうだ。 その中にアブラムシやハエが寄生してまるでその木の実のような形になっているものなどを観察した。 私の好きなきぶしは この黄五倍子と書くことも今回初めて知った。 何だかひどく感動しながら話を聞いた。
さてあと三分の一強だと言われ頑張ろうと気を引き締める。 熱射病にならないようにこまめに水分補給をして注意する。 137号線に突き当たって富士急ハイランドの楽しい賑わいを見ながら(ジェットコースターは自分が乗ってるかのように大声でこわ〜〜いなんて言いながら(*^_^*))ゴールの北口本宮浅間神社にやっと到着 本殿までの石段を登るのがもう嫌だったが(T_T)ここには千年を超える杉の大木とヒノキの大木があるので見学して参拝していく。
バスに乗って「温泉寺」という日帰り入浴によってゆっくりと疲れを取る。いつもこの休憩が一時間たっぷりあるので救われる。
家に着いて22819歩 よく歩きました〜〜 今回で4回目だがもう合計で53キロ歩いている。すごいね!
でも今日はこんな道が多かったの。
街行く人はこんな暑い日によく歩いてるなというびっくりした顔で私たちを眺めていたよ(*^_^*)
|
|
|
|